2024年4月21日(日)エルヴィスの存在
くもり一時雨。朝食は、ホットサンド、インスタントコーヒー。
なじみのショッピングセンターへ。食材を購入した後、書店をぶらぶらする。向かい側の新規にオープンした店舗が賑わっていた。その後、娘を街なかまで送ってから帰宅した。お昼は、上海焼きそば。食後にチーズ饅頭、ミニどら焼き。
ジェームス・M・バーダマンさんと村田薫さんの共著『ロックを生んだアメリカ南部 ルーツ・ミュージックの文化的背景』<NHKブックス>(06)を読んでいる。第一章に登場するエルヴィス・プレスリーについてだけ述べると、ポピュラー音楽界におけるエルヴィスの存在の特異性を感じた。黒人の間に流布しているブルースと白人が好むカントリーやブルーグラスを融合させたのが、それまで誰も明確には成し得なかった彼の功績であると。「ルーツ・ミュージック」は、基本的に、民衆が民衆に生活を送る上での喜びや苦しみを伝える形を取っている。黒人と白人の間に溝があった時代(過去形では済ませられないが)に、黒人の曲を白人に伝わるように、白人の歌を黒人に伝わるように歌ったのがエルヴィス・プレスリーであった。彼がリリースした最初のレコードのA面「That's All Right」とB面「Blue Moon Of Kentuckey」双方とも新しい感覚で歌われていたのだ。
夕食は、冷やし中華。食後にいちごミルク。
明日は、ヨメさんがお友達とランチに行くそうだ。また、CDがゆっくり聴けそうだ。
♪ Elvis Presley - That's All Right