相手に会った説明で仕事をスムーズに進めよう~書籍『賢い人のとにかく伝わる説明100式』での学びから~
皆さま、おはようございます。コウイチです。
本日のテーマは「 書籍『賢い人のとにかく伝わる説明100式』を読んで自分のやり方を見直してみよう」です。
この書籍『賢い人のとにかく伝わる説明100式(深谷百合子 著)』では、講師として職場コミュニケーションなどの研修を行っておられる著者が、社会人なら誰しもが身につけておきたい「説明のコツ」を簡潔な文章でわかりやすく伝えてくれます。
社会人になって20年すぎた私は、これまでの経験から自分なりの方法論を身に着け、失敗することは少なくなってきたとと思っていました。
ところが最近、人から質問されたときに簡潔に答えられなかったことがあり、自分のやり方や考え方を見直してみたいと思うに至りました。
そう思っていたところ、この本に出会い、自分のやり方をもう一度見直すつもりで読んでみることにしました。
これから3つ私が特に刺さった箇所を挙げていきたいと思います。
刺さった箇所① 「正しさ」よりも「わかりやすさ」
そうなのです。自分がその分野に詳しくなればなるほど、正しく伝えたいと話しすぎてしまい、その結果、かえって伝わらなくなってしまいます。
もちろん正確性が優先されるケースもあります。
しかし日々の仕事において、正しさよりも簡潔さやわかりやすさを優先すべきケースが多いのではないでしょうか。
刺さった箇所② 全部の内容を相手にわかってもらおうとしない
①とも繋がりますが、丁寧な説明がいつも良いとは限りません。
特に短い時間で説明する場合は、要点だけに絞る勇気を持つことが大事だと気付かされました。
刺さった箇所③ 相手をよく観察しよう
そして何より気づきになったのは、この本の根底に流れる考え方「相手をよく観察しよう」ということです。
これまで私は提案の内容ばかりに気を取られ、説明される側の分析が足りていなかったことに気づきました。
この本では人の思考パターンを8つの切り口で紹介しています。
私は説明する相手はこのパターンかな、と仮説立てた上で、日々の観察を通して精度を高めていこうと思いました。
相手に合った説明の仕方ができれば、相手も気持ち良いし、私も提案が通って嬉しいし、仕事がスムーズに進むことで会社にとっても良いことなので、三方よしですね。
今日からこの3つを実践できるように、まずはアタマの中でイメージトレーニングしていこうと思いました。
まとめ
書籍『賢い人のとにかく伝わる説明100式』について私なりの気づきを書いてきました。
基本を身に着けたい社会人1年目の方はもとより、説明することに関して自分なりの方法論をお持ちの方にこそ、この本に書かれていることを実践できているか、自己点検してみることをおすすめしたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。