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資格いおっさん38 特別編 試験日間近にどう整えていくか(前編) 食事と睡眠 1週間前から準備せよ

 数々の資格試験を受験してきたおっさんだが、試験日が近くなるにつれて生活自体に気を使うようにしている。無論、追い込みで勉強をすることはするのだが、それ以上に試験当日のコンディションや、ゆとりが大事だと思っているからだ。
 試験はある意味スポーツ競技の大会当日と同様で、試験で全力を出せるかどうかが、合否に確実に関わるものだ。

 今回は再び 資格いおっさん 特別編 として、試験日間近にどう整えていくか、おっさんの私見を述べたい。

<1週間前から、当日の戦いの準備は始まっている>


 おっさんは概ね1週間前から準備を開始する。本当は2週間ぐらいかけて慣らしたいところもあるのだが、試験前後での仕事や、試験以外の目的のために過剰に時間が取れないので、最低1週間は調整に時間がかかると位置付けている。

 具体的には以下の事を行う。

① 睡眠時間の確保と、就寝・起床時間の微妙なスライド
② 食事量の一時的な増加
③ 試験に関係ないものの排除
④ 最終的な入念なプランニング
⑤ 人に合う機会を意識して減らす


一つづつ詳述していきたいと思う。

<① 睡眠時間の確保と、就寝・起床時間の微妙なスライド>

 睡眠時間が短いと調子が出ないのは常識だ。また、単にしっかり眠るだけではなく、試験当日に、眠気が邪魔をしないような調整を行う必要もある。即ち就寝・起床時間の微妙なスライドである。

 おっさんの例で言うと、普段は5時台に目が覚める。そのまま6時までは布団でうつらうつらするか、用事があればすぐ起きルカのどちらかであるが、試験の時は30分~1時間ぐらい、あえて起床時刻を遅らせるようにしている。

 これには試験の開始時刻の関係がある。試験は9時頃にスタートすることが多いので、普段の業務とは異なるのだ。

 おっさんの普段の業務は7時半スタートであり、だるい身体を起こしながら急いで職場に向かい、途中で少しづつコーヒーを飲みながら、強制的に覚醒させつつもセーブし、ギリギリでデスクに着くようにしている。
 午前中の時間帯は元来得意ではないので、昼まではぼんやりしながら、なるべくルーティンワークをして過ごす。
 仕事はある程度は自分で調整もつき、今のところは朝はベストコンディションでなくても可能なのでこれで良い。

ところが試験は9時にベストコンディションを作らなければならない。


 調整方法は色々あるので個人で試すしかないが、この問題を解決するために、おっさんの場合6時半ぐらいまでは自由に眠り、少しでも眠気を排除しておく方法が良いように思う。

 言い得て妙だが、ギリギリまで寝て、あとはいつものようにコーヒーを飲みながら慌ただしく動くと、眠気も少し取れ、緩急で緊急警報発動のように体が活性化する。身体には悪そうなのだが、これで何とか強制的にトップギアまで入れている。

<② 食事量の一時的な増加>


 食事量も少し増やす。普段は1~2食で済ますことも多いおっさんだが、試験前は体力をつけるためにあえて1食増やす。

 午前中が苦手な上に、お昼食べると午後も眠くなって困ってしまうという、どうしようもなく昼稼業のサラリーマンが向いていないおっさんなのだが、それでも試験直前の時期は、眠気を恐れず昼食をなるべく軽めに摂るようにしている。

 普段から3食という人からすると、意味が分からないかも知れないが、おっさんは普段食欲があまりない。また、食べると眠くなるのが嫌で、仕事の関係からも、色々な事に対応するために、日中は食べすぎないようにしているのだ。

 こんなおっさんが食事量増加を始めると、体力だけは徐々に上がっていく。食事量を増やして3,4日あたりから、運動しても疲れにくくなり、1日ぐらいの夜更かしなど、多少の無理もできるようになる。実はこれが大事に思う。

 ①でも述べたが、試験日の試験開始時刻には、強制的にトップギアに入れるのだから、その負荷に耐えられる身体も必要になってくる。

 午前中は勿論全力疾走だが、試験によっては午後も、一旦昼休みを挟んで再度トップギアスタートを決めなければならない。
 たった1日の試験ではあるが、これはかなり消耗する。故に、少し前から食事量の増加が欠かせないのである。

 普段3食の人は、ちょっと食事を豪華にするなどが良いのかもしれない。聞くところによると、試験前に好物や、鰻などの精が付く食材を食べる人も居ると聞いたことがある。
 食事の質が変わるだけでもかなり違うのは容易に想像できることだ。

次回に続く

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