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続けるという意義
僕は過去に自分から辞めたことが2つあります。
一つは小学校1年生のときに通っていた書道
もう一つは新卒で入社した会社です。
部活は中学で野球、高校でバスケをしていましたが引退まで休むことなく続けました。
書道はその当時の親友と一緒に通っていたのですが、ある日親友が風邪で休んだとき一人で行くことになりました。
週に一度の習い事だったのですが、初めて一人で行動することに緊張したのを覚えています。教室に行くと何度も通っているはずなのに全然別のところに来たような感覚で、普段は話もしないおじいちゃんおばあちゃんの生徒さんからたくさん話しかけられました。今思うと僕が一人で来てみんな気を使ってくれただけなのに僕はそれがとても怖くて時間がとても長く感じました。
次の週、親友は風邪も治り一緒に行く約束をしたのですがどうしてもその時の恐怖心が拭えずズル休みして、そこからは一度も行くことなく辞めました。
母にはかなり詰められました。何が嫌なのか理由は何かさんざん聞かれたのですがうまく言語化できず母が折れるのを待ちました。
以後、何か習い事をしたいと言うたびに
「辞めるなよ」と念を押されるようになり
僕の中で何かを始めたら辞めてはいけないと強く思うようになりました。
それからは塾やそろばん、空手教室など卒業する時期が来るまで辞めることはありませんでした。
中学や高校で部活を辞めていく友達もいましたが、辞めた子は普段学校で会うときもどこかよそよそしくなったり、部活の先輩や顧問と会うのも気まずそうにしていてそうはなりたくないなと思っていました。
会社を辞めた話は以前も投稿したのですが、鬼のような激務そして同じような毎日。他にも営業所内での盗難や仕事のできない同期との外回りで契約が取れてもコミッション折半など色々と重なり辞めてしまいました。
さすがに仕事を辞めるのは書道を辞めるよりも桁違いに不安で勇気がいりました。
次の仕事を考える中、父に
「なんでも仕事10年続ければプロになれるよ」
と言われたのを最近思い出しました。
僕は今、自営業として働いていますが最初の一年は祖父のスネをかじりながら月5万円ほどの収入とむしろ赤字の月も多く、出費と入金のズレでひどいものでした。
初めて自分で名刺を作ったとき
個人事業主として代表と書くのがすごく恥ずかしかったのを覚えています。
当面は屋号と名前と連絡先だけの名刺を使っていたのですが
コストコでビジネスメンバーになるためには代表と書かれた名刺が必要で作ることになりました。
僕はまともに稼げてもいないのになんの代表なんだろう。
そんな事をずっと考えていました。
でも続けるとはすごいもので、とにかくやろうと思った仕事が認められるはずだと信じて破綻しないようにコツコツと努力をしました。
僕には人を引き付ける魅力も無ければ、時代を読むような事もできません。
大きくお金を借りてチャレンジする勇気もなかったです。
でも5年を超えたあたりで生活には不自由しない程度になり
今は代表と言っても恥ずかしくないようになりました。
ひとつ好きな画像があります
この画像が僕は好きで今やっていることが何に繋がるか諦めそうなときは多いのですが、そんなときにとりあえず自分がやりたいことを続けようと思っています。
今まで10年で、後から独立した友人に一瞬で売上が抜かされたり
新規で似た仕事をし始めた人に仕事を取られたり、器用に僕は仕事ができる方ではないですがまぁ人生は長いのでゆっくりでもいいかと思っています。
noteにもすごい数のいいねやフォロワーがいてる人をみると虚しくもなりますが、コツコツ続けて何かの成長になればと思っています。
続けた先でこの投稿を微笑ましく読み返せる日を楽しみにしています。
こんた
お読みいただきありがとうございます。
このnoteは妻のハンドメイド販売を世に広めたく
日々更新しています。
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