自己愛性人格障害者のモラハラに至る考え方と感情、行動について現状のまとめ。

とても長い文章になっています。

これは自分の今までの行動の記録とそして何故モラハラという行為をしてしまうのか。その行動の裏にある感情、モラハラに至る心理について自己愛性人格障害者本人として自分と向き合う為に書き出してまとめてみる事にしました。

そしてこの状態は現在進行形です。この障害が改善した訳ではありません。自己愛性人格障害真っ只中の記録です。

あくまでも自分の行動の意味、感情を文章にして残した記録なのでそれ以上の意味はないものとして読んで頂けたら助かります。

こんな事を人目に触れる場に残していいのかは分かりません。ただの自己満足です。人によっては不快に感じてしまう内容だと思います。その点はどうかご注意頂きたいと思っております。

今後も思い出したり気付いた事があったら書き足したり修正していきたいと思っています。

もしも興味がある方は最後まで読んで頂けると嬉しいです。

これが当たり前の考え方だと思っていた。少しおかしな部分もあったけどそれも自分の個性。そういうものだと思っていた。

人の行動には意味がある。それが例えモラハラだとしても。

自分を正当化する気は全くない。でも自分も含めこういう人はどこかで悲しみや孤独感、誰かに認めて欲しい、愛して欲しいという気持ちが人一倍強いように思える。自分は男なので特に女性、パートナーにそのような感情を受け止めて欲しいと思ってしまう。

そして自分に自信が持てず他人を信用する事もできないようなどうしようもない部分も含めて自分の全てを受け入れてもらえるような人をいつも探している。

もしそのような人を見つけたら持ち前の外面の良さ(相手に興味を持っているふりをするのが上手い)を活かして懐に入りこみ自分の我儘、全てを受け入れてもらおうとする。

自分の言う事を何でも聞いてくれそうな人、自分の全てを受け入れて従ってくれそうな人、支配できそうな人を本能で見分けているような印象があるがそこはとても慎重で相手の事をよく観察した上で行動を起こす事が多い。

とても用心深くプライドを傷付けたくないので絶対に大丈夫であるという確信を持ってから本格的な行動に移る。

人間関係の初期は親切で自信があってすごい人間であるかのように振る舞う事が上手い。その為初対面の人との会話や面接などの一発勝負は結構得意だったりする。そしてすごく期待されるのだが自分の実力が無い事がじきにバレてしまい失望される事が多い。

そして自分の実力の無さを認められずに他人のせいにして努力せずにいじけて文句ばかり言って孤立していく。当然だろう。

とにかく自分に自信が無く自分の実力が大した事がないのは自分が良く分かっている。でもどうしても認められない。認めたくない。認めてしまったら今までの人生を全て否定する事になり全てが無くなってしまうような恐怖が常につきまとっている。

そんな脆くて情けない考え方で生きている事を他人に知られたくない。バレたくない。自分をすごい人間に見せたい。これはもう考える前に反射的にやってしまうクセだ。

でも内心では誰かに本当はこんなに脆くて情けないダメな自分を分かってほしい。受け入れてほしい。というギャップを常に抱えている。

自己愛性人格障害者と付き合い出した、または結婚したら豹変するというのはある意味自己愛性人格障害者がそのパートナーに心を許した瞬間ともいえる。自己愛性人格障害者としては作戦通り。無事願いが叶った訳だ。自分の全てを受け入れてくれる存在を手に入れた。

変に計算高い所もありここまではほぼ確実に上手くいく。全て自分のプライドを傷付けない為の計算の上だ。だがそこからはパートナーにとっては地獄の始まりとなる。

とにかく自分に自信がないのでどうにかして自分から離れないように動き出す。まず分かりやすくいえば束縛だ。まだ本当の意味でパートナーを信頼している訳ではない。というか最後まで信頼できない。

自分の全てを受け入れて欲しいと思いながらも本当に大丈夫なのかと妙に疑い深い部分がある。何かあれば自分の前からすぐに居なくなってしまうのではないかという不安や恐怖がパートナーを束縛する事に繋がる。

そして無視。明らかに機嫌が悪くなる。パートナーに罪悪感を感じさせていかにパートナーが自分に対して悪い事をしたのかを思い知らせたい、罰を与えたいという気持ちからそういう行動をする。そしてどこまでが許されるのか、受け入れられるのかを試している側面もある。

ただこれをしたからといってパートナーの事を本気で信頼できるようになる訳ではない。常に不安と恐怖の中にいる。これが本当にタチが悪い。

これだけでも十分迷惑だがまだ本性を全てさらけ出した訳ではない。ここからは更にひどくなっていくだけだ。

自分からパートナーが逃げられないようにパートナーの全てを否定をする。パートナーの親も友達もそしてパートナーの人格否定もとにかくパートナーの自己肯定感を下げるような事を言い続けて逃げ道をふさいでいき自分に依存させる。

自分の事だけ見て欲しい。自分の近くにいて欲しい。離れてほしくない。いつもそんな不安と恐怖を感じている。

自分はパートナーに対して身体的な暴力をした事は無いが壁を殴ったり蹴ったり物に当たる事でパートナーを威嚇するような事はした。この時は口で言ってもダメ(もちろん人格否定等のモラハラ的発言)。不機嫌な態度で分からせようとしてもダメ。それでも何とか自分に従わせたい。このままでは逃げられる。

どうしていいか分からず怒りで暴走した。こうなるともう本当に危険だ。すぐに助けを呼ぶなり逃げるなりした方が良い。

こんな事が日常的に続く。パートナーにとっては地獄でしかない。

だからといって自分の魅力を磨いて自信を付けていこうとはしない。自分で書いていても分かる。どう考えても努力の方向が間違ってる。

口喧嘩では女性の方が強いという情報を見かけたりするがモラハラをする人は男であってもパートナーとの間では口喧嘩が強い。というか絶対に負けない。そもそもが自分の言う事を聞いてくれそうな強く言い返せないようなパートナーを選ぶからだ。勝てる勝負しかしない。これに尽きる。

社会生活において他人に興味がないのは自分の実力の無さを知られたくないからだ。プライドだけは人一倍強い自己愛性人格障害者は本当の自分を知られてしまうとバカにされる。相手をしてもらえなくなる。自分の居場所がなくなってしまう。そんな不安と恐怖をいつも抱えている。

本当に実力がある人の前では自分の実力の無さがバレないようにとにかく必死に取り繕ってプライドを守ろうとする。嘘でも知ったかぶりでも何でもバレないようにその場をしのぐために必死になる。

でもきっと本当に実力がある人にはバレている。分かっていてもその場では必死だ。周りから見たら滑稽に見えているだろう。

そういう意味では本当に実力のある人、本当にすごい人に対して苦手意識がかなり強い。

そして自分の重要な選択の場面でも自分のプライドを守る為だけに失敗する可能性が低い楽な選択肢を選び続けた。負けそうな勝負はしない。勝てる勝負しかしない。もちろんその先に成長はない。そしてこのザマだ。

自己愛性人格障害者と関わってしまったらどうしたらいいのか？という答えはどんなサイトやブログを見ても全て同じだ。「距離を置く事」「深く関わらない事」「冷たく対応する事」「とにかく逃げること」すべて正しい。どんな時でも自分の身を心を守る為の行動に間違いはない。

でも勝手な事を言うと自己愛性人格障害者も苦しんでいる。生涯孤独でいる事が他の人の為になるのならそれでも構わない。でもやっぱり寂しいし悲しすぎる。だから自分は少しずつでも変わっていきたいと思っている。

そのきっかけを何とか掴む為にこの場を借りて自分の醜くてどうしようもない内面を残して嫌でも自分と向き合うように全力で文章を打った。

今の所明確な解決策はない。ずっと昔から自分はそうやって生きてきた。最近やっと気付いたに過ぎない。

今できる事はできる限り他人と深く関わらないように気を付ける事。他人と深く関わらなければここまでに書いたモラハラのような行動が出る事はほぼなくなる。

しかしこれでは本当の意味で障害を乗り越える事はできない。悲しい未来しか待っていない。

負ける事も経験だ。自分よりすごい人なんかいくらでもいる。noteを見ているだけでもすごい人達ばかりだ。

負けるのが怖くて自分の世界に逃げたくなる。でもいちいちプライドを傷付けて逃げている場合じゃない。もう充分逃げ続けた。

今はとにかくやれる事、やってみたいと思う事を逃げずにやる事で自信を付けていきたい。noteにこの記事を残したのもその一つだ。自分なりに解決策を模索していくための第一歩を踏み出せたと思っている。

もしも最後まで読んでくれた方。長ったらしくて為にならないこんなどうしようもない人間の話を最後まで読んでくれた事に感謝しかありません。

他の記事ももし時間があれば読んで頂けると嬉しいです。

本当にありがとうございました。