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ただ、若い男の子をかわいがるだけのひとではありません

「12月から、異動になりました」とラインがきた。

前の会社で「この子が残れる組織になったらいいな」と思っていた27歳くらいのひと。ただ、わたしが若い男の子をひいきしていたのではない。

成長を全面に押し出す組織で、成長だけではどうにもならないフェーズが来ていた。だから成長したい気持ちを持ちつつ、イマドキの感覚を持つこの子が残れる組織になったらよいはず…!と密かに思っていたのだ。

もうすぐ会社を辞めて1年になる。そのひとがまだ、そこでがんばっていることを、とても嬉しく思った。「来期には昇格します😤ともいっていて、かわいい。こういう絵文字を使うところ、やはりイマドキ。

こういうとき、異様なまでのうれしさを感じる。「がんばっているひとが報われてほしい」という気持ちは変わらないなと思い出させてくれる。

がんばってるひとが、外的要因によってぽっきり心が折れてしまうことはよくあること。だからその心の火が消えてしまわないように、応援する係をしたいんだなと。

君の昇格の前祝いに、クリスマスティーを飲みます。

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このつき
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