今年は、わたしがきみを幸せにできる学問を見つけた
今年最大の出会いは「アユールヴェーダ」だと思う。アユールヴェーダとは「予防医学」で、病気を治療する現代医療とは異なり「病気にならないようにしましょうね」のスタンス。それでいて「心の成長とかがめっちゃ大事!」と考えている学問なのだ。
これまでぼんやり大事だと思ってきたこと、でもうまく言い表せなかったことを、体系立たせたもの。それがわたしにとってのアユールヴェーダ。
オリエンテーションで話を聞いたとき、はじめて習うことなのに「わたしはそうだと、知っていましたよ」と秘境の洞窟に籠っていて、たまに病気の旅人のために出てくる長老みたいな気持ちになった。不思議な感覚だった。
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ずっと「趣味」「好きなこと」「興味のあること」を聞かれても、うまく答えられなかった。「幸せに生きるために必要なこと、を追求していくこと」が本気で趣味だと思っていた。
わたし的には論理的というか、理にかなっているというか、筋が通っている。空いた時間にしていたことって、大抵「幸せに関係すること」「精神的に成長すること」。
だからそれが本当に好きなことなんだけれど、仕事の業界を選ぶという大きなことから、趣味を答えるという小さなことまで、どうしても「もっと縦割りな答え」があった方がいい気がしていた。「運動」「食事」「睡眠」「コーチング」「片付け」とかみたいな、分野とも言える、名詞でわかりやすいやつ。
でもずっとわたしは「これ!!!!」ってものが見つけられずにいた。全部大事で、逆にいうと極めたいものもない。全体を考えているからこそ絞れないのに、業界とか絞らせようとしてくるのなんなの?!わたしが満たされるものはなんなの?!とさまよっていた。
全体を考えて本質を追求したいこの姿勢が、わたしらしさでもある気がして、やっぱり一つには絞れなかった。
(その点フリーランスという働き方は仕事や組織の全体を見ることができる職種が少なく、縦割りな仕事がほとんどであり、著しく向いていないこともわかった。)
わたしがホイスコーレ見つけた時にも「これだ!」と思ったようにアユールヴェーダにも同じようなことを思っている。
「出会い」はいつだって、タイミングや意味がある。このタイミングで出会えてとてもラッキーだし、今年がわたしのキーポイントになることは間違いない。8年前のように。
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じゃあ、学校に出会う前の半年は平凡だったのか?って振り返ると、ジョージア行ってるし、国内5か所、国外2か所旅行してるし、デンマークに行くのを決めたのもこの時期だし、日本で楽しい飲み会をたくさんしたし、平凡どころか近年稀に見る充実度合いなのである。
今年のことなのに、「あ〜〜あったね〜〜」と昔のことのように思う。
「そう思うとやっぱり、上半期に流行るより、下半期に流行る方が色々有利だな~」ってアーティストもしくはタレント、流行語大賞選出委員目線になる。同じくらい流行ってても、後半に流行った方が、音楽特番呼んでもらいやすそうだもんね。って本気で考える。え、これ年末あるあるだよね?