生きる上で師をもつということ
私は物心ついた時から、自分は今こういう環境にいて、こういうことを頑張ろうと思っていて、という事を幼いながらに便箋に書いて師へ送っていた。
最初は返事など返ってくるわけはないと思っていたが、ちゃんと私の名前宛に、手紙が来た時は信じられないくらい嬉しかった。
それから人生の節目節目で、お手紙を書いて、挑戦したことの結果如何に関わらず、師に報告して、ある時は嬉しさを、ある時は悔しさを、そのまま報告していた。
何億という人々の陣頭に立ちながら、こんな辺鄙な田舎町の一介の子供の事