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不動産会社の新人営業部で講演をした話

私は密かにnoteのバッジを集めている。
noteは頑張るとバッジをくれて
褒め称えてくれるのだ。
これはゲームをひとつずつ
クリアしていくかのような感覚で
独りで楽しみながら続けられる良い作戦だ。
noteを続けて2ヶ月半になり
新しく追加された
「サークル」機能のバッジ以外は
ほぼ手に入れましたが
ふと空いている箇所があるのです。
(サークルに関してはまだ考察できず)

コレです。
『仕事依頼記事』
これが書ければバッジコンプリートなのです。

しかし、無職の私が仕事依頼記事とは
なかなか難儀なもので。
いや、無職だから書くべきなのか。

銀座を引退してから面白かったお仕事は
『講演会』でした。
なので今回は『講演会』の話をば。

人生で初めての講演会は
銀座の一等地に事務所を構える
(1フロアの家賃が1千万円のビル)
不動産会社の社長さんからの依頼でした。

対象はその年に入社して3ヶ月ほどたった
不動産営業部50人ほどでした。
講演者は私ひとりではなく
大手保険会社の営業トップの方もいました。

最初は保険会社の営業トップの男性が
パワーポイントで作成された
プリントなどを配布して
保険会社から脈々と受け継がれた
ロジカルなマニュアルの
ノウハウを説明し
「営業とは」を語ってました。

だいたい営業方法としては同意でしたし
2番手の私が同じ話をしても意味がない。
都内3000万のワンルームを販売しなくては
ならない不動産新人営業部に向けて
何が話せるかなと。

そもそも私が講演会に呼ばれた理由は
「銀座のママの営業方法」なわけです。
それは富裕層との関わり方なんですね
まず段階を追っての富裕層の人脈の作り方とか
営業には社内営業と社外営業があるだとか
そんなんを一通り話した後に
私が伝えたのは
「売るものがある」人の営業は強い
ってことですね。
水商売は実は何も売ってないんですよね。
言うならば空気を売っているのです。
よくお客様が
次の日残るのは領収書だけだと
笑ってましたが。

なので世の中の大方の営業職の方は
「ものを売っている」時点で
商品とお金が等価なので
自信があれば売り込めるんですね。
本当に商品が良ければお客様には
得しかないですから。

それに比べて水商売は
空気を売っているので
世の経営者の方々からは
営業力の最高峰として
ある種の
支持をされる所以なのだと思います。

こんな話をですね
ヤクザの話も交えながら
話すとですね
若者からめちゃくちゃウケるんですね

講演会は有難いことに好評で
その後もいろんなところで喋り倒しました。
話すのはもともと商売でしたからNE。

講演会が終わっても
個人的に質問にくる若者の列が
大変嬉しく
元銀座のママとして
お役に立てることがあるのだなと
思いました。

今は疫病で講演会も全て中止の世の中ですが
世が落ち着いたら
またこういうお仕事も受けていきたいなと。

これを仕事依頼記事とさせていただきます。

よろしくお願いいたします!


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ぬん
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