見出し画像

暑いから読みたい本を自由に選ぶ

こんにちは!
此島このもです。

夏ですね! 暑いですね!

ということで、今日は図書館に行ってきました。

暑いとやる気が出なくなりますよね。
やる気出ないときは図書館ですよ😎

普段と違う場所で気分を変えるとやる気が出(るときもあり)ます!!🐈ニャーン


でね、何をしたかと言いますと、

私は普段の読書ペースはかなり遅読派なんですね。

だから図書館に来ても何冊も本を借りられません。

図書館のルール上では借りてもいいんですが期限までに読めません。

でも、たまに「もし全部読みきれるなら何を読む?」と仮の設定で本を選ぶとめっっちゃくちゃ楽しいんですよね!

素敵な料理選び放題のバイキングに来ているみたいな気持ちですよ。連れは容量無制限の胃袋です。
最高か????


というわけで、本日は「もし全部読みきれるなら何を読む?」と自分に問うて図書館内部をぐるぐる周回した結果えらばれた10冊の本をお伝えします!🥳イエーイ👏パチパチパチ


①『おおきなおおきなおいも』

子供のころ読んでとても楽しかった思い出のある一冊です。久しぶりに読みたくなって選びました。おおきなおいもを子供たちが料理するシーンが好きです。たくさんの子供が芋を切ったり揚げたりとさまざまな作業をしていて、それぞれが何をしているのか考えるのが楽しかったなあ。


②『毒草の少女』

(古い本なのでお値段が大変なことになってますね)
世界の怖い話や不思議な話を集めた傑作集です。表題作の「毒草の少女」は『緋文字』のホーソーンが作者です。ホーソーンだから面白いんじゃないかと思って選びました。


③『バースデイ・ストーリーズ』

村上春樹が誕生日にまつわる数編を選び自ら翻訳した短編集です。それぞれの短編のはじめに村上春樹による作者紹介が書かれているのが魅力です。作品の理解を深める一助になる気がします。


④『ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹』

私の大好きな歌人、穂村弘が『図書館の外は嵐 穂村弘の読書日記』という本で紹介していた一冊です。タイトルがいいですよね。すごく印象に残るし面白そう。


⑤『名もなき人たちのテーブル』

タイトルで選びました。船旅の話らしいんですがタイトルはテーブル? どういうことでしょうか。わからないけど「名もなき人たち」ってことは成功者とかじゃない、市井で日常生活を戦っている人々が出てくるんじゃないかしらと勝手に想像しています。


⑥『南極ではたらく かあちゃん、調理隊員になる』

「南極で働く」人のエッセイってだけで面白そうなのに更にそこに「料理」が加わる! 私は料理エッセイが好きなので胸躍りますね。南極ならではの苦労とか楽しみとか色々あるんだろうなー! 気軽に読めそうなところもgoodです😊


⑦『無戸籍の日本人』

戸籍を持たない人たちのノンフィクションです。戸籍がなければ学校に行けず、健康保険証もなく、選挙にも行けない。そのような方たちのことを知りたいと思い選びました。


⑧『難病カルテ 患者たちのいま』

私には難病で亡くなった親族がいます。難病の当事者の方、その家族の方が感じていることや考えていることを知りたくてこの本を選びました。不用意な発言をしないためにも、知ることって大切だと思うんですよね…。


⑨『お菓子の箱だけで作るすごい空箱工作』

この方の作品をTwitterで見たことがあって、すごいなーと思っていたのでこの本を見つけてすぐ選びました! 表紙だけでもうすごいんですけど…?! しかも詳細な作り方説明が載っている! 夏休みの工作にも良さそうですね☺️


⑩『Mozuミニチュア作品集こびとの世界』

ミニチュアって大好きなんですよ〜。小さいのにリアルなものにすごく心惹かれます。この方の作品の素敵なところは、部屋の壁をぺろっとめくるとミニチュアの世界がひろがっている…と感じさせてくれるところ。絵本の世界みたいでときめきます…好き!!


以上です!

「もし全部読みきれるなら何を読む?」の視点から本棚を見る遊びはたまにやります。

その遊びをする時の心理状態とか周りの状況によって惹かれる本に変化があるのがすごく面白いんですよね。私の心が何に惹かれているのかを第三者みたいに観察することで、自分の心が生きてることを実感できます。状況によってゆらぎがあるのが生きている証のような気がするので。

もちろん同じ本を何度も選ぶこともあります。そのときはやっぱり読みたいんだなと判断して優先的に読みはじめます。

読みたい本を自由に選ぶことを通して心を観察できるので、自らと向き合う方法の一つとしてもおすすめの遊びですよ〜😙


📚追記
ここで選んだ本を何冊か読みましたので感想を書きました↓

いいなと思ったら応援しよう!