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落ち込む私の相棒
なんとなく気分がスッキリしないので、noteの更新をつぶやきにして他の方の記事も見るのをやめてリフレッシュを図ったここ数日。
ところが全然リフレッシュできずに気持ちは落ち込むばかり。
ついに夜眠いのに眠れない、鬱っぽい症状も出てきた。
なんでだろうと思ったけれど、たぶん自分に原因がある。
私は状況がどう転んでも「自分が悪い」と思ってしまいやすいタイプ。
数年前に仕事を辞めてから、短期のバイトはちょこちょこしているものの、定職についていないことをうしろめたく思っている。
我が家はそれで食べていけないわけでもないし、私は前職で精神的に病んでしまったので療養期間が必要なことも事実。
けれどそれでもどうしても、お金を稼いでいないことを苦しく思ってしまう。
noteを始めてからは、別になにも収入を得ているわけではない※けれどこれが私の仕事のつもりで書いてきた。
でも今はちゃんと記事を書いていないから、仕事をさぼっている気分になってしまって、その罪悪感が落ち込みの原因になっているんだろうなと思っている。
落ち込んでいるときには短歌が似合う気がする。
サバンナの象のうんこよ聞いてくれだるいせつないこわいさみしい
とかぴったりじゃないか?
恋人の恋人の恋人の恋人の恋人の恋人の死
包丁を抱いてしずかにふるえつつ国勢調査に居留守を使う
午前四時半の私を抱きしめてくれるドーナツショップがないの
ひかひかの蜘蛛のめんめの表面が艶消(マット)になるよ、死んだ瞬間
この辺も落ち込んだ気分にピッタリ。
○「恋人の〜」は破滅的な雰囲気が好き。
「恋人」って私にとっては大切な存在で愛を連想する言葉だけど、こんなふうに何度も繰り返されたら愛も何も感じなくなってのっぺらぼうな人間のイメージになってしまう。そんなに「恋人」を繰り返してどうするんだろうと思ったら唐突に「死」で終わる。落ち込んだ気分にぴったり。
○そしてこういう時って外の世界との繋がりを断ちたくなるので、「包丁を〜」で居留守使うことにすごく共感する。国勢調査どころかクロネコヤマトにだって居留守使いたくなっちゃうよな。
包丁を抱いてふるえている張り詰めた感じも好き。
○「午前四時〜」はもう私何も言うことない気がする。こんなふうに行き場がないって思うことみんなあるよね??? 落ち込んでる時は自分ちにいるのに行き場がない感じがする。
しかも短歌の中では「抱きしめてくれるドーナツショップ」なの。単なる行き場じゃない。優しく抱きしめてくれる場所、それが必要なんだよぉうぁぁぁぁ!!!
○「ひかひかの〜」はこの短歌を知ってからずっと好きだ。私は蜘蛛は嫌いなんだけど。なんでだろうね。「ひかひか」「めんめ」とか幼児っぽい単語と「蜘蛛」「死」とかの気味悪い単語が合わさってるのがいいんだろうか?(わからん)
死んだら目から光が消える表現というのはアニメとかでよく見るね。現実でおじいちゃんを看取った時はおじいちゃんの呼吸がしずかにしずかに弱くなっていって、いつ亡くなったのかわからなかったよ。
死んだ瞬間に光が消えるようなわかりやすさを私は求めているのかなあ。
短歌は私にとって落ち込んでいる時の相棒のように感じる。モヤモヤした落ち込んだ気分に輪郭をくれる。
言葉でモヤモヤを捕まえてくれると言い換えても良い。
だから短歌が好きなのかもしれない。
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