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結婚式を挙げるなら

とはいえ、わたしはまだ結婚していない。

最近、彼との間で結婚式の話をした。
彼の気持ちをまとめると、結婚式はしなくてもいい、ということだった。
そっかあ。
しないのかあ。
少し、ショックだった。
別に友達も少ないし、結婚式をしたい!!!という願望もそんなになかったけれど。

わたしは小さい頃に両親が離婚しているので、母と叔母、祖父母が面倒を見てくれた。
子どもがわたしだけなので、母が結婚式に親として出られるのはわたしの時だけであろう。
そしてわたしが中学、高校の時はほとんど叔母の家に居候していた。
母と同じくらいわたしのことを可愛がってくれた叔母には、結婚式で花嫁と歩く父親役の代わりをしてもらうつもりだった。
長年病を患っていた亡き祖父にも結婚式に参加して欲しかったし、認知症の祖母にもわたしの花嫁姿を見せたかった。

今、大学院生の彼と結婚するのは、早くても1年後。
1年の間に何があるかわからないし、彼が結婚式をしたくなるかもしれない。

だから、理想の結婚式について考えようと思う。


結婚式を挙げるなら

わたしはピアノが好きなので、結婚式では是非ピアノを弾きたい。
曲ももう決めている。
山口百恵さんの「秋桜」
嫁ぐ娘が、母を想った歌である。

ありがとうの言葉をかみしめながら
生きてみます私なりに
こんな小春日和の穏やかな日は
もう少しあなたの子供で
いさせてください

作詞作曲:さだまさし「秋桜」

すべての歌詞が心に染みる。
たぶん、ピアノを弾きながら泣くと思う。
すでに練習もしていて、祖母の家で弾いていた時は祖母が涙を流して喜んでくれた。

あとは、先ほど述べたように、叔母と一緒に入場し、お色直しの時には母と叔母と退場したい。
祖母も元気な状態で参加してほしいし、祖父の写真も置いておきたい。
現在小学生の従姉妹がピアノを弾けるので、入退場の時に弾いてもらおうかしら。
ちなみにわたしも叔父の結婚式の入退場ピアノを弾いた。


まだまだ夢は膨らむのだけど。
文字に残したら、気持ちが少し落ち着いた。
でも一生に一度かもしれない結婚式よ?
結婚式挙げたいよね、
白無垢もドレスも着たいよ〜

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