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ゆるやかに広がる多治見の魅力
旅行三日目、瀬戸を出て岐阜県の多治見に向かった。瀬戸から電車で行きやすく、モザイクタイルミュージアムを見たかったからだ。知人に「多治見に行くなら本町オリベストリートを見てきたら」と言われ、もう一つの予定もすんなり決まった。
この日はあいにく小雨混じりの天気だったが、モザイクタイルミュージアムはカメラを持った女性、家族連れなど幅広い年代の方でにぎわっていた。
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時代ごとにタイルの色、デザインが変化していくのが興味深い。ミュージアムショップではタイルの詰め放題が楽しそう。多治見は街のお店でも小さなタイル一枚から売っていて「かわいくアレンジして使える人にはいいだろうな」と思った。
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多治見駅に戻り、本町オリベストリートへ。ランチは途中にあったタイ料理店、カオニャオでカオマンガイをいただく。旅行終盤でのアジア料理がうれしい。
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美濃焼の陶磁器問屋が並んでいたという本町オリベストリートは、黒を基調とした建物が多く風情がある。かまや多治見、koyakoyaなど複合型の店を中心にゆっくりと見て歩く。
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オリベストリートの裏手に素敵な和菓子屋さん、菓匠庵よねやまを見つけた。定番から創意工夫が凝らされたものまであり目移りしてしまう。人気の麩まんじゅう、うながっぱどら焼きを購入した。うながっぱどら焼きはボリュームがあり、生地がしっとりして美味しかった。
最後はヒラクビルにある喫茶わにでお茶。旅の満腹感と疲れに甘いチョコプリンとコーヒーが染みる。ヒラクビルも本屋やシェアオフィスが入り、雰囲気の良い複合施設だった。
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瀬戸がぎゅっとまとまっている印象だったのに対し、多治見は見どころが幅広いエリアにある。その分、面白さがじわじわと伝わってきた。どちらの街も昔からいる人、移住してきた人それぞれが魅力を伝えようとしているのが心強い。二泊三日の瀬戸、多治見旅行。お店、ミュージアム、体験施設が点在し、街歩きや物作りが好きな方にはおすすめの旅先だ。