アナタのお蕎麦煮、痛いのよ
こんにちは。
◉…今日は、 蕎麦と僕の関係について書こうと思います。
蕎麦。
わらむぎ、とか読まないでくださいね。
[そば]と読みます。
おソバ。言わずと知れた日本食の代表格。
寿司よりもお手頃,鰻よりも簡素、淡白。
蕎麦は、消化が良いからすぐにお腹が空きます。
だから仮に、盛りが少なくてしかも、
ツユをごくごく飲まずに済む〈せいろ・ざる〉を頼んで、するするッと手繰り、
「ごっつぉさん」
「お愛想」
「お会計お願いします」
などとひと声掛けて店外に出たなら、
まだお腹の内容量は、腹四分目ほど。
さぁあとは何を食べようか、次は何処のお店に入ろうか、
なんていう、ハシゴ酒、ならぬ【ハシゴ飯】
の愉しさを充分に味わえるのです。
蕎麦を喰らったその後は、どこでも好きな所、
口の中が “和” の感じになっているのであれば居酒屋,焼き鳥屋,大衆割烹,高級割烹、
その “和” の感じを敢えて消し去り、
完璧に “洋” 寄りにしたいのだったら、洋食屋に入ってビーフストロガノフ,ポトフ,チョリソーやなんか食し、
猿合点(サルガッテン)という名のクラフト・ビールを飲めばよろしい。
🥄🍛🥄🥄
中華も良いですね。
(得てして、風情のある善い蕎麦屋があるエリアには、これまた味のある町中華が存在します)
🍜🍥🍥🍥
無論、インドカリー🇮🇳を食したっていっこう構わないし、
二軒目を決めあぐね、散策の途次、
つい誘惑に負けて
🍓と生クリームのクレープ(焼き立て熱々)
を頬張ったとて、それはそれとして幸せでしょう。
ただ、やはり蕎麦を味わった後は、
舌や鼻腔の内にある、味蕾・風味を感じるセンサーに残存した蕎麦の名残りを丹念に省み、
愛(いつく)しみ、
きちんと気持ちを切り替えてから
次の飲食店へと向かうことをオススメします。
たとえば、蕎麦をすすってのち、
しばらく彷徨ふらふら街歩き、またお腹が空いて来たな、
というところで懐かしい感じの定食屋にでも入店、
揚げ立てサクサク・中はじゅわぁッと脂のしたたる美味しいおいしい豚カツをもりもり食べる、なんてのは口福の極みでしょう。
何にしても、二軒目は
腹具合と、少し前に腹中へと送り込んだ蕎麦たちとの兼ね合い、
もっと言うとマッチング、流れとしての自然さ、
要は、結局は味覚と街ブラのセンスが大事になってくると思います。
それほどまでに、
先ほど啜り込んだ蕎麦の風覚、その記憶を無闇に塗り替え過ぎないような、
注意の働かせ方、お店の選び方、酒や食事の贖(あがな)い方…、
が、大事になってくると切に思うのです。
蕎麦を食す日は。
僕にとって。
————— そういえば、ハシゴしたのち、
締めとして蕎麦を喰べるパターンを書き添えていませんでした。
ただ、紙幅も尽きてきたので、
というより、僕がバイトに行く時間が近づいて来ているので、
また次の機会に。では!
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