季節の変わり目のにおい、である。

季節の変わり目になんか不思議な匂いがする。季節が変わったなって思うときに鼻の中でする。春→夏でも夏→秋でも秋→冬でも冬→春でも、同じような感じの匂いだ。自分の鼻の中で感じるんだけど、花とか洗濯物とか洗剤とか、何かから香ってるんじゃないと思う。
感じがするだけなのかなんなのかわからないんだけど、昔から、それでああ、もう夏が終わるとか、春がきたな〜なんて思うわけ。
ちょうど昨日一昨日くらいからしてる。だから夏は終わるのかな。

ちなみにこの匂いは、割とネイチャーなものではなく結構人工的な雰囲気の匂いである。
このにおいがすると、特に夏の季節に感じると、ああ、夏の終わりだな〜なんてしみじみする。そしてこの夏の終わり、9月あたりの雰囲気が好きである。今はちょっと猛暑すぎて感覚違うが、夏の熱気がまだ残ってるけど確実に、暑さのピークは過ぎて、夕方とか早朝とか涼しくて、ちょっとおセンチになるっていうか。。。

夏の終わりは美大受験用に通っていたアトリエの夏期講習の雰囲気とか思い出す。
講師のバイトしてるパツキン多摩美のお兄ちゃんが夏が大好きだけど九月になっちゃうと夏終わったって感じがして。。でもまだ夏を感じたいからこれ飲んでるってカルピスウォーター持ってたな。当時が懐かしいわ。自分デブだったけどおしゃれして可愛くなりたくて、キャミソールとか来て、ブーツカットとか履いて、グロス塗ったりして。まあ、美大志望なくせにおしゃれでもなくブサイクだったんだけど、今思い返せばかわいいもんだったわ。そんなおぼこい自分を抱きしめてやりたくなる。

そんなわけで、夏はちょうど今週で八月も終わりだから終わりです。