見出し画像

自信を持つということ。

Konitaroです。

 僕は今、自分に自信が持てません。昔から「Konitaroって根拠のない自信持ってるよね。」と言われてきましたが、いつの日か自信が持てなくなりました。きっかけはとある会社で経験した鬱病のようです。これは、多分そうだろうな、と思っているだけなので本当のきっかけは違うのかも知れませんが、多分そうだろうとは思います。

 とある会社で上司から「今からクライアントのところに行くから。」と電話がかかってきたことから始まります。「荷物全部持って、○○の喫茶店に来て」と、あえて”荷物全部持って”と言われたのが不自然だったことは、今考えたらちょっと違和感があります。でも、その当時は気にはしていませんでした。

「辞めてほしいねん。」

 そう、ウソの呼び出し、退職を勧めるために呼び出したのです。その理由は鬱病での一ヶ月の休職でしたが、それもウソでしょう。僕が関わっていたクライアントの仕様がややこしくて開発が終わらず、売上げがなかなか立たないからもあるでしょう。ボーナスが一銭も出なかったことに納得できず、社長に直談判したもの悪かったのでしょう。とにかく「めんどくさいヤツは切る」ということのようです。

 復職したら、会社で好き放題していたお局さん2人も消えていたので、消されたのでしょう。今思えば、その会社はネットワークビジネス、いわゆるマルチ商法の企業専門のソフトを開発していたので、社長自身も幹部もちょっと???な人でした。社員はいい人が多かったんですけどね。
結果として、離れることができて良かったんでしょうけど、でも当時は気持が収まらず大変でした。

 実はその休職したきっかけが「鬱病」です。先に消されたお局2人の怒号のせいで毎日極度のストレスにさらされていた僕は、とある案件のミーティングで全然頭が回らなくなりました。相手の求める仕様が全然理解できなくなり、脂汗を吹き出て止まらなくなったのです。

 そして、なぜか「自分にできるだろうか。」と不安が押し寄せてきて、心がかき乱されました。妻にも相談し、一時期通っていたのですが寛解となって通院が終わった心療内科にもう一度行こう、という話になりました。その前に寄ったレストランで、初めての体験をします。

「味がしない。」

 そこは近所でも人気のあるハンバーガーレストランで、雑誌にも載るほどです。美味しそうなハンバーガーが目の前にきて、口にすると全く味がしません。何を食べても味がしません。そして漠然とした不安ばかりが心を襲い、落ち着かなくなりながらもなんとか全て食べて、予約していた心療内科に行ったのです。

 鬱病の再発でしたが、今回はとてつもなく酷かったようです。心がすっかり変わってしまいました。

 そのことについて詳しく書いた記事はコチラ。

 以前に知り合った鬱病で苦しんでいる方は、病気になる前となった後で明らかに顔つきが違っていました。「人ってこんなに変わるんだ。」とその時はとても驚いたのですが、多分自分ももしかしたらあの当時は変わっていたのかも知れません、自分では分かりませんでしたが…

 その後に休職してから退職勧奨に至るのですが、それ以降に自分に自信が持てなくなった気がします。その事件から10年は経っているのですが、何も成長できずに自信がないままなのは、どこかにそのときの心のダメージを抱えていたからでしょう。

 でも、それを改めて認識したことから、そこから抜け出す決意ができました。土曜日に、とある流れで初めて話した人から「Konitaroさんって自信がない亜話し方しますね。」と言われたんです。そっか、そう感じられるくらい、無意識のうちで自信が持てなくなっていたんだ、と改めて気付いたのです。

 まずはもっと自信を持つことから始めよう。会社内で割と中心的な立場ではありますが、自信の無さ故に軽んじられていた部分もあったかも知れません。勝手に自分でそう思っていただけかも知れません。何はともあれ
公私関係なく、もっと自分に自信を持っていこうと思います。

 それにしても今日またあの部下と顔を合わせるのがしんどいです(笑)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?