仕事をする上で大切にしたい6つの価値観
私は今、毎日楽しくやりがいをもって働いています。
「月曜日が憂鬱」「サザエさんシンドローム」なんて言葉を聞きますが、私には無縁。
金曜日は「もっと仕事がしたいな」と思いながら帰り、月曜日が始まる朝は「また仕事ができるぞ!」と晴れ晴れとした気持ちで出社しています。
そんな気持ちでいられるのも自分の大切な価値観を守る仕事ができているから。
今の仕事に転職するまでは、価値観に沿った仕事ができていなかったので、毎日残りの勤務時間を数えて「早く終われ、早く終われ」と念じながら働き、やる気も出なくてとてもつまらなかったです。
そんな私にとって、仕事をする上で大切にしたい6つの価値観についてお話しします。
何よりも重視されるのはコミュニケーション
仕事がどんなにできる人でも、コミュニケーションができなければ求められる人材にはなれない。
これは、私自身が職場で大きな失敗をしたことで痛感させられたことです。
仕事では評価され、周りの方にも上司にも頼りにされる存在になることができたものの、コミュニケーション不足のせいで結局必要とされなくなってしまったのです。
当たり前ですが、仕事の能力以前にまず関わりたいと思われる人でなければ一緒に働きたいとは思えません。
逆に、ちょっと仕事で失敗してしまう人でも、経験や知識、スキルが不足している人であっても、人格があれば自然と周りの人から愛されるし、支えてもらえるので、必要としてもらえるし、成長出来れば不足している部分もゆくゆくは補うことができる。
勉強することよりも、スキルを磨くことよりも大事なのは、「人格を磨き、一緒に働きたいと思われる人間になることである」というのが私の第一の価値観です。
常により良くするにはどうするかを考える
常に最善の状態を保つ、最善の結果を出すためには工夫が必要です。
仮に現状が最善の状態だったとしても、体制の変化や技術の進歩により、最善はいつか必ず陳腐化します。
ミスを減らす、効率をよくする、質を上げる、関わる人が気持ちよく仕事するためにも、手順、資料修正、健康など様々な観点で「どうすればより良い結果が得られるのか」について考え、改善していくことが大事です。
自分、一緒に働く人、お客様、工夫って成功すれば必ず誰かを幸せにしますし、工夫が実らなくても考えようとする気持ちが大事なんですよね。
私はどの職場でも必ず何かしら工夫をして働いてきましたが、工夫する箇所が限られる仕事や、アイディアを出しても採用される気配のない職場だとやる気が落ちてしまいますね。
常に成長すること
一緒に働く人やクライアントなど、関わる人から求められる人材でいるために自分に足りない部分やもっと高めるべき点を把握し、人に習う、本を読むなど常に成長をすることを心がけます。
そして、目の前の仕事に追われるのではなく、長期的に見て何を学ぶべきかの判断をして、主体的に行動することを続けます。
スキルの質が上がったり、スキルの幅が広がると喜んでくれるや感動して驚いてくれる人が増えていきます。
新しいことを学んでいこうという向上心なしには得られなかった幸せを噛みしめながら働けるのは幸せです。
納得しながら仕事をする
一つ一つの作業の目的や効果を把握し、やるべき作業か納得したうえで仕事を進めます。
何が正解かは分かりませんが、私はなるべく自分の意見を言うようにしていますし、自分の意見が正しいと思う時は、立場が上の方にも納得いただけるまで論理的に(感情的にもなってしまいますが苦笑)説明をします。
今の仕事で達成すべきことは何なのか、軸がはっきりしていてそれが正しければ周りの人は共感してくれます。
徹底的な無駄の排除
無駄な作業はしない、無駄な時間は作らない、無駄なものは置かない、
無駄な手順は省く、無駄な稼働は減らす。
無駄なことはとにかく嫌いです。
仕事でストレスを感じる瞬間のひとつは、暇であること。
プライベートの時間ならたまには何もない一時も大切ですが、勤務時間は常に生産的でいたい。役に立ちたい。
タイムカードを切るまでは勤務時間なので残業代が発生するのに、おしゃべりばかりしていつまでもタイムカードを切らない人も嫌いでした。無駄な残業代の発生だからです。
無駄のない職場こそが、私にとって気持ちよくいられる場所です。
全力でやりきる
難しくてよく分からない、自分には出来ないようなことがあったとしても、できるようになるためにはどうするかを徹底的に考えたり、自分だけで答えが見つからないときは周りの方に相談します。
確認が足りなかった!とならないように全力で確認する。調べが足りなかった!とならないように全力で調べる。
できる努力をやりつくして後悔のないようにする。そうすれば、目標が達成しなかったとしても、失敗したとしても、「まぁやり切ったしな。」とくよくよせずいられます。
いつでもそう言えるように働くことを大切にしています。
仕事の価値観が分かれば楽しく働ける
これから仕事を変えることになったとしても、私はきっとまた楽しく働くことができます。仕事を選ぶうえで何を大切にするべきかがわかっているからです。
いろんな人と出会い、いろんな体験をし、いろんなことを学んだり、ライフスタイルの変化によって仕事の価値観や順位はまた変わるでしょう。
いつでも自分と向き合って、楽しくいきいきと働くために必要な条件を明確にしていたいと思います。