自分の判断が正しいという考えに心が支配された話。
先日、セルフコントロールを失う場面に遭遇しました。
それは、車両を移動中、車庫に納車するタイミングで、年配の作業員の方から、細かな指示を受け、怒号を浴びる瞬間があり、どうしてもそのことに心がとらわれてしまった時でした。
その瞬間、心の中で何が起きていたかを振り返ってみると、「こうした方がいい」という感情と感情がぶつかり合っていたことに、改めて気が付きました。
正義と正義がぶつかり合い、どちらも正しい可能性もあるはずなのに、一方だけが正しいと思い込んでしまい、衝突。あの瞬間、僕は自分の判断が正しいという考えに心が支配されてしまい、年配の作業員の指示は間違っていると決めつけていたんです。
自分の中で「これだ正しい方法だ」と思っていることを客観的に感じ、年配の作業員の指示についても「この人はこうした方がいいと思っているんだな」と客観的に受け取ることができていたら、、、セルフコントロールを失わずに対処できたと思います。
自分が正しい!と思っている瞬間の心の動きを見逃さないように、今後の生活でも自我の声に耳を傾けていこうと思います。
自分が正しいと思ってしまった自分を咎めることなく。