短編小説 「分岐点」文化祭前日
漫画は納得のいく物が
一向に出来なかった
文化祭前日
準備をしている中疲労困憊していた私は
倒れてしまった
気がつくと保健室のベッドの上だった
学校まで母親が迎えに来てくれて
そのまま家に帰った
漫画を描くのを今日は止められたので
一日中大人しく過ごそうと思って
スマホを開いたら通知が届いた
「動画が新しく配信されました」
ずっと見てなかったから
久しぶりに見ようと思った
見てなかった動画から見ようと思ったが
自分が見ていない期間は動画が
投稿されていなかった
なので新しく投稿された
動画を見る事にした
「久しぶりに動画上げました
体調は大丈夫そうかな?」
私の状況を知ってるかのような言いようだった
「明日は君にとっての人生における分岐点になる日だよ、私から言えるのは夢を叶える為に必要な選択を選んで欲しい」
明日なにがおきるのか不安になった
文化祭で事件なんて嫌だと思った