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「小説を書く」お作法について アマチュア小説家からのメッセージ

2024年から小説(のようなもの)を描き始めました。もちろん私は本職の小説家ではなく、アマチュア小説家といったところでしょうか。


もともと医者(本職 )をやっていた頃から、物を書くことは好きでした。下手の横好きで、エッセイなどを医師会報や某業界の会報に依頼されて書いていました。

世の中には、若い頃から医者と小説家の二足の草鞋を履いてる方や、医師から小説家に転身された方もいらっしゃいますね。
そういう方たちを羨ましく思っていました。
しかし、私の場合本業がめちゃくちゃ忙しかったので、プロのライターや小説家になることは「夢にも見なかった」というのが正確な表現ですね。

そんな医者が暇になり、noteに出会い、執筆を始めました。

最初は、乗馬体験の記録。
乗馬から少しはみ出して、エッセイ。
そして、短編の小説。

基本的には、作者は自分で、校正も自分。
読者も自分。笑
孤独な作業であることを実感する日々です。

まあ、ある意味 私がはまった沼です。

前書きが長くなってしまいましたが、【小説もどき】を書いてみるうちに、学んだことがあります。


小説を書く上で大切な3つの要素


【キャラクター】


まず思い浮かぶのはキャラクターですね。
キャラクターが生き生きと活躍するためには、主人公の背景や性格を細かく決めておく必要があります。それ以外の登場人物にも、ある程度は詳しい設定をしておく必要があります。

私自身は、設定を疎かにしたまま描き始めてしまい、徐々にディテールを付け加えていくことが多いです。
この方法だと、後半になって辻褄合わせが大変になってしまうことがあります。
アマチュアの場合、このキャラクター設定に十分に時間をかけてノートを作成しておくことをお勧めします。


【プロット】

プロットは物語の構成になります。
例えれば、物語の設計図?

筋書きとは微妙に異なります。
筋書きでは、物語の始めから終わりに向けて時系列に沿った流れを作りますが、キャラクターの回想シーンや別のキャラクターを登場させる場合には、時系列はバラバラになります。


これは、物語を単調にしないための効果的な演出となります。しかし、ここでプロットとしてしっかりと構成を考えておかないと、読み手を混乱させ、読み進む意欲を削いでしまいます。

プロットの段階で、しっかりと物語を設計してから描き始めると筆は自然に進むようになります。

【テーマ】

3つ目がテーマになりますが、本来は、これが1番目にあるべきものなのかもしれません。

作者は、読者に向けて、◯◯を訴えたい!と思いつきます。
例えば、孤独と友情。
戦争の無意味さ。
人間の欲望の深さ。
恋のもどかしさ。
これを、もう少し具体的にする必要があります。

「なぜ、戦争は無意味なのか?」とか。
しかし、これだけでは物語は深くなりません。

主人公と脇役が紛争地帯に取材に行く。戦争を体験した脇役に「戦争なんて無意味があるの?」と問いかけさせる。主人公が殺されかけた子供を救うために、戦闘地域へ侵入する。子供は救われるが、主人公は負傷。
最後に主人公に「やっぱり戦争なんて無意味なのさ」と呟かせる。

プロットの大筋は、これでできあがりますが、これだけでは起承転結もありません。

「戦争には意味があるのさ」とか「戦争ってのは人類に必要なのさ」ということばを別のキャラクターに言わせて戦わせる。あるいは、本人に「意味がある戦いもあるのかもしれない」と迷わせたりする。
訴えたいテーマをしっかり軸に据えることで、物語の幅が広がり、テーマにも深みが増してきます。

【起承転結】

以上の3つの要素の他に、小説に大切なものに、起承転結があります。

物語の始まりに続いて、事件や事故が発生。
これを解決するために主人公を含めてキャラクターが躍動。しかし、行き詰まったり、主人公に危機が訪れたり。。。

読者を【転】まで一気に引き込み、最後で解決。
あるいは、物語の結末で、途中の伏線を回収したり。

長編小説では、読者を飽きさせないために「起」の部分にも起承転結を入れこんだりします。物語全体の起承転結のなかで、「起承転結」や「起転結」を繰り返して読者に対してジャブを打ち続け、最後にノックアウトする訳です。


自分でまとめながら、自分が書いた作品がいかにこのルールから逸脱してるかを思い知らされた気がします。笑
 
せっかく時間を費やして作品を仕上げるのですから、自分が読んで面白いと思えるものにしたいですね。


ネタ元は👇AIに聞いてみたやつです。

小説を書く上での重要な三つの要素は以下の通りです。
キャラクター(登場人物): 物語の中心となるキャラクターは、読者に共感を与えたり、興味を引く重要な要素です。キャラクターの背景、性格、動機をしっかりと設定することで、物語に深みを与えます。また、キャラクター同士の関係性や成長が物語の進行に大きく影響します。
プロット(ストーリーの構成): プロットは物語の骨組みであり、出来事の順序や展開を決定します。魅力的なプロットは、読者の期待を高め、緊張感を持たせる要素です。起承転結を意識して、物語がどのように展開していくか、どのようなクライマックスに至るのかを考えることが重要です。
テーマ(中心となる考えやメッセージ): 物語が伝えたいメッセージや問いかけがテーマです。テーマは作品全体の方向性を決定し、読者に深い思索を促します。例えば、愛、友情、孤独、戦争などのテーマが挙げられ、それによってキャラクターやプロットに一貫性を持たせることができます。

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大村義人(ペンネーム )/じーちゃん
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