冬休み終盤に子育てノイローゼになりかけた話。

夫源病（ふげんびょう）、、夫の言動が原因で妻にストレスが生じ、妻の心身に様々な不調が現れる不定愁訴のひとつ。
類似概念として、主人在宅ストレス症候群がある。夫の休日になると妻のメンタルヘルスや体調が悪化。熟年離婚の原因として増加傾向にある。

あのさぶっちゃけ言っちゃうとさ、「子供在宅ストレス症候群」もあるよね？？ね？？ね？？

そんなことない！
我が子と24時間ずーっと一緒にいられて楽しいハッピーるんるん♪ みたいな人はまじでここで読むのやめて。

私が子供在宅ストレス症候群になるのは年に3回。
勘の鋭いどちらかというと育児に向いてない系のママならピンときたであろう。
そう、春休みアンド夏休みアンド冬休みである。

前提として、私には小学生の息子が二人いるのだがまじでめちゃめーっちゃ愛している。
てか生まれた瞬間から惚れた！　
1時間おきにプロペトを塗り、数時間おきに母乳をあげ、1日に2回は公園へ。習い事もとにかく本人が楽しめるものを常にアンテナめぐらせ。
髪を振り乱して赤ちゃんと向き合ってきた自負がある。
そして1番大事にしてるのが「ちゃんとしたものを食わせる」こと。
次男は小さな頃にアメリカに住んでしまったもんだから味覚が多少ぶっ壊れていて「マックアンドチーズ」「ただの白いご飯」「フライドポテト」「牛乳」を愛する偏食家ではあるが、チーズはいっちゃん高いスライスチーズ、オーガニックのパスタ、無農薬の米、オーガニック牛乳！
ポテトは、、ごめんだけどマックだけど。

長男は小麦や乳など食物アレルギーがひどいので（冗談抜きで何回か死にかけています。アナフィラキシーショック数回。常にエピペン注射持参）、とにかく手作りの食事である。

牛乳って背に関係ないわ〜と我が子で証明してみせたんだけどね、牛乳アレルギーで牛乳飲めないのに背が大きいのね。クラスで後ろの方。
BTSの爆食王、ジンくんの背が高いように、やっぱりよく食べる子は大きくなるんだなぁ♪

＝てことはつまり、長期休みに私は給食のおばちゃん状態になるんよ！！

朝、9時とかにのっそり起きた私はパジャマのまま早起きの息子たちのためにマッハで朝ごはん作り。味噌汁、肉炒め、サラダなど。

11時。昼ごはん作り。かぼちゃを蒸して合い挽き肉と混ぜ、米粉のパン粉をまぶしてかぼちゃコロッケ！
菜の花ゆでたやーつ、ブロッコリーゆでたやーつ、きくらげともやし炒めたやーつ！
同時に夕ご飯のことを考える。夕ご飯はチキンがあるからあれを焼いてトマトソースかけよう、、お米ばかりで飽きてそうだから米粉パスタ？

最近餃子作ってないから餃子作ろう。ブツブツ。

オットが帰宅！
オットは腹ペコすぎると我慢できなくて立ちながらつまみ食いするので、それを阻止するためにテーブルにめっちゃ並べとく。あまに油もこっそり忍ばせて白髪防止。

圧力鍋、オーブン、ノンフライヤーを駆使してものすごいスピードで作るのだが、ぐったりして横になれるのは19時とか。食洗機がなかったらほんと悲惨。食洗機LOVE。

もーーー作らなきゃいいじゃん！　って思うと思うけど、レトルトは味気ないし結局食べた気しないらしくて「お腹減ったー」とウルウルな目で見つめてくる長男なのです。私もウルウル涙。

今年の正月は実家に帰り、私以上に食に全てのパワーを注ぐ母の美味しいおせちやお雑煮を食べてリフレッシュできたのであるが。都内に戻ってからはまたまたまたまた給食疲れ。

子育て歴11年のたまごちゃんがオススメする！
子供在宅ストレス症候群の乗り越え方！

●軽度の子供在宅ストレス症候群の場合
その1
とりあえず家出。旦那に子守させて家出。
近所で3時間お茶しながらネトフリか読書をする。イカゲームや伊坂幸太郎のグロ系など、胸がキリキリするエンタメがオススメ。
妄想的エンタメは、絶対グロ系だと私は思ってます。ちゃらくさいハートウォーミングな映画や小説より恐怖心を呼び起こしてカッ！　と刺激パンチをくれるエンタメに触れることにより実生活の恵まれしを痛感。

その2
とりあえず家出。旦那に子守させて家出。
チャッラ！　っていう音楽を聴きながらひとりで1時間ウォーキング。最近だとBLOOM BASEとか音楽性がチャラくて心地よくてオススメ。
「母親」という公的な存在から離れ、ギャルマインドで若かりし頃の感覚を思い出してリセットする。

●中等度の子供在宅ストレス症候群の場合
とりあえず家出。旦那に子守させて家出。
自宅から1番近いキラキラした街に行き、7時間ふらつく。ちょっと奮発した化粧品や、服を買う。
とにかく金使う、ってこと！　ショッピングセラピーOH YEAH！！

●重度の子供在宅ストレス症候群の場合
子供と共に家出。旦那は、、使える旦那なら同伴で使えない旦那なら置いてく。向かう先は自分の実家。そこでひたすら親の作ったものを食べて寝る。食べて寝る。食べて寝る。これを最低3泊続ける。
ちょっとこの状態になると危険で、人手が必要になります。とにかく体を休ませて動かないことが大事。親の助けが得られなかったら、シッターさんでもいいと思う。

今回の冬休みは軽度だったので、近所でお茶とチャラウォーキングを3日連続でやったら復活しました。

愛しの息子たちよ、こんな母さんは美しい。

おしまい。

イラスト・たまごちゃん