レベル別 #私の回復じかん
soarというメディアで、自分の心身の回復や癒やしのためにしている習慣について、ハッシュタグ「#私の回復じかん」を付けて紹介するというキャンペーンをやっている。
■レベル別・私の「回復じかん」。
せっかくなので私の「回復じかん」についてエネルギー消費レベル別で書いてみようと思う。レベルについてはこんな感じ。
・数字が上がるごとにちょっとずつ気力・体力や道具が必要になる。
・なので、Lv1が超省エネ、Lv2は省エネ、Lv3は通常…という感じ。
・今回、それぞれにかかる時間は1分から半日以内。
※あくまで超インドア派の私の感覚値なので、そこはご了承ください。
■Lv1:その場で今すぐできる系
・目をつむる。
人が外から受け取る情報の80%は視覚からと言われる。
疲れるのは情報が過剰なせいかも。
少し目を閉じたままじっとしてみては。
・両手の指を思い切り広げる。
ゆっくりと少〜しずつ両手の指を広げていく。
意外と手って縮こまっている。その場でぐぐぐ〜っと広げるだけでも凝り固まっていた筋肉が伸びて気持ちいい。改めて自分の手の特徴に気付いたりする。
・深呼吸する。
よく言われていることだけど、割と効果は絶大。
私の場合は、鼻から胸部全体が膨らむまでゆっく〜りと息を吸い、口からまたゆっく〜りと吐き出す。吐き切ることが大事。これを1〜3回or1分。
■Lv2:ちょっぴり気力・体力・道具が必要になる(かも)系
・ジブリキャラなら誰になりたいか、友達、恋人になりたいか妄想する。
ジブリじゃなくても、好きな作品(小説、マンガ、映画、ドラマなんでも!)の登場人物を思い浮かべて妄想する。これは人と話しながらするのも楽しい。
私の場合、ジブリキャラでなりたいのはラピュタのドーラか、もののけ姫のエボシ。友達になりたいのは千と千尋のリン、恋人ならハウルの動く城のハウルかなぁ…。ダメダメなとこもあるけどかっこいい、かっこいいけどダメダメって素敵。あ、いや、やっぱりナウシカのユパ様!問答無用でかっこいいから!って延々と話が続きそうなので今日はここまで。
・地元の様子をライブカメラを通して眺める。
これはネット社会ならではだと思うのだけれど、私の地元の様子はNTTのライブカメラでいつでも見れる。私の地元に限らず、今はそういうところも多いみたいだ。さしずめ石川啄木が100年以上前に詠んだ句の現代版。
「ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく」
地元を離れて10年以上。ライブカメラの映像をぼーっと眺めているとなぜだか静かな気持ちになる。
・ひとダメ ソファに身を埋める。
前々からずっとほしかった無印の「体にフィットするソファ」。通称「人をダメにするソファ」。数年前、仕事が一区切りした記念に購入したこのソファに身を埋める時間はまさに至福。
湯船に浸かったりタオルケットにくるまったりするのと同じように落ち着くのは、母親の胎内に包まれている感覚を思い出すだからだろうか。(記憶はないけれど)
その他のLv2はこんな感じ。
・好きな色や絵を思い浮かべるor観る。
・好きな音楽を聴く。
・好きな香りを楽しむ。
・好きなものを食べる。
・3分だけストレッチする。
・動物の癒され動画を観る。
・寝る。「ごろごろ」も良いけど、もやもやしてくるときもあるので寝る!
■Lv3:もうすこし気力・体力・道具が必要になる(かも)系
・手紙を書く。
相手は自分でも誰でもOK。過去現在未来一切不問。
書いても別に出さなくていい。
「日記を書く」とはまた違った感覚が味わえるはず。
・なんでもいいので写真をセピア・モノクロ加工してみる。
別に「映え」は目指さないし、SNSに投稿もしない。
ただ、何気なく切り取った一瞬が途端にプロっぽくなる。
色を失った分、なぜだか鮮やかに見えたりする。
・ひたすらナンプレする。
無我の境地になる。
アプリだと書いたり消したりが一発でできてかなりストレスフリー。
ひたすらパズドラ、ぷよぷよ、テトリスなんかもあり。
その他のLv3で思いつくのはこんな感じ。
・真っ暗な部屋でキャンドルを灯す(LEDキャンドルもおすすめ)。
・別に誰かに書く予定もないけど、自分のサインをデザインしてみる。
・好きな香りの入浴剤を入れて湯船にゆる〜っと浸かる。
できれば好きな本を読みながら。
さらにできたら好きな音楽をかけながら。
・好きな文章を手書きで書き写してみる。プチ写経。
・『翻訳できない世界のことば』を読む。
・裸足で地面や水の流れに触れる。
・自分でマニュキアを時間かけて塗る。
・日記を書く。気力ないときは読み返す。数年前の同じ時期とか。
■Lv4:割と気力・体力・道具が必要になる(かも)系
・家族や友達とオンラインorオフラインお茶会をする。
飲み会(ノンアル含む)でも可。個人的にオンラインだと移動に使う気力・体力が節約できる。オフラインだからこその楽しさもあり、体調次第。
・何でもいいから1,000円分豪遊する。
駄菓子屋さんや古本屋さん、マック、立ちそば屋さん、回転寿司屋さん、どこでもOK。100均で10点買うと、1,000円超えてしまうので注意。金額は自分の懐事情と相談して500円とか、月何回まで、と決めておく。
・スーパーで普段見ない棚の商品のラベルをじっくり見る。
原産国だったり製造メーカーだったり意外な発見があるかも。気分は覆面リサーチャー。
その他のLv4を挙げるとしたらこんなものも。
・本屋さんか図書館、文房具屋、雑貨屋さんに行く。
・映画館で映画を観る。
■Lv5:けっこう気力・体力・道具が必要になる(かも)系
・1時間散歩する。
ずっと歩き続けなくてもOK。公園でまったりしたり、カフェに寄ったり。ランニングでも可。気温と時間帯、場所にはくれぐれも気をつけて。
・小旅行に行く。
全体で3時間〜半日におさまる程度。いつもと違うカフェ、雑貨屋さん、散歩、なんでもござれ。
・空港に行く。
別にどの飛行機に乗る訳でもないけれど、プチ旅気分を味わう。
■自分仕様の「回復」のカタチへ
ここまで色々と私の「回復じかん」を紹介してみた。人それぞれ、「あ、使えそう」だとか「自分は逆に疲れそうだな」だとか思ったかもしれない。「使えそう」と思ったものはぜひ自分仕様にカスタマイズしてもらえたらうれしいし、「合わないな」と思ったものは、「自分には合わないもの」リストにストックしてもらうとよいかも。
最後にある人が私に教えてくれた言葉でこのnoteを結びたい。
「リラックス」と「リフレッシュ」は似ているようで違うんだよ。
リフレッシュはエネルギーの消耗を伴うことも多い。どっちも兼ねていることもあるけど、今の自分に必要なのはリラックスなのかリフレッシュなのか見極めて過ごしていけたら。そう思う。