【HSP】「わたし、HSPなのかな?」と思ったら
~はじめに~
これは私の感じてきた事と、体験した事です。HSPではないところもあるかも知れません。しかしながら同じ思いがある方もいるかもしれないと感じ書いてみました。
~始まり~
学生のころ、常に頭が痛く、頭痛薬を飲んでいました。365日中、体調が良いのはほんの10分の1くらい。
私は勝手に片頭痛だと思って、毎日欠かさず頭痛薬を飲み、学生生活を送りました。
大人になり、本屋さんで偶然目にした本から、今までの心や体の状態が、実は片頭痛のせいではないと気づきます。
その本には、自分の経験してきたこと、感じてきたを、まるで自分自身の事が重なるように載っていて、今までの「なんでだろう」がほどけたような感覚でした。
片頭痛ではなく、HSPという名前。
英語でHighly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略語になります。
これが、繊細で感受性が豊かで、敏感な人のことを言うらしい。
「繊細って、精神的に弱いってことなのかな…」
そんなことを、不安に感じながら色々と本を読み漁っていきました。
最初に、HSPは、元々、アメリカの心理学者、エレイン・アーロン博士が提唱し、アーロン博士自身が、自分の敏感すぎる気質に悩み、研究してたどり着いたひとつの「キャラクター」であることを知り、私は勝手にキャラクターの事を「SPEC」と呼ぶことにしました。
(だって、なんだかかっこよさそうじゃないですか…)
つまり、HSPは、病気ではありません。
ただ、繊細で周りばかりを気に過ぎると、とても生きづらい。その生きづらさとどう付き合い、歩いていくためにはにはどうしたらよいのかを、アーロン博士をはじめとしたHSP研究科は提唱しています。その提唱されているものが本となり、私の気づくキッカケとなったのです。
ここで初めて、
「わたし、HSPなのか。」と理解する事ができました。
これまでの経験と、対処法、このHSPとうまく付き合っていく方法を私なりに書いていきたいと思います。
~自分の内面をのぞいてみる~
まずは、色々チェックリストが出てますが、こちらのチェック項目は私自身の経験のものです。
共感する方もいるかもしれません、
良かったら、お試ししてみてください。
①※一人の時間がいつも必要
②※でも一人になると寂しい
③※大勢での集まりに参加すると急に一人になりたくなる
④※なんにでも手を出し中途半端になることがある
⑤※苦手な人でも相談されるとほっとけない
⑥※辛い経験を聞くと、同じように感じ辛くなってしまう
⑦※常にふわふわしている
⑧※一日をぼーっと過ごして良ければ、ぼーっと過ごせる
⑨※すぐ人に意見をあわせてしまう
⑩※人の感じていることを感じやすい
⑪※人の考えが分かってしまう
⑫※嫌な雰囲気になりたくなくて自分の意見をいえない
⑬※自分の事よりも周りが上手くいくならそれでいい
⑭※うるさい人が苦手
⑮※あんまりキラキラしている人も苦手
⑯※あんまり目立ちたくない
⑰※誰かと話したいのに話すと疲れる
⑱※程よく束縛されると安心する
⑲※急に消えてしまいたくなる
⑳※明るいところより、薄暗いところがほっとする
㉑※いつも疲れていて眠い
㉒※周りに合わせすぎて本当の自分が分からない
㉓※感情が高ぶりやすく、すぐに泣いてしまう
㉔※音や光、匂いが異常に気になる
㉕※人ごみに出ると頭が痛くなる
㉖※送ったメッセージに対して必要以上に相手がどう思うか考えてしまう
㉗※自分がした仕事にミスがないか思った以上に気になる
㉘※順序良くいかないと、嫌な気持ちになる
㉙※話をしていても周りにうまく伝わらないことがよくある
㉚※からかわれる時、心の中では傷ついているときがある
HSPは、病気ではありません。
こんな私も、常に笑顔で人前に立つお仕事をしていますし、今では上手に人と付き合えるようになりました。
ただ、完全に克服するのも難しい。
大切なのはHSPとの付き合い方ではないでしょうか。
まずは自分もそうなのか?
当てはまるのか?
自分の内面を覗いてみてください。
頭の中を整理して、ちょっと一息。
HSPは、人よりも優しい気持ちが強くて、丁寧で、共感能力が強くて、「あなたのために感」がものすごく強い。だからこそ疲れやすく、上手に休むことが大事なんだよね。
でも、これって普通、誰にでも真似できない能力。
HSPは「SPEC」
ね。なんか、かっこいいでしょ?