【心緒詩】久しぶりの同級生。
ジモッティ。
地元の友達。
わたしの地元は、程よく田舎で
とても住みやすいところでした。
でも、私にとっては
とても狭い世界だったから
あまりいい思い出がないかな。
好きな人と付き合えば、
その元カノからいじめられたり、
少しでも何か目立とうとすると、
すぐにでも悪い噂をたてられたりして。
だから特別、これといって
懐かしいという友達の思い出は少ないほう。
最近、数年前から始めたSNSに、
突然、懐かしい人からコメントがつきました。
中学の頃の同級生でした。
特別に遊んだ中でもないけれど、
たまに、一緒に帰ってたっけ?と思い出し、
地元の友達が少ない私はすごく
嬉しくて、浮足立ってしまいました。
20年以上も音沙汰もなかったけれど、
久しぶりの彼女はとても
気さくに接してくれました。
本当に嬉しくて、たまらなかった。
地元が本当は好きなのに周囲の人が怖くて
地元が嫌いになっていたのも、
自分の思いすぎだったのかなぁって。
でもね、気づいちゃうんだ。
人の気持ちを感じやすいせいか、
すぐに気付いてしまう。
何の勧誘?何か探ってる?
別にこれといったこと聞かれてないんだけど、
こういうのどうしても分かってしまう。
気付いたけれど、知らないふりしました。
友達と思いたかったから。
地元からの「久しぶり」の言葉が嬉しかったから。
思い込みという人もいるだろう。
でも、HSPのせいか、おかげか、
人の考えていることや感情が
流れ込んでくる。
「またね。」っていう時、
悲しかったなぁ。
私は、自分の感じた感情の中に、
彼女が必死にやっている想いを感じていました。
「どうか、彼女が幸せでありますように。」
そして、いつか、また思い出してくれたら
その時は友達になれるかな。
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