【HSP】HSPを前向きにしたもの①
暫く、自分のHSPのことを
振り返っていこうと思う。
これを読んで共感する人がいたり、
前向きになる人がいたら嬉しい。
「いつからこうだったんだろうなぁ?」
そう考えた時に、小さい頃から無意識に周りの求めている意見を探りながら話していたことを思い出した。
あぁ、物心ついたときからか…と思うと
なんだ、一緒に生きてきたんじゃないか
と笑ってしまう。
そう、大丈夫。
HSPは病気じゃない。
でも、病気にするのも自分。
自分の能力にするのも自分。
全ては自分次第なのだ。
上手く付き合えていなかったころは、
毎朝、起きるたびに頭が痛くて、常に眠いし、
外に出るとさらにだるくて、周りには
ただダラダラしている風にしか見えなかったと思う。
体がそんなに悪いわけでもないし、
人間関係でさほど悩んでいるわけでもなかった。
学生の時はよく頭痛で保健室に行ったりして
逃げ場所があり、安心し心地よかった。
ある時、精神的に満杯になったとき
意識を失って倒れたことがあった。
倒れた直後、一緒にいた彼氏は
私を自宅の玄関まで送り、置いて去った。
たぶん、倒れたことが怖かったんだろうと思う。
「もう一緒にいられない、無理だ」
彼はこの言葉を残して二度と私の前には現れなかった。玄関に横たわるぐちゃぐちゃになった私を、驚いた両親は困った顔で見ていた。
祖母は一直線に走って抱きしめてくれた。
「ちゃんと見てあげなさい!!」
祖母の一喝で、はっとした両親は私に付き添い、私を病院まで運んでくれた。
原因不明の右半身の痺れ。
急性のストレスによるものだった。
痺れはしばらく続いた。
何が辛いか?
もう全部だよ。朝起きると頭が痛い。
体もだるいし、眠い。
人の汚さが伝わりやすく、
利用されていることですらわかってる。
何が辛いか、もうよくわからなかった。
でも、たぶん、それがHSP。
その時、この体質が分かっていればどんなに楽だったんだろう。
今、そう思う。
何度も誤解した見方、
偏見や孤独、自分が分からなくなること。
一番悲しかったのは、
ずっと好きだった人に
「無理」って言われたこと。
周りに引かれたくなくて、
その日から、自分を隠して生きることにした。
今日はここまで。
このころはまだうまく自分と付き合えてない頃。
それでも、人生はうまくいく。
周りに優しくて温かい人に囲まれて、
平和な毎日は手に入る。