【掲載情報】ブックツリーまとめ 4 15 百句鳥☆ほくと 2024年7月10日 20:58 hontoさまの書籍紹介コーナー「honto ブックツリー」に掲載された記事を20回分載せています。この記事では61回目から80回目まで載せています。名義は「honto編集員」ですが、中の人は百句鳥☆ほくとで間違いありませんのでご安心ください。 なお2024年3月31日をもってhontoさまで紙書籍が取り扱われなくなったため、77回目【ポップカルチャー、メタフィクション・・・日本のポストモダン小説の傑作】以降は電子書籍限定の紹介となっています。ご留意いただけますと幸いです。 物語の迷宮へようこそ。めくるめく入れ子構造の小説 物語の中で物語が展開するという形式は、枠物語と呼ばれています。劇における劇中劇、小説における額縁小説... honto.jp スウィム・トゥー・バーズにて(フラン・オブライエン)夢の木坂分岐点(筒井康隆)死の泉(皆川博子)ラピスラズリ(山尾悠子)匣の中の失楽(竹本健治) 海外の怪奇幻想文学を「紹介」してくれる珠玉のアンソロジー 怪奇幻想文学アンソロジーの方針にも色々ありますが、ここでは海外の怪談を「紹介」するというコンセプトを... honto.jp 英国クリスマス幽霊譚傑作集(チャールズ・ディケンズ 他)世界怪奇実話集 屍衣の花嫁(エリオット・オドンネル 他)妖精・幽霊短編小説集(ジェイムズ・ジョイス 他)19世紀イタリア怪奇幻想短篇集(イジーノ・ウーゴ・タルケッティ 他)ゴーストリイ・フォークロア(ミルトン 他) 三大奇書の次はこれ!推理小説の枠を超える実験的ミステリー 洋の東西を問わず愛読されているミステリー。その中には、「日本三大奇書」と呼ばれる『ドグラ・マグラ』『... honto.jp 燃えつきた地図(安部公房)ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかの殺人事件(橋本治)ロートレック荘事件(筒井康隆)誰にも出来る殺人/棺の中の悦楽(山田風太郎)姑獲鳥の夏(1)(京極夏彦) ポップカルチャー、メタフィクション・・・日本のポストモダン小説の傑作 世界文学史を語る上でポストモダンは外せません。これまでの西洋的秩序を破壊し、積極的に無秩序を受け入れ... honto.jp なんとなく、クリスタル(田中康夫)1973年のピンボール(村上春樹)小説伝・純愛伝(小林恭二)虹の彼方に(高橋源一郎)優雅で感傷的な日本野球(高橋源一郎) まるで小説のような読み心地。物語性に満ちた随想録 エッセイは自分の体験、社会の出来事、あるいは身近な些事をもとに著者の思想を語る文学形式であり、日本に... honto.jp 続審問(ホルヘ・ルイス・ボルヘス)生きて、語り伝える(ガブリエル・ガルシア=マルケス)悪魔祓い(ル・クレジオ)書を捨てよ、町へ出よう(寺山修司)遠い太鼓(村上春樹) 宗教と文学は切っても切れない関係!?異教との邂逅を描いた宗教小説 宗教と文学の関わりは大変奥が深いもの。広義には各宗教の経典も宗教文学に含まれ、創始者の人生を著した伝... honto.jp めくるめく世界(レイナルド・アレナス)エクエ・ヤンバ・オー(アレホ・カルペンティエル)吹きさらう風(セルバ・アルマダ)心経(閻連科)深い河(遠藤周作) 文学は動物をどう描いてきたのか?人と動物の関係に迫った小説 文学の主役は人間だけとは限りません。人間は古来より数多くの動物と交流し、時には対立することもありまし... honto.jp 動物農場(ジョージ・オーウェル)動物奇譚集(ディーノ・ブッツァーティ)ペンギンの憂鬱(アンドレイ・クルコフ)年月日(閻連科)黄色い雨(フリオ・リャマサーレス) 命懸けのサバイバル!極限状態で生きる人間を描いた漂流小説 暴風雨と荒波に揉まれるなか、飢餓と喉の渇きに苦しまされているとき、人間はたとえようがないほどの恐怖に... honto.jp ロビンソン・クルーソー(ダニエル・デフォー)蠅の王(ウィリアム・ゴールディング)さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記(井伏鱒二)おろしや国酔夢譚(井上靖)漂流(吉村昭) あの有名小説も昔は禁書だった?名作として今に残るかつての問題作 読んだことはなくても「タイトルは聞いたことがある」という文学作品はたくさんあると思います。そして、今... honto.jp ソドムの百二十日(マルキ・ド・サド)ハツカネズミと人間(ジョン・スタインベック)ライ麦畑でつかまえて(ジェローム・デイヴィッド・サリンジャー)ロリータ(ウラジーミル・ナボコフ)ヰタ・セクスアリス(森鷗外) 世界的古典への招待。はじめての古代ギリシア・ローマの文学 世界史の中でも、特に重要視されている古代ギリシアと古代ローマ。政治、文化、建築といったさまざまな面で... honto.jp 神統記(ヘシオドス)オイディプス王(ソポクレス)サテュリコン 古代ローマの諷刺小説(ペトロニウス)食卓の賢人たち 1(アテナイオス)ダフニスとクロエー(ロンゴス) 大海原に惹かれ、野望とともに船出した人々を描いた海洋文学の名作選 16世紀頃からイギリスを筆頭とする大航海時代を迎え、それとともに海洋に主眼を置いた文学作品が増えまし... honto.jp ガリヴァー旅行記(ジョナサン・スウィフト)宝島(ロバート・ルイス・スティーヴンソン)ビリー・バッド(ハーマン・メルヴィル)海底二万里 上(ジュール・ヴェルヌ)老練な船乗りたち バイーアの波止場の二つの物語(ジョルジ・アマード) 作家の視点で作家を語る。観察眼が光る秀逸な作家論が読める名著 著者自身が作家であり、おなじ文学界の作家を論じることは古今東西でありました。その範囲は顔見知りから昔... honto.jp 文学と悪(ジョルジュ・バタイユ)ナボコフの文学講義 上(ウラジーミル・ナボコフ)酒と戦後派 人物随想集(埴谷雄高)作家論(三島由紀夫)悪魔のいる文学史(澁澤龍彦) 昭和文学を締め括る名作群。昭和後期を象徴する小説 昭和文学の歴史は細かく分けても簡単に語れるものではありませんが、それでも前期・中期・後期と区分して時... honto.jp 沈黙(遠藤周作)枯木灘(中上健次)同時代ゲーム(大江健三郎)世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上(村上春樹)コインロッカー・ベイビーズ(村上龍) 後味の悪さがクセになる鬱小説 「鬱小説」という分野をご存知でしょうか。思わず「憂鬱になる」「嫌悪感を覚える」筋立てが特徴で、その対... honto.jp 隣の家の少女(ジャック・ケッチャム)嘔吐 新訳(ジャン=ポール・サルトル)破船(吉村昭)田園の憂鬱(佐藤春夫)敵(筒井康隆) 時代は戦後から高度経済成長期に。激動の昭和中期に生まれた小説の名作選 激動の昭和文学史を一括りにするのは難しく、なかでも第二次世界大戦終結後の混乱から高度経済成長期までの... honto.jp 青べか物語(山本周五郎)他人の顔(安部公房)敦煌(井上靖)他国の死(井上光晴)春の雪 豊饒の海 一(三島由紀夫) 人間の狂気にゾクッとすること間違いなし。サイコホラーの傑作選 人間が恐怖するものは多種多様で、それだけにホラーには複数のサブジャンルが存在します。例えば超常現象の... honto.jp ミザリー(スティーヴン・キング)オフシーズン(ジャック・ケッチャム)殺戮にいたる病(我孫子武丸)インザ・ミソスープ(村上龍)黒い家(貴志祐介) 物語としておもしろく、歴史資料としても価値のある各国の伝説集 世界の伝説にはさまざまな種類があります。実在したとされる人物・事件を物語的に表現していて、その中には... honto.jp スペイン伝説集(グスターボ・アドルフォ・ベッケル)グリムドイツ伝説集 新訳版(グリム兄弟)コスタリカ伝説集(エリアス・セレドン 編)チベット幻想奇譚(星泉 編訳)日本の伝説(柳田國男) 日本近代文学の魅力を知る!昭和前期から厳選した珠玉の小説 明治・大正期を経て、昭和の文学界では新たな運動が起こりました。近現代の過渡期である昭和初期は労働者の... honto.jp 濹東綺譚(永井荷風)孤島の鬼(江戸川乱歩)暗夜行路(志賀直哉)卍(谷崎潤一郎)人間失格(太宰治) ボルヘスだけじゃない!大流行後に生み出された現代ラテンアメリカ文学 19世紀後期から進化を遂げ、20世紀中期には世界的流行を巻き起こしたラテンアメリカ文学。でもブームの... honto.jp 密告者(フアン・ガブリエル・バスケス)狂人の船(クリスティーナ・ペリ=ロッシ)無分別(オラシオ・カステジャーノス・モヤ)わたしの物語(セサル・アイラ)日本人の恋びと(イサベル・アジェンデ) コミカルだからこそ皮肉が利く!ブラックユーモアが光る小説 ユーモアの表現法にも色々ありますが、数ある文学作品の中には痛烈な皮肉を利かせるブラックユーモアに満ち... honto.jp 郵便局(チャールズ・ブコウスキー)クローヴィス物語(サキ)人間そっくり(安部公房)恋する原発(高橋源一郎)銀齢の果て(筒井康隆)←41~60回 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! お読みいただき、ありがとうございます。 今後も小説を始め、さまざまな読みものを公開します。もしもお気に召したらサポートしてくださると大変助かります。サポートとはいわゆる投げ銭で、アカウントをお持ちでなくてもできます。 チップで応援する この記事が参加している募集 #推薦図書 43,995件 #日記 #読書 #本 #推薦図書 #掲載情報 #honto #ブックツリー 15