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料理人のサステナブルな働き方について!

まいど!
イタマエレシピのshinyaです!

僕個人としても、趣味なのか仕事なのか自分でもわからないくらい
多彩に自由に仕事をさせていただいております笑笑

・料理研究家を謳っていたり(これから知名度上げます笑笑)
 【宣伝】YouTubeチャンネル登録してね(^^♪(笑)
・出張料理人で都内某所に出かけたり
・お店のメニュー開発や料理コンサルをしたり
・キッチンカー出店で地域貢献したり
・知り合いの日本料理店に助っ人で手伝いにいったり
・年末は以前働いていた料亭におせちを手伝いにいったり
・しまいにはITフリーランスもしております(笑)←なぜ?笑笑

今回は僕個人の主観満載(笑)
これからの料理人の働き方について書かせていただきたいと思います!

なぜこのような多彩で自由な働き方をしているか?

題目にもございますが、なぜこのような多彩で自由な働き方をしているかですが、それは僕個人が銀座の料亭で修業をし、
23歳までに約30店舗の飲食店の調理場で経験し、
技術が伴ってきた時にそこから先の料理人人生3つの壁を感じたからです!

1つ目の壁:技術だけの料理人は必要なくなる!

皆さんは料理人の調理場の工程をご存じでしょうか?
想像するに、魚で例えると
「丸ごとそのまま届き→下処理をして→捌いて→調理をする」
このような流れをイメージするのではないでしょうか?
確かに僕の修行していた料亭は丁寧に一から食材を処理していました。
しかし、飲食業界の多くを見るとこのような仕事をしているのはほんの一部です!
特にホテルですが、人材不足、業務の効率化の推進など色々な観点から以下のような手順を取られることが多いです!
「捌かれた状態で届く→調理をする」

本当に極端に申しますが、魚を捌く技術は必要ないのです!
その先の調理する技術だけあれば良い!

世の中には美味しいものが溢れかえっております。
「ファミレス、レトルト食品、インスタント食品、コンビニ等」
食べたいと思えば手軽にどこでも手に入る。
また、これからはIT化の時代です。
昨今でもDX化やメタバース、AIによる自動運転など様々な技術革新が行われております。今後、調理ロボットの展開も間近となるでしょう!

2つ目の壁:料理人の働き方の限界

人生100年時代!
この言葉が世の中に浸透してだいぶ経ちますが、まさにそうです!
ちょうど僕が20歳の就職する時期に、100年時代!年金問題が取り上げられておりました!

料理人というのは本当に極端な肉体労働です!
70歳、80歳になって働けと言われても正直体がもつ自身がありません(笑)
そして、一度体を壊したら復帰は難しいそんな世界です!

3つ目の壁:ビジネススキル・経営スキルの圧倒的な不足!

食材が友達!←これが一番しっくりくるかもです(笑)
朝から晩まで食材を下処理し、調理をして、お客さんに届ける!
料理人はお客様に最高に喜んでいただけるために様々な工夫を重ね、本当に真摯に食材と向き合います。

業務推進力、コミュニケーション能力、臨機応変力は圧倒的につきますが、
PCスキルやビジネスメール、等は一切付きません。
ましてや、その先に自営業としてお店をやっていくにしても
お金の管理や情報発信力、集客力の経営スキルもただ働いているだけでは一切付きません。
料理人としての技術と知識はたくさん付きます。

料理人の道を選択したことに「一切の後悔はない!!」

僕は人生を何度やり直したとしても、この道を選ぶでしょう!!
そのくらい料理が好きで、
料理を通して人に喜んでいただくことが好きで、
料理人としての生きざまが好きで、
そのくらい【食】が僕の人生に影響を与えてくれたからです!

料理人になってよかったこと

1つ目:師匠との出会い

師匠には「人としての在り方」「生き様」を料理技術、知識以上に教えていただきました!本当に人想いの方で、お客様一人ひとり、従業員一人ひとりに丁寧に気を使われる方です。怒るとめちゃくちゃ怖いですが(笑)
調理で説明させていただきますが、例えば歯の弱い方がお客様としていらしたときは形は変えず、裏から隠し包丁(切れ込み)を入れて噛み切りやすいように柔らかくしたりをどんなに忙しくても欠かさない人でした。
また、指導していただいている時は、単にやり方が間違っているから指摘するわけではなく、その人の将来から考えて自身の経験の中からアドバイスをくださるような方でした!
どんな時でも「人も食材も何事にも真摯に向き合う姿」を背中で見せていただきました。
自身も背中語る、かっこいい大人として歩んでいきます!

2つ目:後輩との出会い

修行をはじめ、1年がたった時に後輩ができました。
自身が教える立場になり、最初の半年は全くと言っていい程うまくいかず、
頭を悩ませていたことを覚えております(笑)
うまくいくきっかけとなったのは「人生で一番といっていいほど、怒ったときです」
後輩が、お客様に提供する料理の準備を忘れていて、提供する時間になっても出せませんといった時です!まずは、お客様、第一ですので出せることを背中でしめした後に、料理人として、社会人としてのプライドを伝えた時です。(内容は文章では非常に説明が難しいため省きますが)

そこから、後輩と同じ方向を向けたように感じました!
そこから、僕自身が学んだことは
「自身の背中からでしか、人には教えられないんだな」と感じました。

師匠からいただいた大事な言葉があります。
「教えるは学ぶの半ばなり」
今では、その後輩とは職場を変えてもお酒を飲みに行く中で、キッチンカーの出店にも手伝いに来てくれたりしております!

3つ目:料理から繋がった様々な人たちとの出会い

社会に出て料理人を始めて様々な方々との出会いがありました!
ここでは書ききれないため、今回は省きますが本当にたくさんの方々にお世話になりながら日々を生きているなと体感しております。
皆さん、いつもありがとうございます!!!
これからも、人を思い遣る気持ちを忘れずに自分の道を歩んでいきます!

これからの時代、料理人に求められるもの

一番求められるものは、料理から伝わる想いや愛情なのではないでしょうか?
先述にも申しましたが、世の中には美味しいものはいくらでも溢れております!

「コンビニで買ったおにぎり」と「誰かが手で握ってくれたおにぎり」
どちらが美味しいでしょうか?
どちらが価値あるでしょうか?
どちらの方が人の想いを感じるでしょうか?

僕は後者だと思います!!
業務改善が進み便利な世の中に、
IT化がどんどん進み、情報の速い世の中にどんどん発展しいきます。

そんな中だからこそ、人の温かみが伝わる食事
【人との繋がりを紡ぐ食の在り方】を大事に伝えていきたいと思います!

現在のかかげる夢

僕の今の掲げる夢は
「料理人として仕事も全力で楽しんで、
 プライベートや家族との時間を大事にする働き方をすることです!」

小学生後半の時に掲げていたのは「料理人になること」でした!
料理人として一定の技術が付いた時にその夢は達成され、
まさか夢に終わりがあるとは、、、、、笑笑

そこで、学んだことは夢は描き続けて、
また新たに作り出していくものなのだなと感じました!

模索途中、
まだまだやるべきことはたくさんありますが
あきらめず理想に向かって歩み続けます!!


イタマエレシピ
「毎日の料理がもっと身近に! 各家庭の思い出に残る料理に!」

料理研究家shinya

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