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こもれびノート2024.9.27 シェア型書店を運営する 1


はじめに

ぼつぼつと記事を書いていくつもりが、やはり毎年春〜夏は忙しく(本屋ではなく、ほかの仕事が)、なかなかnoteをまとめることができませんでした。
そうこうしているうちに、以前、こもれびのお客さんを分析してみた記事からもうだいぶ経ってしまったので、あらためて、データなどを元に、シェア型書店を運営することについて書いてみたいと思います。

というのも、2023年5月に本オープンして以降、「自分もシェア型書店を開こうと思っている」とか「新しいスタイルのビジネスに興味がある」といった感じで話を聞きに来られる方が続いています。
シェア型書店というものがある、とずいぶんと知られてきているのだな、と思います。

関西はもちろん、九州や四国など遠方から来られることも多いです。
こもれびをやりながら、私も、これはどうしたらいいだろう、と悩むこともあるので、できる限り他のお店を訪ねてみたいけれど、遠方はヒョイとは行けない。
なので、私は私でこもれびのことをもう少しまとめて、遠くのどなたかの役に立つといいなと思います。

・・・ただね

・・・ただですね、訪ねてくださる方の中には、30分、1時間とアレコレ、中には結構具体的な数字まで根掘り葉掘り聞いていかれて、何もお買い物なしの方もおられます。私も夫もついしゃべってしまうのですが、1時間以上粘られてお買い物なしは正直ツライ。
近くからお越しの方なら、今回はお買い物なくても次はあるかもしれない、と思えるけど、遠方の方がリピートで来られるのは稀。
良いと思った本がなくてもコーヒーの1杯でも飲んでいってくださるとありがたいのですが。
そういう意味で、今後は運営についての記事は、一部有料記事とすることも検討しています。
なので、今回の記事は
〈シェア型書店の運営についてどれくらいの人が興味があるのか〉
〈その中でもどれくらいの人が、いくらくらいの有料記事なら読もうと思うのか〉
という実験的なものでもあるので、今後も読もうかな、と思ってくださる場合には、ポチッと課金していただけるとありがたいです。

その前に、こもれびについてあまりご存知ない場合は、ここらあたりから簡単に知っておいていただくといいかもしれません


オープンからもうすぐ1年5か月

さて、話を戻して、前回データ的なものを載せたのはこの記事↓

オープンから約半年の記事でした。
今回はここから、さらに10ヶ月少し経って、どういう変化があったのかということをまとめたいと思います。

1年5ヶ月のことをこれまたざっくり書くと、

23年5月 オープン
23年6月・7月 棚主さん増えました⤴️
23年9月 すべての棚が埋まりました🈵
23年9月 喫茶を始めました(2月までの予定でしたが、営業許可を取り直し、引き続き営業中)☕️
23年10月 棚数を増やしました🔨
24年2月 値上げしました⤴️
24年5月 オープン1年が経ちました
24年5月 棚数を増やしました(2回目)🔨
24年7月 御書印店になりました

棚の数は47→55

やはり小さい棚から始めたい、という方が多く、1度目の増設も1ヶ月経たずに埋まり、しばらく空き待ちの方が続く状態だったため、24年5月に再度小さい方の棚を増設、55棚になりました。

データ:男女比の推移

さてここからがデータ的なものです。
オープン半年の頃は男女比はだいたい半々。若干女性の方が多い感じでしたが、
1年近く経とうする今はこんな感じ。

棚主さんの男女比

前回と同じく、ご家族や友人同士の複数でご利用のところは、2人なら2人ともカウントしています。総勢59名。女性の割合が増えて、だいたい1:2になりました。

棚主を卒業された方(OBさん)が、棚の数としては37なのですが、男性がやや多め。
男性がお辞めになるのが少し多めで、新しく入られた方は女性が少し多め、なので1:2になった、という感じです。

データ:利用者の年齢

年齢としては、下は大学を卒業して間もない方から、上は92歳の方まで、というのはほぼ変わりません。
細かくいうと最年少は1歳上がって、最年長がタイです。最年長者が入れ替わりました(そのあたりはこちら↓)

ただ、世代別分布は結構変わっています。

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