こもれび書店

京都は上京区、御所の西にあるシェア型書店(貸棚式本屋)です。2023.5.2開業。 オープンから半年にあたり、気がついたこと、考えたことなどを、ぼそぼそとつづります。

こもれび書店

京都は上京区、御所の西にあるシェア型書店(貸棚式本屋)です。2023.5.2開業。 オープンから半年にあたり、気がついたこと、考えたことなどを、ぼそぼそとつづります。

ストア

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    小泉八雲と妖怪/小泉凡

    A5判 176ページ 【版元サイトから】小泉八雲は、明治時代にヨーロッパからアメリカを経て日本にやってきた作家です。自然とともに生きる日本文化の魅力にとりつかれ、日本人のだれもが知る多くの怪談作品を生みだしました。〈見えざるもの〉に魅かれ、名もなきものたちの声を聞きつづけたその生涯を八雲自身が語ります。
    2,750円
    こもれび書店
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    牧野富太郎と植物研究/ 大場秀章

    A5判 160ページ 【版元サイト】牧野富太郎は、明治、大正、昭和の時代に活躍した、日本の植物分類学者です。多くの植物に学名を付け、標本の収集に力を注ぎました。また、高い質の「牧野式」植物画を描きました。幼いころから愛してやまない植物の魅力を人びとに広めつづけたその生涯を牧野富太郎自身が語る一人称の伝記です。
    2,750円
    こもれび書店
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    柳宗悦と美/ 土田眞紀

    A5判 176ページ 【版元サイトから】明治から昭和を生きた柳宗悦は、朝鮮で美しい壺に出会うことで、暮らしの中の工芸品に価値を見出し、その美しさを世に伝えました。美を見ぬく目をもっていた柳は、美を追究する宗教哲学者でもありました。本書では、美しいものとの出会いを重ねながら美と芸術の分野で新しい世界を切り開いた生涯を、宗悦自身が語ります。
    2,750円
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    小泉八雲と妖怪/小泉凡

    A5判 176ページ 【版元サイトから】小泉八雲は、明治時代にヨーロッパからアメリカを経て日本にやってきた作家です。自然とともに生きる日本文化の魅力にとりつかれ、日本人のだれもが知る多くの怪談作品を生みだしました。〈見えざるもの〉に魅かれ、名もなきものたちの声を聞きつづけたその生涯を八雲自身が語ります。
    2,750円
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    牧野富太郎と植物研究/ 大場秀章

    A5判 160ページ 【版元サイト】牧野富太郎は、明治、大正、昭和の時代に活躍した、日本の植物分類学者です。多くの植物に学名を付け、標本の収集に力を注ぎました。また、高い質の「牧野式」植物画を描きました。幼いころから愛してやまない植物の魅力を人びとに広めつづけたその生涯を牧野富太郎自身が語る一人称の伝記です。
    2,750円
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    柳宗悦と美/ 土田眞紀

    A5判 176ページ 【版元サイトから】明治から昭和を生きた柳宗悦は、朝鮮で美しい壺に出会うことで、暮らしの中の工芸品に価値を見出し、その美しさを世に伝えました。美を見ぬく目をもっていた柳は、美を追究する宗教哲学者でもありました。本書では、美しいものとの出会いを重ねながら美と芸術の分野で新しい世界を切り開いた生涯を、宗悦自身が語ります。
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こもれびノート 2023.11.2

こもれび書店をはじめて半年が経ちました(2023年5月2日が本オープンでした)。 当店をご存じないかたに、どういう店かをざっくりご説明しておくと、 ・京都市上京区、京都御苑のすぐ西にあります。京都駅から地下鉄で10分です。 ・シェア型書店、または貸棚書店と呼ばれる本屋です。 ・運営しているのは、夫婦でやっている小さな出版社です。 半年のことをこれまたざっくり書くと、 ・5月オープン ・6月・7月棚主さん増えました⤴️ ・9月すべての棚が埋まりました🈵 ・喫茶を始めました

    • こもれびノート2024.9.27 シェア型書店を運営する 1

      はじめにぼつぼつと記事を書いていくつもりが、やはり毎年春〜夏は忙しく(本屋ではなく、ほかの仕事が)、なかなかnoteをまとめることができませんでした。 そうこうしているうちに、以前、こもれびのお客さんを分析してみた記事からもうだいぶ経ってしまったので、あらためて、データなどを元に、シェア型書店を運営することについて書いてみたいと思います。 というのも、2023年5月に本オープンして以降、「自分もシェア型書店を開こうと思っている」とか「新しいスタイルのビジネスに興味がある」

      ¥350
      • パレスチナ・イスラエルに関するトークイベント

        10/6にパレスチナ・イスラエルを研究する人類学者で、イスラエルに住むアラブ人キリスト教徒女性を主人公に食文化を紹介する『たくさんのふしぎ ウンム・アーザルのキッチン』(福音館)を出版した菅瀬晶子(国立民族学博物館)さんお迎えしてトークイベント「イスラエルのアラブ人キリスト教徒―食とともに考える東地中海の多元性と多層性』をおこないます 申込は店頭またはフォームへ https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScCX7f6g7-J0PH

        • 棚主募集しています

          こもれび書店は京都は御所の西隣にあるシェア型書店です。 貸棚は現在、小さい方が空いています。 昨秋に一旦棚が満杯になってからは、なかなか空きが出ず、空き待ちをしていただいて順にご案内していっていましたので、 希望してすぐ入れる状態は久しぶりです。 棚主さんは20代〜90代までいろいろな人やグループがおられます。 気になるな、はじめてみようかな、というかた、この機会にのぞいてみてください 🆕棚主さんも新刊の仕入れができるようになりました 詳しくはhttps://komo

        • 固定された記事

        こもれびノート 2023.11.2

          こもれびノート 2024.6.17 本の紹介動画

          Twitterで投稿していた #こもれびの棚から という一連の本の紹介ポストを 四月から動画で配信しています。 先日3本目をYouTubeにアップしました いずれも15〜20分ほどで、1テーマにつき2〜3冊の本をご紹介しています よければご覧ください (ちょっとずつ編集のスキルもあがっているはずです) no.1 立川武蔵(宗教学者) no.2 宮本常一 no.3 もあい

          こもれびノート 2024.6.17 本の紹介動画

          こもれび夏のzine

          【出品者募集】 こもれび夏のzineと題して7月の京都でzineの集まる催しを開催します。 zineのほか、リトルプレス、豆本など広く「本」であればok。 ギャラリーの黒板にずらーっと並ぶと壮観だろうなと思っています。 奮ってご参加ください。 募集要項、フォームはこちら↓ komorebibook.theshop.jp/p/00010 期間中連動した企画も準備中です。

          こもれび夏のzine

          こもれびメモ2024.5.25 棚の動かし方

          月末が近くなって、家賃の支払いなども控えているので、今月の売り上げの数字などをみている 4月はギャラリーで金額の大きなものが販売されていたので、全体の数字はあまり比較対象にならない。 3月4月に比べて明らかに落ちたのは貸棚での販売数・額。 棚主さんが入れ替えに来た直後はパッと売れていく方が多い。 数えてはいないけど今月は入れ替えでの来店が少なめだった。 もう勤め人出なくなってから長いので忘れてしまったけれど、4・5月はなにかと忙しい時期だろうか。 これまたざっくりと数えて

          こもれびメモ2024.5.25 棚の動かし方

          こもれびメモ 2024.05.03気になっている本、気になっているもの

          うちにも入れたいな、気になるな、という本は多いのですが、 仕入れ費用も限りがあるので思うようにはいきません。 こんなの見つけたよ、入れてみたいと思うけどどうだろう、というようなメモをここで一部公開しておいて、 お客さんから、あ、それ私も気になってます、 そんなのあるんですね、こういうのもありますよ、みたいな新しい動きができてもおもしろいかなと思います。 取り寄せ可能なものは入れますので、よければご注文ください。 ミステリな建築 建築なミステリ/篠田 真由美(文)長沖 充(

          こもれびメモ 2024.05.03気になっている本、気になっているもの

          こもれびノート 2024.05.02 1周年です

          こもれび書店は5月2日で1周年を迎えました。 1年前に植えた小さな苗が人の背丈くらいには伸びただろうかなあと思います。 ここまで水をやったり、肥料をやったり、と気にかけてくださった皆さまにお礼を申し上げます。 はじめは棚を借りてくださる方はいるのだろうか、京都にもシェア型が浸透していくのだろうかと不安でしたが、目立つ看板の出せない(契約の関係)2階店舗でありながら、 SNSでみた、 友人にきいてきた 通りかかって気になって と足を運んでくださる方が増え、 半年を迎える頃

          こもれびノート 2024.05.02 1周年です

          こもれびノート 2024.04.24 こもれびの棚から配信版

          5月2日の開店1周年記念を前に、新しいことをはじめます。 こもれびの棚から配信版です。 オープン当初、不定期のツイートでお送りしていた本の紹介を、動画ではじめてみます。 さてさて、記念すべき1冊目は?? テロップの付け方を忘れてしまって、とりあえず字幕で対応しています (やり方は思い出しました) 字幕onでどうぞ! https://m.youtube.com/watch?si=VQMYzv1AkiRt2Dvp&embeds_widget_referrer=https

          こもれびノート 2024.04.24 こもれびの棚から配信版

          2024.4.15 こもれびメモ 若い人へ向けて

          春になって京都での新しい生活を始めたような、大学生や留学生、高校生くらいのお客さんが増えています。 だいたいみなさん「Googleマップでこのあたりの本屋って調べたら出たきた」とおっしゃる。 そうか、今の子はまずGoogleマップなんだな。 まあともかく新しく興味を持ってきてくださるのは嬉しい。 だいたい何かしら気に入ったものを買っていってくださることも多い。 特徴は夏目漱石や太宰治、坂口安吾など、文学の本を買っていかれること。 文庫などの安価なものが選ばれやすいこと。

          2024.4.15 こもれびメモ 若い人へ向けて

          こもれびメモ2024.4.9 棚主さんの消息

          棚主のつどいにも参加してくださったことがあるので、ご存じの方もあると思いますが、最高齢の棚主さんだったOさんの訃報が、先月届きました (90歳超えのハンコの方とは別の方です。Oさんの方が年長でした)。 連絡を取れなくなっていたので心配していましたから、こうしたかたちでも消息が伺えてホッとしています。きちんとしたお手紙をくださったごきょうだいに感謝しています。 秋にお引越しをされると伺っていて、こもれびでも、そのタイミングで小さな棚へ移る予定をされていて、またすぐ来るから、と

          こもれびメモ2024.4.9 棚主さんの消息

          こもれびノート 2024.1.23

          12月に「集客のために」とメモしたままになっていた下書きを発見した。 ので、ちょうど集客について考えていたので、少し書く。 こもれび書店の広報の手段は SNSが主。 まあ他の小さな小売はみんなそんなもんだと思う。 折込チラシとかポスティングとか、費用考えたらなかなかできませんよね。 SNSはX(ツイッター)、インスタ、Facebook。 マストドンとかスレッドとかはやっていない Twitterアカウントはそもそも夫が前職時代から細々と編集長の肩書きを明らかにして気まぐれ

          こもれびノート 2024.1.23

          こもれびメモ 2023.12.15

          棚主さんは20代〜90代までさまざま、と前にも書いたけれど、80代以降の方となると、当然全然生まれ。 今日はなんでそんな話になったんだったか、 小学生の時に北部の方へ疎開して、帰ってきたら実家の建物はなかった、という話をお聞きした。 京都は五条などで建物疎開をおこなっている。 それでご実家も移ったらしい。 そのときに幾らかのお金が入ったのを、棚主さんのおとうさんは戦後小豆と砂糖を手に入れて、ぜんざいにして食べちゃったそうな。 おじいさんの代から宿をやっていたそうで、お父さ

          こもれびメモ 2023.12.15

          こもれびメモ 2023.12.4

          出店の難しさ 出店イベントによって、売れるものが違う。 しまもと、セブラボは自社雑誌もそれなりに売れた。新刊は持っていかなかった。 奈良は古本も新刊も雑貨も自社のもけっこう持って行ったけど、ほぼ古本のみ。 初開催のイベントながら、おしまいになってしまったイベントの中継ぎ的なものなので、ということで新刊も売れるだろうかと見込んだのだけれど。 あちこち出てみて感覚を掴むしかないかな。 次は文フリ京都、そのあとはおそらく春のはじめに京都で出ます。 がその前に寒くないところであ

          こもれびメモ 2023.12.4

          こもれびノート 2023.11.28

          新刊を仕入れて売るということ 今日が11月最後の営業日でした。 ちゃんとした数字はまた明日以降にまとめて夫と共有するのですが、 売上の記録をみるに、ざっくりした数字ながら、今月は先月に続き、新刊の販売を伸ばせました。 前月比、とかいうやつなら 9月→10月は1.5倍です。 まあ金額としてはちょっとですが。 9月に一旦、全ての棚に棚主さんが決まり、10月に増設、それも再びいっぱいになりましたが、今後しばらくは増設せずに、入れ替わりに対応していくつもりです。 今のようすを

          こもれびノート 2023.11.28