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20年ぶりにピアノを再開。アラフォーの練習日記①
8月から週刊作りに取り組んだ「じぶんの薬をつくる」シリーズ、土台を整えてマイナス状態は脱しました。体調を整えて、仕事を減らしたらとっても元気に。
そしたら、ムクムクとやりたいことが出てきました。仕事でもやりたいこと、たくさん出てくるんだけど、ここで仕事を増やしたらまた元どおりだなと思ったので、趣味に全振りしてみました。
ピアノを再開!
私のピアノ歴
佐賀県の実家に暮らしていた頃は、専用の防音室とアップライトピアノ(防音室は父の趣味のオーディオのためだったので)をいつでも弾ける状況で、特にコンクールを目指すような気持ちもありませんでしたが、なんだかんだ3歳〜18歳までピアノを続けました。
弾けるようになった曲も色々あるんだけど、タイトルを覚えていない・・・
バイエル
ブルグミュラー
チェルニー30番
バッハの練習曲みたいな全音のテキスト
こんなテキストを使っていたと思います。
発表会も年1回くらいあって、有名な曲では
・テンペスト第3楽章
・悲愴 第3楽章
練習あんまりしない不真面目な生徒だったので、対して上手にはなりませんでした。
気に入る電子ピアノとの出会い
いつか弾きたい、再開したいと思っていたものの、マンション住まいになって早20年。音楽部屋を確保するほどの必要性や熱意がなかったので、必然的に電子ピアノしか選択肢がなかったのですが、なかなか気に入るものがありません。
木の鍵盤のピアノで育ったので、軽いタッチのキーボードがどうしても違和感がありました。
ところが・・・先日の日曜日、ついに気に入るピアノを最寄りの楽器店で見つけてしまったのです。ここ最近、ほとんど毎日ピアノを観に行っていたので、陳列初日でした。笑
それがカシオのPriviaでした。
ピアノへのこだわり
カシオって計算機やん!と言うイメージがありましたが、電子ピアノも出していたんですね。とてもスリムでスタイリッシュなデザインだったので、店頭でも一際目を引きました。
当初は、1万円くらいの小さめのキーボードを買って、娘に持たせてやろうと思ってベビーカーを押して店舗に行ったんですけど、私の方がどハマりしてしまいました。
1)キータッチが本物のピアノみたいに重たい
2)鍵盤の強弱で音の大きさの強弱が変わる
この2つがとてもとても大事でした。
1)キータッチ
正直、ピアノは指の筋トレだと思っているので、鍵盤をきちんと押さずに音が鳴るキーボードは気持ちが悪かったんです。
2)タッチの強弱が音の大きさに反映される
これも超・大事です。これが最重要かもしれません。私にとっては。
ピアノって強弱で感情表現をするんですね。これがキーボードで、強く叩こうが弱く叩こうが同じ音色・同じ大きさなら弾く意味がないと言ってもいいくらい。
そうか、私はピアノを通して「感情表現」がしたかったのです。
練習メニュー
憧れの曲「熱情」を検索していてファンになったピアニストのフォルテ君の動画を参考に、練習方針を決めました。
1、手本の曲を譜読みしながら聴く
2、ゆっくり片手ずつ練習する
3、間違った箇所を練習する(最初から弾かない)
4、じぶんの音を聞き直す
5、楽譜に書き込む
それと、私は自宅のすぐ近くに毎週ではなくスポットで通える先生を見つけたので、その先生に練習の手順やマイルストーンを引いてもらったり、表現や譜読みの間違いなどをチェックするためにお願いすることにしました。
やっぱりグランドピアノを弾くのは楽しいので、月に2、3回通いたいなって思いました!
テキストは
ハノン
チェルニー30番(13番からスタートします)
こちらで指を動かす練習をして、
最初の弾き上げる曲は、フランスのフォーレの「シシリエンヌ」にしました。こんな曲です。
Youtubeすごい。ありがたい。
もう、このご時世Youtubeで練習方法を公開してくれるピアノの先生がたくさんいてくれて、すごくありがたい。
シシリエンヌの楽譜読みのこの動画で一気にファンになった先生、森本麻衣さん。こんな風に音符から手が動くの、本当に尊敬します。
この森本さんの幻想即興曲がめちゃくちゃ素敵でした。これも弾けるようになりたいです。他の人の動画だと音が潰れているのも多いんですけど、このかたは低速(1、0より遅くして聞いても)で聞いても、1音1音が素晴らしく独立していて綺麗です。
あと、Youtubeでファンになったフォルテ君の動画はこちら。
この熱情のナルシスティックな弾き方に惚れました。
熱情、ずっと憧れの曲です。道はかなり遠い・・・
目標とするレベル
せっかくピアノを弾くなら、高校時代に弾けた曲はより情緒豊かに。
昔弾けた曲でマスターしたいもはもちろん、弾けた曲の中でも、特にテンペストを早めに弾きたいです。
テンペストはこんな曲。
さらに憧れの曲にも挑戦したいです。人生は長いのだから。
弾きたい曲はたくさんあります!
むかし、第3楽章だけ弾いた曲の憧れの第1楽章はこちら。
どれも大作なんだそうです。高校時代はこう言うの、本当に知らなかったです。先生の言うとおりの選曲で発表会に出ていましたので・・・汗
ベートーベンのちょっと狂ったような、焦燥感に溢れる感じが好きです。
技術的に追いつくかどうかは絶望的ではあるのですが、指を動くようにすることを目標に。
発表会もある!
今日参加を決めたピアノ教室では、2022年の4月30日に発表会があるようです。そこを小さなゴールにして、練習を再開することにいたします。
ただの日記になっちゃいましたが、1歳の娘もとても楽しんでくれてるので、簡単なお手本ならささっと弾けるくらいにはなりたいな、と思います。
いつか練習する時のための記事
https://shirokuroneko.com/archives/3411.html
https://shirokuroneko.com/archives/5584.html
それでは、また明日。