親子イベント運営についてまとめ【集客編】
2-1.新規開拓
イベント運営で最も苦戦するのが、間違いなく「集客」。
まず始めたのはInstagramでした。
イベント運営をするアカウントを作り、初回イベントの告知をしました。
関連するハッシュタグをつけ、ターゲット層のアカウントをフォローしたり、コメントで「こういうことをしてるので来て下さい!」と書き込んだり…
おそらく誰でもやる最低限のことかと思います。
あとは人づての紹介などもあり、初回は満席スタートで、その後も満席は続きました。
集客については今でも試行錯誤していますが、本当に思うのが、
「載せるだけでは来ない」ってことです。
「SNSに載せてるのに集まらない…」
などと悩む方の声をよく聞きますが、載せるだけで集客できたら苦労はないですよね。
もちろん中にはそういうものもあるとは思います。
営業職時代のことが役立っている?部分もあるのかもしれませんが、一人ひとりに対してアプローチすることや、相手の気持ちを想像することが大事だと感じます。
自分だったら申し込むかなとか
ここで踏みとどまる理由はなんだろうとか
とことん想像すると良いと思います。
さらに、次々と新しいイベントは現れるし人口の多い県なのでイベント自体が珍しくなく、選ぶ側の目も肥えています。
なので一度来てくださった方にはまた来て頂けるようにしたいんですね。
せっかく来てくださった方が、次回もう来ない、となるとこんなに残念なことはありません。
リピーターになってもらわないといけないのです。
そのためになにをするのか??
2-2. リピーターをつくる
新規開拓をしつつリピーターを増やさないと、お客様は増えません。
毎回一から集客をするのでは、同じ労力がかかり続けていくことになるので、新規開拓より大事だとわたしは思っています。
特に、リピーターの方は一度体験してくださっているので口コミも持っています。
生の声が一番貴重であり、何より人は「人の集まるところ」に集まる性質があります。
リピーターさんの口コミや拡散が、集客の重要な鍵を握っています。
▼リピートしたくなるポイント
①良い体験をする
これは至って当然のことです。
そこでの体験が楽しく、その場所が居心地が良く、期待以上の内容であった場合、また行きたいと思う、という非常に単純な話です。
単純な話ではありますがここを怠っては絶対にだめです。
笑顔で挨拶をする、お名前を呼ぶ、話を聴く、などコミュニケーションを取ることが大切です。
特にお子さんの名前を覚え、お子さんとコミュニケーションを取ることが重要です。
お子さんが楽しそうにしていることが分かると、ここに来ると親も子も楽しい、とインプットされリピートにつながります。
「お子さんの成長を一緒に見守る人」の役割を担うことです。
また、親子イベントにおいては、ママが孤独を感じないことが最重要事項といえます。
楽しむため、リフレッシュするため、勇気を出して予約して足を運んでいるのに、行くことでより孤独を感じたらこんなに辛いことはないですよね。
「はじめてですが大丈夫ですか?」
「1人で参加しますが、他にも1人の方いますか?」
という質問が多いのもこういう理由です。
参加者の中で、自分以外の全員が仲良しだったら少し居心地が悪く感じるかもしれません。
その方の性格にもよりますが、
なるべく偏りが出ないように席順を工夫したり、その方を中心に話を展開できるようにしたりしてみると良いかと思います。
②承認欲求が満たされる
人は誰しも承認欲求があります。
特にSNSを使っている方は、投稿できるネタを探していることが多いので
わたしのイベントは、「投稿したくなる」にフォーカスしました。
「投稿してください」とお願いするのではなく、「投稿したくなるもの」にすれば自然に投稿してもらえます。
これは【企画篇】にも書いたのですが
投稿してもらえるような仕掛けをするということです。
ベビーマッサージ中の写真や赤ちゃんだけの集合写真を撮って、お礼のメールと一緒に写真を送っています。
▼その結果…
これにより、開始から2か月ほどで、2-1のような集客活動をしなくてもリピーター様だけで満員になるようになりました。
イベントの帰りに次回の告知をすると、その場で予約をしていってくださることが増えたため、
(次回はいつですか?と聞かれその場で決めたりも。)
新規の方とリピーターの方、両方が予約して頂けるようにイベント開催の回数を増やしました。
しかしながら集客は永遠のテーマです。
特に親子イベントは、お子さんの月齢が内容にマッチしなければ卒業していってしまうことがあります。
その為、同じことをし続けていたら新規開拓はできますがリピーターが途中で離脱する現象が起きます。
長いお付き合いをするには?
イベントの企画内容が重要になります。
次回は【企画〜継続と進化〜】です。
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