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《劇場版コナン最新作~緋色の弾丸~》全作ヘビーリピーターが感想を書いてみる

実は公開翌日に観てきたので、今更ながら感想を書いてみる。
※あくまで個人の感想なので悪しからず
※ネタバレを多分に含むのでご注意ください

自分とコナン映画(余談)

タイトルにもあるように、自分は前作までのコナンの映画に関しては相当回数観ていて(車ではdvdをヘビロテしている)、その作品限りのキャラクターやセリフもそこそこ覚えているレベルになっている。
その中で1番好きな作品は、第2作目の「14番目の標的」だ。これは子供の頃初めて映画館で観た思い出の作品でもある。コナン映画の売りのアクションや大規模爆破はもちろん、根幹になるミステリー部分もかなりしっかりしていてとても見応えがある作品である。(この辺の話はまた別記事で)

緋色の弾丸 感想

本題の最新作の感想としては、率直に「面白かった」と思う。10点満点中の8点と言ったところかなと。以下、個人的に良かった点と微妙だった点を書いてみる。

<良かった点>

・事件の規模感に対するコナンの関わり方がちょうどよかった
→過去作品でもそうだがコナン一行が絡んでいく本筋の事件は、程よい規模であった方が観る側も楽しめる。規模が大きすぎるとコナンが解決する動機が希薄になりやすいし、小さすぎるとTVスペシャルみたいになってしまう。今回はコナンと関わりのあるFBIつながりである+小五郎への依頼もあり、大規模な事件の割にコナンが入りやすくなっているのがよかった。

・前評判通り赤井ファミリーの活躍が目立った
→これまで赤井秀一や世良真純は、作品によってメイン級の活躍をしてきたが、まだ正体がお互い不明瞭なところもあって同作品での出番はなかったと思う。原作でも重要な家族関係であるため今回もあまりに深い接触はあえて避けているようだったが、沖矢昴vs世良&メアリーという形で相対し、更に全員に見せ場があったのは(特に推しのファンにとって)良かった部分かと思う。ただ結局ほとんど一緒に活動していたのは赤井&秀吉、世良&メアリーの組み合わせであまり関係性に進展はなかったが、、、。

・ラストにかけての緊迫感は過去最大級
→今作では駅に突っ込んでいくリニアを止めるというのが、事件解決後からラストにかけてのコナンの見せ場だった。大規模爆破などからみんなを守り生還するのがコナン映画の恒例だが、今回はその中でも絶体絶命感が感じられ、「この状況でこれからどうするんだ?」というハラハラ・わくわく感があった。個人的には蘭を危機から救うより、コナン自身が危機から生還する展開の方が好きなのでそれも含め良かったと思う。

<微妙だった点> ※あくまで個人の感想です

・小五郎、蘭、少年探偵団の活躍がほとんどなかった
→今回の主役はあくまで赤井一家であるし、過去作でも出番量にムラがある人たちなので「まあそんな回もあるか」という感もあるが、今回は序盤に少年探偵団で鈴木会長を見つけたくらいしか出番はなかったと思う。小五郎や蘭はほぼ出番なし(小五郎に至っては護衛対象がさらわれているのにのんきに鰻食べようとしている始末、、、)。もう少しいいところがあってもいいのかなと思う。一方で灰原はたくさん活躍していてよかった!

・秀吉の活躍させ方に無理がある
→何度も言うが今回の主役は赤井一家なので、秀吉も活躍してしかるべきなのだが、個人的にあの地図を見ただけで逃走車の行き先がわかる→FBI連中に指示して追い詰める、というはちょっと無理があるなと。将棋の名人なのでああいう戦略や先読みを持ち味にするのは正しいのだが、、、個人的には微妙に感じた。

・犯人が割と簡単にわかってしまう
→今回の犯人候補は3人しかおらず、そのうち犯人の1人は明らかに姿を消しており、その時点で犯人が明白になってしまっていたのはミステリーとしては微妙だった。まあこれまでも最序盤で犯人が分かっているパターンもあったので、ダメだとは言わないがそれにしても中途半端だった。

以上、3点ずつ挙げたが映画を既に観た皆さん的にどうでしょう?共感できた点はあっただろうか?
本記事はここまで。また映画見たら感想書きます。ではでは。

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