イタリア滞在記(7) 何十年ぶりの学生生活!
学校では8時半からお昼前で2コマのレッスンを受ける。午後からはずっとフリータイムだけれど、復習と宿題そして翌日の予習に結構な時間を取られてしまう。それでも、学校が用意してくれているアクティビティーに参加したり、仲良くなった人たちとアペリティーボや食事に出かけたりするので、早朝から夜までフル回転。
朝早くから掃除・洗濯の家事を済ませ、アパートの下の道から自分の洗濯物を見上げて、どうか風で飛ばされないで!と念じながら出かける日々。ここでは洗濯物は、バルコニーの外に張り出されているロープにぶら下げるのが主流(?)ご近所さん皆同じスタイル。ナポリの下町ぽくって、慣れてしまえばなんだか楽しい。
チェファルにある唯一の博物館 Museo Mandralisca。この町出身の権力者マンドラリスカ男爵が集めた収蔵品が展示されている。点数が多く、収蔵品も広い範囲に及ぶためか、やや雑然とした雰囲気はするのだけれど、当時は財をなすとパレルモのような大きな街に移ったり、シチリアを離れてしまう人が多い中で、最後までチェファルを離れなかったというチェファル愛が半端ない男爵だったそうだ。
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