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文学フリマ36出展レポと、これからの活動について

お久しぶりです。あるいははじめまして。米森(よねもり)と申します。
一次創作小説を書いて、年1回くらいのペースでコミティアや文学フリマに出展しています。

さて、今回はタイトルにあります通り、文学フリマ東京36に出展したときの振り返りと、あと今後の自分の活動方針について書き留めてみた記事になります。自分用の備忘録も兼ねています。

そもそも文学フリマってなに?

文学フリマは、作り手が「自らが〈文学〉と信じるもの」を自らの手で作品を販売する、文学作品展示即売会です。
小説・短歌・俳句・詩・評論・エッセイ・ZINEなど、さまざまなジャンルの文学が集まります。
同人誌・商業誌、プロ・アマチュア、営利・非営利を問わず、個人・団体・会社等も問わず、文芸サークル、短歌会、句会、同人なども出店しています。参加者の年代は10代〜90代まで様々です。
現在、九州〜北海道までの全国7箇所で、年合計8回開催しています。

文学フリマ | 文学作品展示即売会 (bunfree.net)

です。(公式から引用)
東京、大阪、京都、福岡、岩手、札幌などで開催されており、今回のこの記事は文学フリマ東京36に出展者として参加したときのものになります。ちなみに、文学フリマに個人で出展するのは初でした。

前日までのこと

開催約3週間前のGW明けには、週3~4回ペースでなんかしらをTwitter上で宣伝しました。文学フリマは初めての出展+直参イベントに出る頻度自体あまり高くない+今後イベント参加頻度が落ちる(理由は後述)のため、今回は宣伝頻度上げて頑張ろ~、と。

ちなみに宣伝ツイートはこんな感じです。頒布物は文庫本2種(うち1種新刊)とA5小冊子1種でした。
素敵な宣材は代々木グラフターさまに作っていただきました。デザインセンスが終わっている米森によく手を差し伸べてくれるありがたい存在(の中の人)です。

当日のこと

10:30過ぎに流通センター駅に着きまして、什器も頒布物種類も、他サークルに比べると少ないので10分くらいでサクサクと設営を終わらせたあとは、買ってきたお昼ご飯を自スぺースで食べてました。始まっちゃうと食べる時間的余裕も心理的余裕もなくなっちゃうタイプなので、ごはんはいつも開催時間前に食べます。

設営完了ツイート内ホワイトボードの誤字はこのあとすぐ気づいて直しました。はずかしい。

いざ始まってみると、すごい人出でびっくりしました。今回奥まったところのスペースをいただいたのでここまであんまり人来ないんじゃないかな~とか、ましてファンタジーとか恋愛とかの王道じゃないものしか置いてないしな~とか、正直斜に構えてたところもあったのですが(良くないですね! 反省!)、蓋を開けてみると、当サークルでは過去最大に近い頒布数となりました。

スペースに来てくださった方も、はじめての方が多かったように思います。
見本誌コーナーから来てくださった方もいて、頒布物に関して温かいお言葉をいただけてとっても嬉しかったです。
フォロワーさんであってもお会いするのは久しぶりの方が多かったです。久しぶりにお会いできたのが嬉しくて、すごく嬉しくて、テンパり過ぎて、1回本を渡し忘れそうになりました。お菓子は高確率で渡し忘れました。ごめんなさい!! 次の機会に倍量にしてお渡しします。

後日のこと

イベント楽しかった!! この一言に尽きます。
会場内を眺めながら、初めてイベントに一般参加したときのことを思い出していました。8年前にコミティアに行ったのが最初で、当時はオンオフともにかなりの引っ込み思案だったこともあり、会場の熱気を目の当たりにして「こんな楽しそうな世界があるんだ」と衝撃を受け、その晩に知恵熱を出したんですよね。それから月日は経ちましたが今でも鮮明に当時の衝撃は思い出せます。
出版不況とか活字離れだとか言われて久しく、そしてそういう世間の流れが変わることもなかなか難しいでしょうが、そんな中でも文学を通して何かを発信したい・受信したいという方はたくさんいて。そういう世界を私は信じてみたい。そう思います。

ちなみに自家通販を開始しました。これはCMです。よろしくお願いいたします。

これからの話

23年度中のイベント参加はしばらくお休みします。
理由は主に2つございます。

① リアルの多忙や先々の予定の不透明さ
 仕事が出張多めであること、あと内容的にもハードなので、食らいついていくためにも仕事のための勉強時間を確保したい。

②「物語を書く」というスキルについて、今後の自分の中のあり方を真剣に考えたい
 物を書くということ1本で食べていこうという思いはありません……ありませんが、どうやら稀有なスキルに分類されるこれを、自分の人生においてどう活用していきたいか。どんな目標に向かってペンを執るか。ということを真剣に考えたいです。
 そのためには、現在いささか単調で漫然とした執筆に対する自分の心構えを見直したくて、その時間が欲しいなと考えています。

表に出す作品はしばらくなくなると思いますが、創作を辞めるための空白期間ではないので、上手くいくかはわからないけれど……やれるだけやって進んでみよう。という気持ちです。

というわけで、この記事はここらへんで終わりにしたいと思います。
またご縁がありましたら、ぜひイベントでお目にかかれる日を楽しみにしております!

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米森
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