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スポーツを通じた地域社会との共生を目指して ーコメ兵の取組む障がい者スポーツ支援
こんにちは。KOMEHYO note 編集部です。
コメ兵は2012年から10年以上、地元名古屋の車いすバスケットボールチーム「BrilliantCats」と「WORLD BBC」をスポンサー支援してきました。私たちとチームのこれまでの軌跡と想いを改めてお話させていただきます。
誰もが暮らしやすい豊かな社会へ
私たちにとって、サステナビリティとは事業そのものです。コメ兵ホールディングスグループでは、「事業マテリアリティ」を核として、社会や環境も踏まえた「ESGマテリアリティ」を設定。マテリアリティにおけるSocial(社会)項目の一つに「地域社会との共生」を掲げています。
この背景には、様々な企業活動を通して、地域や社会に貢献する存在でありたいとの想いがあります。本業であるリユース事業に留まらず、サステナビリティ活動も推進しています。
障がいがある人もない人も暮らしやすい豊かな社会を目指すなかで、スポーツ振興を通じた地域の発展に取り組んでいます。
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車いすバスケットボールチーム「BrilliantCats」「WORLD BBC」との出会い
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2009年に改正障害者雇用促進法が施行されたことを背景に、積極的な障がい者雇用を推進してきたコメ兵。当時は、まだ多くなかったパラアスリートの雇用も視野に障がい者スポーツチームや選手を支援できないか検討していた中、コメ兵の地元・愛知県名古屋市を拠点に活躍する「BrilliantCats」と「WORLD BBC」に出会ったのです。
縁あって、2チームに所属する大島選手が2012年に入社。以降も障がい者雇用を推進し、冨永文明選手、児玉真也選手も共に働く仲間となりました。
そして、スポーツドリンクや練習着・リュックを寄贈し、チームのパワーアップを陰ながらサポートしてきました。時には、独自の大会「コメ兵カップ」を開催したり、従業員が競技体験できる機会を設けることもありました。
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車いすバスケの魅力を一人でも多くの方に届けたい
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車いすバスケットは、競技用車いす同士のぶつかり合いの激しさや巧みなパスワークなど、一度観戦するとあまりの迫力に驚く人も少なくありません。基本的なルールは健常者バスケットと同様ですが、一方で、独自のルールも存在します。
たとえば、障がいのクラス分けで決められた持ち点をそれぞれの選手が持ち、その持ち点の合計が14.0点であれば、誰もが試合に参加できる(男女混合のチーム編成、健常者の参加も許可されている)こともその一つ。まさにダイバーシティを体現したスポーツと言えます。
KOMEHYO note 編集部メンバーも、練習や大会を観戦したことがあるのですが、競技の理解・知識があるのとないのとでは、観戦時の面白さもまったく異なりました。観戦するたびに新たな発見がある奥深いスポーツなのです。
だからこそ、従業員はもちろん、一人でも多くの方に車いすバスケットボールの魅力や楽しさを広く知っていただきたいと考えています。体験してみたい・共にチームを応援したい人をもっと増やす機会づくりにつなげていきます。
支援の充実に向け、部署横断のサポートチームを結成
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その第一歩として、2024年度から当社の総務部・経営企画部・広報部と部署横断のサポートチームを立ち上げました。物品の支援に加えて、これまで以上に競技を身近に感じる機会や知るきっかけづくりなど、広い視野でチームや選手をサポートし、車いすバスケットの普及に努めていきます。
サポートする2つチームの活動や試合結果、私たちの支援の取組みなどをnoteでお伝えしていく予定です。ぜひ、お楽しみに。
応援もどうぞよろしくお願いいたします!