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【オーストラリア滞在記】仕事開始、Canで銀行口座を開設、7日目

今日から仕事が始まりました。
仕事柄もあるかとは思いますが、こちらは日本のように丁寧に教えてくれるという感じではありません。それ実践、まずは行ってこい!という感じ。
私の働いている場所は、名前こそ日本の名前ではあるものの、働いている人たちは皆ごりごりのオーストラリア人たち。そしてお客さんも9割地元の人というレストラン。スタッフたちに出会った瞬間からよーいドンの仕事だったため、緊張する暇がなかったのと、ネイティブとの英語環境という点がとても幸いであったと考えています。ともあれやはりオーストラリア英語の言い回しは馴染みがなくハテナはたくさん浮かびますが。
久しぶりの労働、段々と頭が働かなくなってくると、聞き取りづらさも相俟って推測で返事してしまうのはいけないな。

空き時間にケアンズ、ブリスベンで開設できなかった銀行に連れて行ってくれることになった。私の住む場所は本当に車がないと何もできない。行きの道すがら、やはり車を買いたいと強く思ったものの、こちらは高いし半年だけいる予定ならやめときな、と。ううん、悩ましい。後半の半年は街で住んでみたいんだよな。
銀行は予定していた場所ではなく、オーストラリアで4大銀行に数えられるCommonwealth Bank of Ausrtaliaにした。月々の最低入金額が決まっており、口座が全く動かない場合は維持費がかかるものの、一年中何かしらの仕事には携わりたいと思っているため、懸念点にはならないと判断した。
受付の方に聞くと、前の人がまだ口座を作っているから待っていてくれ、と。ドライバーでついて来てくれた人を待たせてしまう手前申し訳ないが、前の人が終わるまで待つことにした。

順番が回ってきてブースの中へ案内される。待たせてごめんね、とペーパーへの記入等なく、そのまますぐに口座開設の手続きが始まった。
日本の銀行だと前もって色々記入した気がするのでとても楽。
パスポート情報に加えマイナンバーの番号を聞かれる。国外へ出る際に国に返却していると話すがそれでもいいとのことで撮っていたカードの写真を見せた。(※後々会社の人に聞くと、マイナンバーカードを返却していてもそこは適当で良いとのこと。)ネットでは航空券の半券やビザステータスのメールをコピーしたものが必要等々見かけたがそれらはCanでは必要ないとのことだった。やはりとても楽再び。

ものの15分程度で開設終了。閉鎖する際はどこの店舗でも、ネットでも大丈夫とのことで一安心。最低金額の入金もなく、1週間程度でカードが届き、ついでにネットバンキングも開設しておくかと聞かれお願いした。
店舗にもよるとは思うが、あっという間の口座開設でとても有難い。
ネットでは度々口座は手数料のかからないNABがいいと見受けて、私もそこでの開設を予定していたが、Canのメリット、デメリットもこれから体感してみようと思う。

そういえば、昨日職場が陸の孤島にあるからと連れて行ってくれたスーパーで、歯磨き粉を買い忘れるという失態を犯した。
次の1週間は買い出しにいけないと、Amazonも1週間程度かかると知り絶望に打ちひしがれるほどでもなかったが、塩で代用し、案外いけると思っていた矢先銀行の隣にスーパーを発見。有難いことに自由時間をいただき2日連続で買い物ができた。塩で代用いけると言ってみたものの、やっぱり歯磨き粉が欲しい。

Colesというスーパー。こちらもWoolworthと並ぶオーストラリアでは大手のスーパーのようで、品揃えはアジア食品まで揃うという孤島で生活する人間としては諸手を挙げて喜ばせていただくレベル。

お肉や魚は量り売りもパックもあり、薄切り肉を見つけた時は鍋の素を持ってきた自分に拍手を送りたくなった。
アジアンフードも充実しており、値段もそこまで高価ではない。
同じレーンには日本の調味料、麺類、米もある。

こちらQLD州の水道水はあまり飲料をおすすめできない(やばいケアンズ、ブリスベンでは飲んでいた…、お腹は壊していません。味も悪くなかった。)とのことで、ボトルウォーターを購入することにした。1.5リットルで90¢、日本のスーパーとはあまり変わらない値段むしろ安めではあるものの、どうせならブリタやフィリップスなどの浄水器を買ってもいいかも?と検討事案に追加する。

買いたかったものたちをカゴに詰め無事買い物終了。食べたいものの欲望は天井知らずだし、こんなに品揃えが良いのだからのんびり材料を買い足していこう。
私の職場には1人部屋の寮が付いており、小さいけれど1人には十分なキッチンもある。陸の孤島の分、住む環境には本当に恵まれた。

部屋からの景色。
目の前には大きな建物はなく海と緑だけ、と寝そべるカンガルー。
本当に自然の中にあるので少しの寂しさありと、夜は注意しなくてはいけないけれど、
もう少し頑張れるぞ、と思わせてくれるオーストラリアの自然なのだ。
この先へ進むと海岸へ出るらしい。硬い砂なのでランニングができるのだそう、
日本からHOKAのランニングシューズを持ってきてよかった。

一夜ここで過ごしてみて、小さな虫たちとは今のところ共存できている。
良い点は、彼らは光にしか興味がないので、消してしまえば興味を無くし静かになるという事。
窓にぶつかる何かの虫の音や、鳴き叫ぶような鳥の声も少しずつ慣れていきたい。それらの存在が無になるくらいに慣れたら、どこでも生きていける気がする。

P.S.
同僚のオーストラリア人たちの名前がなかなか珍しそうな名前で長くて愛称ですらしばらく覚えられそうもありません。
あとオージービューティーの子ともう少し仲良くなれたら、どこでマツエクしているのか聞いてみようと思います。

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kome
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