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本と食と私

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ライターの田中佳祐さんと双子のライオン堂書店の店主・竹田信弥さん2人による連載「本と食と私」。毎回テーマを決め、そのテーマに沿ったエッセイを、それぞれに書いていただきます。
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#読書

「本と食と私」今月のテーマ:行き止まりなんてなかった―アップルパイという逃避

アップルパイという逃避 文:竹田 信弥  カウンターに積んである林檎を2つ手にとって、流…

駒草出版
2年前
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「本と食と私」今月のテーマ:行き止まりなんてなかった―完成しないオムライス

完成しないオムライス 文:田中 佳祐  私は煮込み料理が好きで、その中でも特に気に入って…

駒草出版
2年前
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「本と食と私」今月のテーマ:異国の料理―代わりのきかないもの

代わりのきかないもの 文:竹田 信弥  異国の料理を食べることと海外文学を読むことは、ど…

駒草出版
2年前
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「本と食と私」今月のテーマ:異国の料理―人生に残された料理の刻印

人生に残された料理の刻印 文:田中 佳祐  リチャード・ローティという哲学者の本『偶然性…

駒草出版
1年前
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「本と食と私」今月のテーマ:別れたくないもの

別れたくないもの 文:田中 佳祐  死ぬほど美味いものと聞いて、何を思い浮かべるだろうか…

駒草出版
1年前
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「本と食と私」今月のテーマ:運動―野菜炒めの味は完成したけれど

野菜炒めの味は完成したけれど 文:田中 佳祐  大学生の頃、運動場で太極拳を習っていた。 …

駒草出版
1年前
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「本と食と私」今月のテーマ:運動―僕が野球漫画で紛らわしているもの

僕が野球漫画で紛らわしているもの 文:竹田 信弥  この半年間、スポーツ漫画や小説に手が出るようになっていた。理由はわかっている。昨年の9月に怪我をしたからだ。    月に一度の草野球の日だった。8年ぶりに草野球チームに入った。運動不足を解消するためだ。趣味の集まりではあるものの、チームは地域のリーグに所属している。2つのリーグに別れて、約1年かけて総当たり戦を行い、順位を争う。4月からリーグ戦が始まった。3月に行われていたチーム練習にはあまり出れず、ぶっつけ本番の形で実

「本と食と私」今月のテーマ:動物―返ってきた空想

返ってきた空想 文:田中 佳祐  『ノーダリニッチ島 K・スギャーマ博士の動物図鑑』は、著…

駒草出版
1年前
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