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    艱難汝を玉に、しない

    「かんなん【艱難】 汝(なんじ)を玉(たま)にす」 人は多くの苦しみや困難を経てはじめてりっぱな人間となる、という意味で哲学書などでよく用いられる語だ。東洋が語源のように思えるが西洋出典らしい。 このような語をやたら使う宗教者には要注意。 「神のようになりなさい、と聖書にあるからお前を苦しめるのだ」 そう言って一方的に暴力を振い続け、相手が死ぬまでとことん攻め続ける。 彼ら彼女らにとって「神の言葉」を体現する自分たちが何をしようともそれは「神の意志」であり、行為によっても

    艱難汝を玉に、しない

    神は本当に泣いてくださるのか

    なぜのこのような記事を書くのかというと。 実際に聞いた話で、妻子にDVを振るうとある教会の牧師の口癖は 「神は強いものの味方だ。強いものが勝つのだ」 だったそうだ。 その妻子は必死の思いでそこから逃げたので、いまもそうであるかどうかは不明だが。しかも、その教団は妻子を追いかけて連れ戻そうとしたらしい。 今もしその妻子が牧師と共にいたら、生きていたかどうかは不明だ。 もし死んだとしても 「神の最善だ」 「神の導きでこうなったのだ」 「主は泣いてくださったのだ。それで十分ではな

    神は本当に泣いてくださるのか

    西田幾多郎の宗教観

    たまたま西田幾多郎に触れていたら次のような文章があった。すでに著作権切れているので引用する。 ここから数行先にルターや親鸞も登場するが、どうやら我々の存在自体が矛盾に満ちている、といいたいらしい。 ひとつ言えることは、自己が「矛盾する存在である」と認め静かに精神を対峙させる習慣を全人類が身につけるようになれば、だいぶ世界は平和になるであろうということだ。

    西田幾多郎の宗教観

    キリスト教=「地獄の釜茹で風呂」(笑)

    この本たまたまKindle Unlimitedに出てて、読んで大爆笑しております。 もしキリスト教関係者で「リバイバル早く来い」とお考えの方いらっしゃったらコレ読んでください。 あなたが思う「リバイバルの炎」案外、この本の第4章に登場する「地獄の釜茹で風呂」かもしれない。

    キリスト教=「地獄の釜茹で風呂」(笑)

    放蕩息子の兄

    新約聖書にあるイエスキリストの有名なたとえ話に「放蕩息子」がある。ルカの福音書第15章全体をとおして、父親とその息子たち(兄と弟)について書かれた物語だ。 父親は財産を二分割し、従順な兄は父親の元で父の手伝い(仕事)を続けるのだが、弟は旅立って放蕩の限りを尽くす。しまいには全財産を使い果たしてしまう。貧乏になった弟を助けるものはなく、激しく後悔した弟は父の元へ戻ってくる。すると父親は温かく弟を出迎えるのだ。20節あたりから口語訳聖書を引用してみよう。 多くの教会は弟の立場に

    大学教授は絶滅するか?

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    大学教授は絶滅するか?

    エディプスコンプレックスとは同性の親に対しては競争心や敵意を感じるという心理状態。ひょっとしてニーチェが「神は死んだ」と表現したのは人類の挑戦心を代弁したものだったのか? 永久に乗り越えられそうもないのだが。

    エディプスコンプレックスとは同性の親に対しては競争心や敵意を感じるという心理状態。ひょっとしてニーチェが「神は死んだ」と表現したのは人類の挑戦心を代弁したものだったのか? 永久に乗り越えられそうもないのだが。

    平面の定義と脳内定義

    ChatGPTに「平面の定義」について聞いてみた。 キャプションもChatGPTにつけてもらった。すなわち、ここでは3つの球体の中心を収めるひとつの平面が浮かび上がる状況を図にしている。 この記事のタイトルは「平面の定義と脳内定義」。ここにあげた球体から「平面の既視感」を作り出す脳内の仕組みが、次のような拡大解釈をもたらすことがある。 ・全く関連がなさそうな出来事が3つ起きたとき、それらが一つの事象を指し示すように思える。 ・全く関係のない分野のニュースが3つ重なった時

    平面の定義と脳内定義

    その宗派教派がカルトかどうか気になるなら、信徒の目を見ると良い。カルトの場合、信者はみんな同じ目をしている。イラストのような目ではなく、腐った魚のような目。

    その宗派教派がカルトかどうか気になるなら、信徒の目を見ると良い。カルトの場合、信者はみんな同じ目をしている。イラストのような目ではなく、腐った魚のような目。

    判例検索のススメ

    預言書「を」数えよ

    天変地異が報じられるとあちこちから一斉に「預言が成就した」との声が聞こえだすでしょう。 ちょっと立ち止まって、是非、預言書「を」数えて欲しい。 あなたの手元にある教派の指導者がその預言を書いて、出版して 果たしてどのくらい経っているだろうか。 あなたの手元にある本に例えば 「この偉大な預言者は***冊の本を発表した」 「今後も翻訳が待たれている」 とあって、その時点からどれだけ続編や改訂版が出ただろうか。 もし、数えるほどしか出ていない場合。 ひょっとするとその預言者

    預言書「を」数えよ