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日記解説 5/26 『鬱の本』、散歩デートの日

5/25。22:30。就寝。

5/25。23:30。起床。

何がなんでも早すぎる。前日も、規定量の睡眠薬を飲んだのに1時間睡眠だった。(一応追加で2時間朝寝れたけど)

どうなっとるんだ、体。
19日から24日まで、酷く落ち込んでいて24時間のうち23時間30分寝ている生活だったから、どうにかトントンにしようと今1時間睡眠のブームが来ているわけ?
こんなんじゃ、朝の7時から始まるバイトに応募しているのに受かってもお先真っ暗だよ。

欠伸は2、3度出たものの、すっかり脳が覚醒している。困った。

この長い夜をどう乗り越えようかと思い、考えた結果とりあえず空腹を満たすことにした。

思い返せば25日の16時に野菜ゼロ、具材はツナ……じゃなくて安いやつだからカツオの缶詰と、薄焼き卵のみの冷やし中華を食べたのが最後だった。
冷凍の米をチンし、あと3日で賞味期限が来る卵を割り入れ、卵かけご飯にする。
早朝覚醒といいつつ、23時30分に丼で卵かけご飯を食べるのはどうなのか。完全に体が狂ってしまっているなあ。

食欲が満たされた。眠気は来ない。

暇なので絵を描く。
緊張性頭痛にラジオ体操が効くと見たので、6月から毎日ラジオ体操をやろうと思っている。その、チェックシートというか、いわゆる夏休みに配られるようなあの紙を作ろうと思い立ち、iPadを開きペンを握る。

A4で印刷したって邪魔だし恥ずかしいし、A6になるように、Canvasというアプリを駆使して画像を作る。これであとはコンビニで印刷してくるだけだ。

絵を描いた後、本を読む。

点滅社の『鬱の本』を読む。

去年の誕生日に友達に買ってもらう予定だったのだが、引越しで有耶無耶になったので図書館で借りた。お金が無くて。多分5ヶ月くらい待った。

この本は、84人の様々な職業(ニートの人もいる)の人に1000文字程度の文章を書いてもらい、まとめた本。
見開き1ページで1人。とても読みやすい。鬱の時って本読めないから、助かる。

この本に惹かれたキッカケは、好きな本屋に入荷してて、タイトルの『鬱の本』という直球さに惹かれた。だってわたし鬱だから。
さらに、執筆陣をよく見たらバンドの挫・人間のメンバー下川リヲ、歌人の初谷むい、筋肉少女帯の大槻ケンヂなど、ちらほら知っている名前があった。それで読もうと決めたのだ。

読み始めてすぐぐらい、とてもびっくりした事がある。
彼氏が出会って一番最初に「僕、笹井宏之っていう歌人が好きで、特に『えーえんとくちから』っていう歌集が好きなんですよね」そう言って貸してくれた歌集、まさにその本の話をしている人が出てきたのである。
笹井宏之は若くして亡くなったが、現代短歌でかなり有名な人だと、そこまでは知っているけど、何作かある歌集のうち、『えーえんとくちから』で被ることがあるのかと思った。

その奇妙な奇跡は続き、またもや彼氏が貸してくれて、その時に1回読んだけど、先日の自殺企図騒動でまた貸してくれた餅井アンナの『へんしん不要』の話が出てきたり、なんだか同じ深度に居る人たちなのかと安堵した。そのお陰か文章が心地よく身に染みてきて、一気に全部読んでしまった。
昨日も太宰治の『駈込み訴え』を一気に読んだが、100倍ぐらいの文章量。でも、なんか読めちゃった。これは今自分が軽躁状態だからなのか、ただひたすらに柔らかくて読みやすいからなのか。
鬱の文筆家(まあ、鬱と診断されてない人も執筆しているけど)の書く独特の柔らかさが集まっている本で、心が洗われていくようだった。

自分が思う「鬱の本」とは、回り回って誰かにとっての「希望の本」だと思うのだが、どうなのだろう。

『鬱の本』佐々木健太郎 p.63

この一文が特に好きだ。書写ノートにメモっておくことにする。

読み終わってこのnoteを書いて今、朝の4時。外は明るくなり始めている。
精神薬と安定剤を飲んでもう一眠り出来ないか足掻いてみよう。今日は散歩の予定がある。


失敗したーーーーーーー!

5時半ぐらいに追加で睡眠薬と安定剤を飲んだら眠りが深すぎてアラームが届かず、完全に寝坊した。またドタキャンしてしまった……。
そしてまだ眠い。眠すぎる。どうしたんだ体。


お茶いっぱい飲んでいっぱいおしっこして睡眠薬排出したらなんか元気出てきた。彼氏が家に来てくれるらしい。それまでの間に服着替えたり外出の準備をする。今日は古着屋で買ったばかりの「Bali」ってゆめかわカラーで書かれてる白Tシャツを基軸にコーデを組み立てるか。

彼氏が家に着く。何も食べずに来たらしいので、冷凍のそばを振る舞う。

お父さんへ 出張で不在の間めちゃくちゃ食料食い尽くしています 娘より

そば食べて出発〜。

とりあえずやること↓
・散歩(2人)
・百均でアイマスクを買う(私)
・手帳を買う(彼氏)
・公園でのんびり本読んだり水彩スケッチする(私)
・バイトの面接まで時間を潰す(彼氏)

こんな感じである。

今日は水彩セットを持ち歩いているからカバンが重い。普通に飲む用のお茶500mlと、筆洗い用の水500ml、計1L持ち歩いてる。運動部のパシリみたいだ。

まずは百均に行った。とりあえずアイマスクをカゴに。
あと、持ち歩き用の水彩画筆っていうのがあって、持ち手の部分に水を入れれるようになってて簡単に外で水彩画が描けるという品物があるはずなんだが、百均にはないようだ。昔、どこで買ったんだったかなあ。札幌のどこか……。

散歩。途中のセブンで、夜中に描いてた運動不足解消用チェックシートを印刷する。自分の絵が3次元に残っているという恥ずかしさが少しある。

散歩。
歩いてたら東急百貨店に着いた。東急ハンズで手帳を見よう。ついでに筆も見よう。

筆→なし。なんかすごく規模縮小した?全然画材無いね。売れないのかなあ。

手帳→あるにはあるけど、保留。

〜そもそもなんで手帳を今更欲しがっているのか〜
彼氏が睡眠障害を治すためのクリニックで、毎日行動記録表をつけろと言われている。それで、起床時刻・就寝時刻などをメモるものが欲しい→手帳かな、手帳買お〜っと。みたいな流れでこうなっている。

手帳見てたら、「なんかリングメモでもいい気がしてきたな」と言っている。まあなんでもいいんじゃない?

ハンズ、何も買わず。東急のエスカレーター長いねえ〜。

晴れていて気分がいいのでチカホではなく、外を歩く。
道中、信号待ちをしていたら前の女性のカバンからサロンパスが落ちてきて、咄嗟に「湿布落としましたよ!」と声をかけたら女性が「あら!よりによって湿布なの恥ずかしい!ありがとうございます〜」と照れさせてしまった。別に、「落としましたよ!」と拾うだけでよかったな。なんでわざわざ「湿布、落としましたよ!」と品名を言ったのだろうか。人間の咄嗟の対応力というのはこういう時に差が出る。

大通公園、みんな元気に遊んでいる。まだライラック祭りやってるのかな。そっちの方には行かなかった。

文房具屋のセントラルに行く。私はすっかり手帳を見るのかなと思っていたのだが、彼氏は「え、筆じゃないんですか」と思っていた。双方文房具を欲しがるから食い違ってしまった。

まあついでに……と手帳を見る。高橋の手帳以外は30~50%オフになっていた。そりゃそうか。
来年の手帳ロルバーンにしたい、絶対。ロルバーンの手帳じゃなくて、ロルバーンの入れ替えれるやつ、あれを手帳にする。決めてる。任せて。バイト、絶対次は成功させてみせるから。

まあまあ、手帳は置いといて画材コーナーへ。
3階。いつも2階までしか行かないな。
画材いーっぱいある。お目当ての持ち歩き用筆も見つけた!……か?なんか、水習字用って書いてるけど。まあ、これかなあ。でもそっくりだなあ……。

とか思いつつ水彩画材コーナーみたら壁に持ち歩き用筆がたくさん掛かってた。こっちこっち〜!危な。習字するところだった。多分ぺんてるとかの、「初心者にも簡単」というキャッチコピーが付いてる中くらいの太さの丸筆を買った。ああ、無駄な出費……。未来への投資でもあるが。

セントラル3階に、行きたいと思っている原田治展のチラシが置いてあったので見る。可愛いなあ。チケ代前売りで1300円、当日券だと1500円かあ。くう〜。迷うね。

大通公園に戻る。ベンチが空いてなくて、(正確には1つ空いているベンチを見つけて向かってたら、先を歩いていた六花亭の大きな紙袋2つ持ったお姉さんが座ってしまったので、座れず)噴水の周りのベンチに座った。
噴水、キッズたちがめちゃくちゃはしゃいで歩き回っている。ぐるぐるぐるぐると。オムツ一丁で水浴びをしているキッズもいた。大胆な教育方針。

水彩画を描く。正直、苦手である。ただ、2年前無職のとき、絵を描くのに凝っていた時期があって、入門用の透明水彩の絵の具を買ったりしたから描く環境が揃ってるだけ。いわゆる宝の持ち腐れ?下手の横好き?ってやつです。

ちなみになんで急に外で絵を描こうかと思ったかというと、このツイートを見たから。

このツイートで伝えたかったことは、アルミの名刺ケースが持ち運びパレットとして便利だよという事なのだけど、それより描いてる絵とか、外で絵描くんだ!っていうところに「かっけぇ〜」となったのだ。チョロい。

百均後ぐらいで気づいてたけど、鉛筆と練り消し持ってくるの忘れてるな。主線ゼロ。下書きゼロ。絵、下手なのに。
出来上がりがこちら。

ハースストーンという全然知らないソシャゲやってる。

ボブカットメガネなら誰でもええやないかいという感じがするが、彼氏は「上手いねえよしよし」と褒めてくれた。私の扱いが上手いので。

で、そういえば彼氏って大学も休みもずっと同じリュック背負ってるからペンの1本や2本持ってるのでは?と思い、訊いたらシャーペン持ってた。ちょっと〜、先に言ってよ。
ということで借りてスケッチ。

桐島聡?

元々無愛想な方ではあるが、完全に法廷画である。容疑者になってしまった。LINEやTwitterのアイコンにしなよーと言ったらめっちゃ嫌がられた。ただ、妙に似ている。叔父さんぐらいの距離の人の顔。

群ようこの『三人暮らし』を持ってきていたが、なんかもう疲れて読む気になれなかったので本を読むのはやめた。

ちょっと歩いて丸井今井のフライングタイガーを見る。欲しいけどいらないような、面白いけどいらないような商品が沢山置いてある。
フライングタイガーって水彩画用紙を安く置いてるけど質はどうなんだろう。本気の水彩画家さんのレビュー、気になります。

さすがにお腹減りすぎてもう動けなくなるよー!となったので、小腹を満たす。でも、お金が無いからどこに行こう……とウロウロしたら結局札駅のミスドに着いた。2人で4つ、660円。一旦私が払ったんだけど、彼氏が万札しか持ってなくてとりあえず借金という形になった。

軽い躁状態で家を出たので、お金を使いすぎないように2000円だけ財布に入れて来たら札がゼロになった私の写真。

ミスド食べて、彼氏の面接終わるまで待って、一緒に帰ってもらおうかなーと思ったけど、なんか気分落ちこんできてるから帰ることにした。じゃ、お互いバイト受かるように頑張ろう。

テクテク。帰りも散歩の一環。夏に近づいてきて、日が長くなって嬉しい。

帰宅!即、米を炊く。
その間にプリントした自分の絵をカットしたりしてみる。

A6にしたかったので、A4用紙に4枚収まるようにした。
使用例はこんな感じ。

毎日運動してえ〜。ちょうど花丸シールが収まる円で良かった。外に出れない日はよさこいソーランを踊ることにした。道民だし。

米が炊けた。桃屋の刻みニンニクをドカッと乗せてかっ食らう。くっせ〜!でも元気が出た。

早く風呂入って寝るぞ!おやすみ。

それでは。
2024-05-27

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