私とあの子
課題のために起きてた
いつのまにか部屋は真っ暗で
仰向けになって天井を
眺めてる私は何をしてるの?
充電中の端末 手に取って
インスタグラムを開く
そこにはあの子の名前
理想的な世界が広がっている
なんでこの子ばかり
また無意識に惨めな自分と比較している
充電済みの端末 線は繋がったまま
寝たフリをしながら考える
こんなこと考えてたら
いつの間にか 外はあかるくて
外には白い世界が広がっていた
なんだか自分が寂しいやつに見えてきたな
私の涙なんて溶けた雪と一緒に忘れられていくんだね
「そろそろ、ねようか」
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