歩いて飲んで食べる春
桜色の風景にぴったりのアレがほしい。
小牧幸助は昨晩、3月23日にそんなことを考えておりました。どうやら私が住んでいる東京の桜の開花予想は3月25日らしいのです。もうすぐではありませんか。こうしちゃいられないと私は夜のうちにネットショップでアレを購入しました。
そうして今日届いたのがこちらの小箱です。届いたものを開封するのは、中身を知っていてもワクワクするものですよね。さっそく、開けてみましょう。
見えてきたのは丸いもの。何だと思いますか？
正解は、タンブラーでした！ DEAN&DELUCAのステンレスタンブラーです。260mlの小ぶりなサイズ感が気に入って買いました。見た目もスッキリとシンプルで良い感じですね。
このように蓋をスライドすると飲み口が現れる仕組みです。スマートな設計です。
蓋を完全に外すとこんな感じ。パーツが少ないので洗いやすそうです。
さっそくコーヒーを淹れてみます。いつもは家でゆっくりコーヒータイムを楽しみますが、もう春ですから、ちょっと近所を散歩しながら一服しましょう。
家の近くの公園には桜の木が多く植えられています。花曇りの空を見上げると、桜の枝の蕾がぷっくり膨らんでおりました。
ユキヤナギもいたるところで小さな白い花を咲かせていました。曇り空が似合います。名前も軽やかで品があり、すてきですよね。
春めく景色に囲まれて、ベンチでコーヒーをいただきます。私は近々、引っ越しを考えておりまして、その準備で忙しない日々を送っています。こういうときにこそ、桜色の気配に包まれながら、時間を忘れてコーヒーを飲む時間が要ります。
早咲きの桜を見つけました。ほんの少しだけ咲いている桜もまた風流ですね。しかし、花より団子ではありませんが、お腹が空いてきました。もう夕飯どきです。そろそろ帰りましょうか。買い物をしてから家路につきます。
買ったもののひとつは、季節の新じゃがです。小ぶりでかわいいですね。
泥を洗い流したあと、皮つきのまま芽だけとり、適当なサイズに切ります。
もうひとつ買っておいたのはレモンです。切ると爽やかな香りが広がります。
バターにパセリ、さきほどのレモン半分の絞り汁、その皮とニンニクをみじん切りにしたものを入れ、塩を少々かけて、混ぜ合わせます。
熱した鍋にオリーブオイルを加え、切ったジャガイモと、皮つきのニンニクをひとかけら。蓋をして、しばらく待ちます。
ジャガイモに火が通ったらキッチンペーパーで油をとり、混ぜ合わせておいたバターとパセリとレモンのソースを加えます。全体を混ぜ合わせたら、完成！
美味しそうにできました。トマトも添えると彩りがよくなりますね。ジャガイモのホクホクとした食感がレモンの冴えた風味によってはっきりして、バランスのとれた味わいです。牛乳がよく合います（牛乳好きの勝手な感想）。
ちなみにこちらの料理はバーミキュラのレシピを参考にしております。簡単で、とても美味しいので、オススメですよ。
食べながら、桜色を眺めつつコーヒーをいただいた時間を思い出すと、なんだか良い一日だった気がしてきます。明日からまた引っ越しの準備をがんばれそうです。
桜が満開になったら、タンブラーでコーヒーを持ち歩きながら、またこうして写真を撮って、みなさまにお届けできればと思います。その時間がとれるよう、引っ越し作業を毎日コツコツ進めておきますね。
ではまた！
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