感情を顔に出したらダメなのか
昔から思ったことはすぐに顔に出てしまう。
直そうと思ったこと何度もあるが治らない。
そして、今そんな自分が好きだ。
1 感情のでる素直な顔
顔に書いてありますとは私のことだ。
思っていることはすぐに顔にでる。
言わなくてもわかると言われることも多い。
それくらい、心と直結している。
私は、そんな子供のような自分から大人になりたくて
何度もポーカーフェイスを試みた。
3秒と続かなかった。
面白かったらおもいっきり笑うし
つまらなかったら口がとんぎる。
納得いってないと不満そうな顔になり
気になると前のめりになって聞いてしまう。
大人になって仕事を始めると
「顔に出すな。」
と言われたが、結局私は直らなかった。
直そうとすると、顔の筋肉が引き攣るのがわかった。
素直に笑えなくなっていることに気がついた。
2 「おめん」の絵本との出会い
ポーカーフェイスを諦めて、無事に結婚して子供が産まれたあと、
図書館で「おめん」と言う絵本に出会った。
心の中の意地悪な気持ち
ある日、お面に出会い、
お面をつけると意地悪な気持ちの通り
嫌いな奴らは不幸になっていく。
そんな日を続けていると
自分の顔はおめんのような怖い顔になっていた。
と言うおはなしだ。
人の心と顔は直結している。
歳をとると顔に性格が現れる。
穏やかな人は穏やかな顔に
気が短い人はイライラした顔に
意地悪な人は意地悪な顔に。
人生を楽しんでいたら
好きなことをしていたら
きっと硬らない優しい顔になるのかもしれない。
私はそんな人生を送って
いい顔のおばあちゃんになりたいと思っている。
3 顔がぴきぴきするときは
仕事をしていると
自分の思う通りにはなかなか進まない。
人間関係は難しい。
家族なら思ったことを素直に言えるし
して欲しいことは伝えられる。
でも職場では、人はなかなか思い通りに動かないし
かといって思ったことを全部口にしていては
仕事を円滑に進めることはできない。
ある程度の我慢は必要だ。
そうこうしていると私の顔はピキピキしてくる。
そんな時は深呼吸。
思いを我慢しすぎるとおめんの顔になってしまう。
かといって言いたいことやって欲しいことだけを相手に求めてもいけない。
深呼吸して
今、自分にできることは何か
それを考えて、没頭する。
もし誰かと協力してやらないといけないことであれば、
相手に何をして欲しいか
をシンプルに伝えるだけだ。
それで相手ができなければ、自分がやればいい。
顔のピキピキにを早めに気がついて
対処していくことが、
自分が楽な顔でいられる方法。
我慢しない。
素直に生きる。
そうすれば
楽な顔したおばあちゃんになれるかもしれない。
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