アフターコロナを考えた前売り券、お食事券「愛のお買い物券」とは
※こちら有料記事にするのをやめ、無料のままにします。
1人でも多くの店舗経営者様に届きますように。
私はコルメキッサというセレクトショップギャラリーを経営している。
突然の新型コロナウイルスの発生により、既に営業自粛して2ヶ月半になる。
3月の売り上げは散々なものだった。
なんと、95%減という、絶望的な売り上げ。
前売り商品券などを販売しようかなども頭をよぎったが、それはやめた。
普通に前売り券を販売しても、その場しのぎにしかならないのが分かっていたからだ。
今現在は確かに収入になり、助かる。
だが、長い自粛期間が解けて、いざ営業開始となった時、どうなるだろうか。
そう、
商品券でのお買い物が増える。
つまり、新規の売り上げを取るのが難しくなってくるのだ。
この問題点を何とか出来ないだろうか?と常に考えていた私の頭に、ようやく1つ答えが見つかった。
それは、
「愛のお買い物券(愛のお食事券)」
というものだ。
特に飲食店経営の方、個人店経営の方に参考にしてみていただきたい。
まず、その場しのぎという問題点を解決するため、3つの決まり事を作る。
「愛の商品券(前売りチケット)」の販売方法
① チケットの期限を2年から5年と、長く設定する。
②チャージ式のように使えるように配慮する。
③お買い物(もしくはご飲食)の際、愛の商品券を利用できるのは、お買い物した金額の半分と前もって決まりを作っておく。
それぞれ説明しよう。
①の、チケットの利用期限を2年から3年など期限を長くする理由は、
お客様に長い期間お店を支えていただけるように。
また、この後説明する③の決まり事も関わるためでもある。
②お買い物券ないしお食事券などはチャージ式にする。
これは難しい機械を使うという意味ではない。
例えば1万円のチケット権利を購入していただいたとしよう。
そこから、お買い物していただいた金額をマイナスして行くというやり方だ。
交通カードのように使うのを想像していただくと分かり易いだろう。
権利なので、毎回残額を店側で記録して行けば、実際の券も必要ない。
通販のある店舗の場合、通販でもこの方式で利用可能だ。
ちなみにこれを書いている私もネットは弱い。
そして1番大事なのは③。
お買い物券でお買い物していただく際、お買い物する金額の半分のみが使えると決まり事を決めておく。
簡単に例を出そう。
5000円のお買い物をしていただくとしたら、
その内2500円がお買い物券からご利用いただけて、
残2500円は現金やカード決済、キャッシュレス決済など、
とにかくその場でも売り上げが入る仕組みにさせていただく。
ここでは半額と書いているが、
細かな決まりはそれぞれ決めれば良いと思う。
(が、やはり半額が1番わかりやすく妥当だとは思う)
この愛のお買い物券、商品券の狙いは、
今だけでなく未来の収入減を残しておくということ。
そしてお買い物してくださったお客様には、応援していただける分、
長期間お使いいただけるようにすること。
そして、その長い期間をかけて、支えてくださるお客さまとの関係も深めて行けば尚更良い。
加えて、それぞれお礼の気持ちのプレゼントを何かをつけると尚良いだろう。
簡単な例で言えば、
・珈琲チケットだったら、愛のチケット購入で1杯無料でプレゼント
・飲食店なら、愛のお食事券ご購入の方にデザート一品プレゼント
・販売店では、オリジナルグッズプレゼント
とにかく感謝のプレゼントはつけた方が絶対に良い。
今コロナで金銭的にも精神的にも余裕のない私たち店舗経営者だが、
今この時期に助けてくださるお客さまへの感謝だけは絶対に忘れてはならない。
今大変な状況の実店舗経営者の皆様に読んでいただきたい為、
暫くの間無料公開にします。
↓
やめました。無料でいつでもお読みいただけるようにします。(2020/05/30)
経営者同士、
お客様と手に手を取って、乗り越えていけますよう。
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