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子供と出来る4つの瞑想

【最初に】
今回は、「イメージを使った4つの瞑想」をご紹介します。


この瞑想は、小さなお子さんでも出来ます。
ご両親がシンプルに説明してあげれば、充分理解できると思います。
これは、修行したフランスのプラクティス・センターで習った瞑想です。


【瞑想の効果】
とにかく忙しくて落ち着きたい、ストレスフルで、頭がいつまでも回っていて、休めたいのになかなか寝付けないなど…そういう方にもオススメです。

僕は、仕事の前や寝る前などに、特に意識して行っています。

心の止まり木、真にホッとできる時間になり得る瞑想です。
それでは解説します。


【準備】
この瞑想は、小さな小石を4つ使います。
もちろん、小石なしでも出来ます。お好きな方を選んでください。
またパワーストーンやブレスレットを使う事もできますよ。

瞑想の初心者の方や、小さなお子さんには、小石を使う方法をオススメします。

なぜなら、小石をお腹の辺りに持って瞑想する事で、
自然と意識がお腹に落ちるからです。

すると、思考が鎮まりやすくなり、瞑想に入りやすい。
というメリットがあります。

とは言え、
「この瞑想は、いつでもどこでもできる」ので、
職場や電車の中、テレビのCM中、ベッドで横になっている時など…
小石を使わない方法も試してみて下さい。

【小石を使う場合】

小石を使う場合は、4つのうち1つを選び、それぞれの象徴して使って下さい。
手のひらに石を置いて、少しの間、眺めます。

そして、手をお腹の位置まで下げて、
「花・山・水・空間に変身する」呼吸をします。

使い終わった石は脇に置きます。
そうして残り3つの呼吸法も、同じ様にします。

【お手軽、4つの要素に変身する瞑想】

それでは、これから4つの瞑想を解説して行きます。
遊び心をもって、呼吸する時間を楽しんでみて下さい。


【1つ目の呼吸】最初は、「花に変身」します。

「息をすって、私は花。」 (花に変身する)

「息をはいて、私は新鮮。」 (フレッシュさを感じる)


これは、美しさをチャージする瞑想です。
あなた自身が地球に咲く、一輪の花だという意味です。

咲いたばかりの花のように、
「瑞々しさ」をこの呼吸でチャージし、あなたの全身で表現してみて下さい。

生まれたばかりの様に、微笑みを全身で讃える時、
それを1番最初に受け取るのは、「あなた自身」です。

これは、瑞々しさを周りの人々にプレゼントする事でもあります。

生まれ変わったエネルギーは、
細胞に宿るご両親や、お友達、すべての命へと浸透して行きます。

【2つめの呼吸】 次は、山です。「山に変身」します。

「息をすって、私は山。」 (山に変身する)

「息をはいて、私は安定している。」 (安定を感じる)


次の呼吸は、あなた自身の力(フォース)をチャージします。山のように、どっしりと安定していて、ゆったりしている。その様なエネルギーを感じてみて下さい。

スピリチュアルの世界では、「グランディング」という言葉が使われますが、
地球にしっかりと根を張り、あなた自身の中心にパイプが通るような感覚で呼吸するのも良いと思います。

あなたが安定している姿は、あなた自身だけでなく、
周りの人々や地球も見てみて落ち着くものです。

これは、あなたという揺るぎない存在をプレゼントできる瞑想です。


【3つめの呼吸】 3つは、水です。「水に変身」します。

「息をすって、私は水。」 (静かな湖面に変身する)

「息をはいて、私はしずか。」 (すべてを映し出す)


この瞑想は、智慧とつながる呼吸です。
澄み切った湖の表面は、すべてを鏡のように映し出します。

明鏡止水という言葉があるように、あなたの心が鎮まっている時、
あなたの思考やジャッジを通さずに、物事をダイレクトに観る・経験することが可能になります。

あなたの明晰さ・深い理解は、自然と「愛や慈しみ」を生み出します。
これらもまた、人々やすべての生命への大きなプレゼントになります。


【4つめの呼吸】 最後は、空間です。

「息をすって、わたしは空間。」 (空間に変身する)

「息をはいて、私はじゆう。」 (自由を味わう)


この呼吸は、「私たちが肉体に限定されていない事」を体験する呼吸です。
心や意識は、どこまでも旅をする事ができます。

そして、空間とは間のことです。余裕のことです。

自分に余裕があると、
人に優しくする事や、気遣いなどが楽にしやすいかもしれません。

生花を例にしても、
あまりもぎっしりと生けた花は、せっかくの命が活きません。

心に充分なスペースを確保することは、
自分にとっても、他人に対する時でもとても大事な要素です。


【レッツトライ】

これらの瞑想は、数十秒から数分でも効果があります。
いかに、「エネルギーの変化が速い」のかを体験できるかもしれません。

夜、寝る前や朝の目覚めた直後に、
数十秒から3分ほど行うだけでも、気分とエネルギーを変えてくれます。

瞑想って、簡単なんです。


【瞑想のコツ】
瞑想の極意は、「楽しむこと」です。

「遊び感覚」でやるくらいの気持ちで、
気楽にさらっと瞑想するのが継続できるコツです。
真面目にやらない事なんです。

まずは沢山やってみる事…
それは自転車に乗る練習と似ています。

1度、乗り方を覚えれば後は、自在に乗れます。
瞑想も同じなんです。難しくありません。

そして。真に瞑想の効果を体験できれば、
「これは私の生活を変えてくれる!」という自信につながります。

良かったら、今回ご紹介した4つの瞑想を楽しんでみて下さい。 それではまた。

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