【虹の呼吸】
鬼滅の刃にハマっています。
作品の中で様々な呼吸法が出て来ますね。
今回は、イメージを使った
「呼吸を見つめる方法」をご紹介します。
これは「マインドフルネスの基本の呼吸」になりますが、極意とも繋がっています。アルファーであり、オメガでもある。そんな感じです。
と言っても、とてもシンプルな呼吸法なので、ご安心ください。
【準備】
これから虹をイメージしていくのですが、
あらかじめインターネットで好きな虹の画像を見つけておいて、記憶の片隅に置いておくのも良いかもしれません。
【虹の呼吸、実践】
それではこれから、イメージで虹を作っていきます。
目を瞑っていても、目を開けていても良いです。
虹をつくる時、指を半円状に動かして、
虹をなぞる様にするとやりやすいですよ。
では実践に入ります。
「息を吸いながら、目の前に綺麗な虹が、
端の方から徐々に作られていくのをイメージしてください。
息を吸うだけ、虹がどんどん横に広がっていきます。
息を吸い終わったら、虹は完成です。」
「今度は、息をはきながら、
完成した虹を反対側からゆっくり見つめてみましょう。
この時も、
指で完成した虹の端から最初の地点に戻る様に、なぞるとやりやすいです。
息を吐き終わったら、
また息を吸いながら、新たな虹を作って行きます。」
【ポイント】
呼吸の深さによって、虹の長さが変わります。
でも、呼吸をコントロールする必要はありません。
息が短ければ、短いままに。
息が長ければ、長いままに。
無理に長く吸う・吐くような事はしなくて大丈夫です。
無理にそうすると、息が乱れ、疲れます。
ちょうど、テレビやスマホを観ている時を思い出してみてください。
リラックスして自然と呼吸しているでしょう?
瞑想の際も、リラックスして行う事がとても大事なんです。
なので、この虹の呼吸は、
「あなたのあるまがままを受け入れる呼吸」でもあります。
大きな虹も、小さな虹も、どれも美しいです。
いろんな虹を楽しんで下さい。
【虹の呼吸の効果】
この虹の呼吸は、
自分の呼吸と仲良くなる呼吸法です。
先ほど、「あるがままを受け入れる」と言いましたが、
これは、自分自身や物事を俯瞰して観る訓練にもなります。
自分の内側、そして外側でなにが起きているのか…
俯瞰して観る事ができれば、
鳥のように風に乗って、軽やかに生きる事ができるかもしれません。
もちろん、練習は必要です。
僕はこの呼吸法を起きている間は、なるべくずっと行うようにしています。
(虹のイメージは使っていません。ただ呼吸を観察だけです。)
【効果その2: 集中とリラックス】
呼吸と仲良くなると、勉強や作業、人と会話など…
目の前のことに集中しやすくなります。
また例えばですが。
この呼吸法を練習しておくと、緊張した時も、
「あ!いま緊張しているな。」とすぐに気づく事ができます。
細かな心拍数の変化も察知できる様になります。
緊張に気がついたら、
この虹の呼吸をほんの少しやるだけで、リラックスできるかもしれません。
なぜなら、呼吸はそれ自体に「癒しの力」を秘めているからです。
【マインドフルネスと呼吸、そして智慧】
こんな風に、俯瞰する賢い鳥のような視点で、
呼吸に親しめば親しむほど、「自分の状態に気づく事」が容易になります。
これが「マインドフルネス」の練習のひとつです。
良かったら、試してみてください。
それでは。