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長野旅行 〜渋温泉と地獄谷編〜

2025年最初の温泉旅は、長野県の渋温泉!
名古屋から特急「しなの」に乗ってビューンと長野へ向かいます。


名古屋 ⇨ 渋温泉へ

湯田中駅に到着。ここから地獄谷野猿公園や竜王スキーパークへのバスが出ています。
バスターミナルの景色が良すぎる!!
湯田中駅からバスで渋温泉へ。
山が雪と湯煙でけぶる、最高の冬景色。
反対方面を振り返っても見事な雪景色。
渋温泉にはこういう細い路地がいくつも走っていて迷路みたい。お湯を探す探検のようで面白かったです。
カラコロ、と下駄を鳴らして歩く人たち。
近くの宿の軒先にあった温泉卵
日が暮れ始めると、雪景色の中に旅館の灯りがぼうっと浮かんできて幻想的な雰囲気です。
今回お世話になったのは「洗心館松屋」さん。
館内は綺麗でスタッフさんのサービスも手厚くて、とても快適に過ごせました◎
客室は純和風のお部屋。お布団を引いておいてくださっていて嬉しい!窓からはすぐ目の前の八番湯が見下ろせます。

宿の内湯は完全予約で、チェックインの際に当日夜(15:00〜22:00)と翌日朝(6:00〜10:00)にそれぞれ50分ずつ貸切にできます。各貸切時間に入浴してからも、まだ予約枠に空きがあれば追加で入浴も可能。
赤(1〜2人用)と青(3〜4人用)の2種類の浴室がありますが、湯温の調整がしやすいのと脱衣所が広いのとで、私は赤いほうにばかり浸かっていました。

贅沢に100%源泉掛け流し、加温や加水は一切なし。とはいえ源泉が50℃超でまぁまぁ熱いので、適温になるまで調整してから入浴します。
貸切という安心感からか、めちゃくちゃリラックスして芯から温まりました〜!

渋温泉 九湯めぐり

内湯でさっぱりしたら、さっそく外湯めぐりにGO!

渋温泉には、地元の人が毎日利用する外湯(共同浴場)が九つあります。 昔から大切に守られてきた外湯を渋温泉に宿泊するお客様にも解放し、渋の湯の恵みを楽しんでいただけるのが「九湯めぐり(厄除巡浴外湯めぐり)」。
それぞれ源泉や効能が異なる外湯を、祈願手ぬぐいにスタンプを押しながらめぐります。
最後に温泉街を見下ろす「渋高薬師」へ参詣して印受すれば満願成就。
九(苦)労を流し、厄除け、安産育児、不老長寿のご利益があるといわれています。
歴史を感じる外湯のたたずまい、好みの肌触りのお湯を見つけたり、湯船での人々との語らいもまた、九湯めぐりの醍醐味です。

渋温泉HPより引用

九つも湯があるので2泊3日くらいないと厳しそう。どうしても時間がなかったら、一番湯〜三番湯、四番湯と五番湯はそれぞれ源泉が同じなのでどれか一つずつ選んでもいいかもしれません。

一番湯。ここは始まりの湯ということで渋温泉の中でも湯温が低め(40〜42℃)なので、まずはここから湯めぐりスタートすると体が慣れやすいかもしれません。
二番湯
三番湯。渋温泉は全体的に湯が熱くて、朝一番は湯温調整が必須。
ベトナムから来ていたお姉さんと一緒に必死になって湯船をかき混ぜて調整しました。笑
四番湯。
五番湯と源泉は一緒ですが、湯船はこっちの方が大きめ。
五番湯。
渋温泉の中で一番好きだったお湯。源泉温度は80℃近く、他にはない硫黄臭がふわふわ漂ってきて「あぁ温泉入ってる〜〜!!」とため息が漏れました。
浴槽がタイル張りでレトロなのも良き。
六番湯
この六番湯以降はそれぞれ源泉が異なるので、一つずつ入ってみてもいいかも◎
七番湯。
鉄の香りが意外と強く、割と適温でした。
八番湯。
九番湯の大湯。ここだけは日帰り入浴ができます。
カーキ色の濁り湯はほんのり鉄の香りがしてめちゃくちゃあったまる〜〜!
これで九湯コンプリート!あとは真ん中の高薬師にお詣りして印授して完成。
番外編、九番湯の隣にある足湯。
よくあるほのぼのした足湯とは違ってガチの源泉掛け流し(50℃超)なので、勢いよく足を突っ込むと本当に足が死にます。笑
こちらは渋温泉の突き当たりにある信玄公の足湯。冬は湯面からホコホコ湯気が立ち上っていて雰囲気最高◎
渋温泉は信玄公のお気に入りで、ここ温泉寺も厚く保護されていたようです。

猿が浸かる温泉、地獄谷へ

自分が温泉に浸かるのもいいけど、有名な「温泉に浸かるお猿さん」も見てみたいっ!ということで湯田中駅からバスに乗って「地獄谷野猿公苑」へ。

バスを降りてからずーっと、こんな感じの雪道をひたすらてくてく歩いていきます。片側は急斜面なのでくれぐれも通行にはお気をつけください。
30分くらい歩いてようやく辿り着いた‥‥と思いきや、ここから更なる石段と坂道が続きます。
よ、ようやく辿り着いた‥‥雪道を約40分、へろへろです。。。
チケット売り場からも少し歩くと、第一猿発見!!
すると……
わぁーーーー!!温泉だー!!
みんな気持ちよさそうに浸かってるーー!!
雪に降られ山道を40分歩いた疲れも吹き飛ぶ光景。。。夢中で猿を眺めながら写真を撮ってしまいました。
いい顔〜〜〜
多分こちらが群れのボス。
みんなボスが来るとそーーっと距離を取ってた。笑
お互いに毛繕いしてるのが可愛い◎
雪が降り積もる後ろ姿がかわいい、、、
みんなで固まってお団子状態で入っていました。
その一方で、独りで源泉にいちばん近いところを独占する猛者もいました。。。笑
おててかわいい
温泉以外の公苑内にも猿はたくさんいて、その辺りの木に登ったり追いかけっこしたりしていました。
なんだか一番自然らしい表情の猿を見た気がします。かわいい。
ちょっと遠くから見るとこんな感じ。人間が猿を見にきているのか、わざわざこんな山奥まで来た人間を猿が観察しているのか……笑
海外では「スノーモンキー」として大人気らしく、日本人は私くらいしかいませんでした。

たくさん写真を撮って猿を観察して満足したら、いざ下山!
とはいえ当然ですが山は下の方が難しく………何回も転びかけて3回尻餅を着きました。。。

3回目の尻餅の時、通りがかったおじさんが「元気だしィ!」と言いながらくれたツルヤのチーズパン。
優しい………!!!


こんな感じでお尻は痛いけど猿と温泉に癒された旅路でした。
後編(小布施&善光寺編)に続きます。

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穀雨
喫茶店に行ってきます〜

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