【黒糖焼酎 蔵紹介】原田酒造
こんにちは【黒糖焼酎飲もうでぃ!】前田“まえぴょん”秀樹です。
【黒糖焼酎 蔵紹介】今回は沖永良部島の原田酒造さんを紹介します。
原田酒造(株)/はらだしゅぞう
創 業:昭和22年(1947年)
蔵人数:5人
代表者:原田 孝志
工場長:田中 勇一
HP:http://www.haradasyuzo.com
歴史
1947年(昭和22年)、沖永良部島知名泡盛を造っていた久木田酒造よりのれん分けする形で初代・原田孝次郎氏が創業。氏は酒造りだけでなく島の電力事業にも関わっていた。
1957年に工場を現在地へ移転。
二代目で現代表の原田孝志氏は、高校を卒業後の1965年(昭和40年)に帰島し、18歳から蔵の仕事を手伝い、25歳で蔵を引き継ぐ。
蔵の特徴
小さな蔵が生き残って行くためには、他にない蔵の個性を打ち出せる美味しい黒糖焼酎を造らなくてはとの考えから長期貯蔵銘柄を開発。
昔から「黒糖焼酎は寝かしておくほど熟成し価値が増す」と言われるが、敢えて5年もの長期貯蔵銘柄を代表銘柄としている蔵は原田酒造だけで、そのこだわりと覚悟のほどが伺える。
酒造りの特徴
代表銘柄の「昇龍」は、5年貯蔵の原酒をベースに樫樽で風味付けし5年貯蔵した原酒をブレンドすることで、香り豊かでコクのある味わいに仕上げられる。
他の銘柄も短いものでも3年、長いものでは10年を超す貯蔵・熟成を経て出荷され、常圧蒸留のコクと充分に時を経た原酒ならではの芳醇な香りとまろやかさが楽しめる。
主要銘柄
昇龍
満月
バーレル 等
ひとこと
黒糖焼酎には[時間]にしか作り得ない味わいがあります。
それは表面的には珊瑚隆起島ならではの平な地形でありながら、長い年月が作り出した大規模な鍾乳洞を地下に持つ沖永良部島そのもの。
熟成期間という時間を贅沢に使って作られる原田酒造さんの酒たちは、まろやかさと深みが秀逸で、さまざまな飲み方が楽しめます。
いかがでしたでしょうか?
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今回はこの辺で、次回もお楽しみに!