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戯言のはきだめ

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小言や戯言をかき集めたものです
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記事一覧

ク人桜 ~クソみたいな人生に添える桜~ 夙川 桂川編

   春です。 新生活の始まる季節です。本当に? 皆さんの生活が始まっている中ぼくの生活…

御手洗 翅颺
7か月前

ギャラリストは"倍率数十倍のコンペをいくつも突破した画家"より"受賞歴ゼロだけどフ…

相変わらずぼったくりアート業者からしか連絡がない😭😭😭 最近メッセージを送ってきた業者は…

御手洗 翅颺
7か月前

「独学」作家を名乗らない

ヌルヌルのスキンヘッド越しに眺めるスカイツリーは どこかいつもより誇らしげに見えたんだ。(…

御手洗 翅颺
8か月前
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超短編:石田徹也と石田徹也以後のアート論考

今、モーレツに石田徹也について考えている。 今月の家賃と食費の次くらいに石田徹也について…

御手洗 翅颺
8か月前
5

声の大きな人たちのことが嫌いな現代アーティストたちが声の大きな人たちが生み出した…

ぼくです。 日本の現代美術史には3通りの人間しか存在しない。 鴨居玲か、石田徹也か、それ…

御手洗 翅颺
9か月前
6

どの系譜にも自分がいない

ぼくです。 12月の中頃に顔面の帯状疱疹になってからはや1ヶ月、 まだまだ完治する気配がな…

御手洗 翅颺
10か月前
3

誤謬まみれの美術業界の海の中で兼業画家のぼくは企業野球部員の幼馴染の夢を見る ~ディレクターズカット版~

ぼくです。 最近美術界ではとあるアカウントによる「作品の売り上げからギャラリーが手数料を50%も取るのは高すぎる」という批判ツイートを皮きりにギャラリー批判側とギャラリー擁護側が論戦を繰り広げるという出来事があって(ちなみにぼくはもちろん批判側ね)、 ギャラリーやギャラリーと仲良しこよしの作家たちがお涙頂戴ストーリーだったりあの手この手を使ってギャラリー擁護のためのとんでも話法を繰り出していてさすが論点逸らしの総合商社かよと感心していたんだけど、 こういう論争になった時必ず

全て年の瀬の所為

※この記事は純然たる愚痴です。 11月某日。第32回美浜美術展にて福井新聞社賞をいただき受賞…

質問が届いたので「なぜぼくが関西美術界と距離をとることにしたのか」についてきちん…

質問箱にこんな質問が届いた。 だいぶ迷ったんだけどせっかく質問いただいたので答えられる範…

閑話休題~中学時代の message for~

中学の頃の話。 英語の先生でⅠ先生って人がいた。当時で多分30代中盤くらいの小太りの男の…

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薄くて均質的な才能

基本的に若い人ほど才能が豊かだ。 物心ついたころから身の回りに創作活動に必要なツールが揃…

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「天才の壁」の向こうから今日もゴッホがこちらを見ている

何年か前に「バカの壁」という本が流行った。 自分から話題を出しておいてアレなんだけどぼ…

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「応援」とか「アドバイス」とかって正直どうよ?

美術をやってます。 ぼくです。 この業界はまあ飯が食えない。 仕事の掛け持ちなんかざらだ。…

「芸術は心を豊かにしてくれる」その心とはどの心のことか

※日本学術会議の任命拒否事件は明確に菅政権側に非がある。この記事はそのあと再燃した美術館「要」「不要」の論争に対するぼくの立場の話。 短文。乱文。 最近日本学術会議のニュースを受けてまた美術館は富裕層が楽しむだけで、庶民にとっては無駄のものか否か論争が再燃している。 ぼくは落ちこぼれなりにも美術畑の人間なので本音としては美術館(というか芸術、文化全般)は必要だ、と言いたい。 「本音としては」ということは、そう、「芸術は必要だ」と胸を張っては言いにくいと感じているということだ