美味アワード2022~授賞式編~
審査会のnote(https://note.com/kokusan_note/n/na250e00fc4f9)に引き続き、「食べるJAPAN」『美味アワード2022』の授賞式の模様をお伝えします。
先月1月19日に「居酒屋JAPAN2022」の会場内にて、「食べるJAPAN」『美味アワード2022』の授賞式を行いました。
*居酒屋JAPANと美味アワード2022の連携については下記をご覧ください。
https://izakaya-japan.com/bimi-award/
今年は、114品の商品が書類審査を通過し、服部幸應 審査委員長(学校法人服部学園 理事長 / 服部栄養専門学校 校長)、片岡 護シェフ(一般社団法人ChefooDo会長 / リストランテ アルポルト)をはじめとする12名の審査員の方が審査を行いました。
そして、書類審査を通過した114品の中から特別賞を含む54品を認定しました。
受賞商品
グランプリには、株式会社小玉屋(新潟県)「山のあわび 魚沼 天恵菇 お刺身」が選ばれました。
「山のあわび」は、天恵菇(てんけいこ)というプレミアムなしいたけの品種を使用しています。大きさ・肉厚・旨味の3拍子揃っているのですが、栽培の難しさから、あまり出回らない貴重なしいたけです。茸師(なばし)の会と呼ばれる椎茸のプロ集団に認められた生産者のみが作れますがその数は全国で10軒ほど。しかも1年中作っている農家はこの南魚沼にある「牛木きのこ園」の一軒のみ。このしいたけに一番驚かされるのは、大きさ・肉厚に加えてその旨味です。通常の椎茸に比べて旨味成分が3倍あるというデータがあり、その食感・旨味はあわびにも勝ることから、「山のあわび」として多くの方に知って頂きたいとファミリーダイニング小玉屋が開発しました。
「居酒屋JAPAN2022」の食べるJAPANコーナーでは、実物の天恵菇を展示していたのですが、見た目の大きさに驚いて立ち止まっていかれる方が多いのが印象的でした。
準グランプリには、昨年グランプリに選ばれた甲信食糧株式会社(山梨県)の「温泉ワインうなぎ白焼き」
圷ほしいも直売所(茨城県)の「硬派なほしいも ぷれすた」
山口県農業協同組合防府とくぢ北部営農センター(山口県)の「徳地やまのいも」
が選ばれました。
審査員特別賞
審査員特別賞には、
Firando(長崎県)「塩生キャラメルMANGETSU
株式会社伊吹島プロジェクト(香川県)「伊吹島釜揚げいりこ」
レストハウス・たんぽぽ株式会社(山口県)「白い山口女子美カレー」
株式会社トコフーズ(富山県)「日本海食べてご卵 (10個入)」
株式会社フジチク(熊本県)「馬刺しと焼酎の晩酌セット」
社会福祉法人はらから福祉会(宮城県)「はらからの逸品蔵王の絹」
Bunyan(北海道)「美人になるという…しゃぶしゃぶ肉」
かいふ農業協同組合JAかいふ牟岐女性部(徳島県)「実生ゆず果汁」
が選ばれました。
JALふるさとプロジェクト賞
JALふるさとプロジェクト賞には
ヤマカ醤油株式会社(山口県)「豆乳マヨ」
外食産業新聞社賞
外食産業新聞社賞には
倉敷花桜ハム 株式会社薫製倶楽部(岡山県)「金太郎ソーセージあらびき」
株式会社菓te-ri(宮崎県)「宮崎フルーツバター 日向夏」
おとりよせネット賞
おとりよせネット賞は、
株式会社染野屋(茨城県)「ソミート炙り焼き」
その他、認定全54点については、下記の「食べるJAPAN」ウェブサイトをご覧ください。
https://taberujapan.com/award2022/
また授賞式では、受賞者を代表してグランプリとなった株式会社小玉屋様をはじめ、準グランプリ、特別賞を受賞された方々へ、賞状・認定証が授与されました。
また、授賞式後には片岡護会長、日髙良実シェフによる「SDGsと外食産業」についてパネルディスカッションも行われ、日本の食文化の発展につながる有意義な時間となリました。
最後に
今年で「食べるJAPAN」『美味アワード』は2回目の開催となりました。多くの方にエントリーしていただき、今年もまた全国の素晴らしい逸品に出会うことができました。
今後も日本全国に眠っている「美味しい」を発掘し、生活者に知ってもらい、食べてもらうきっかけを作り、食文化の発展へ貢献するために尽力していきたいと思います。
今後も、ご協力をお願いいたします。