自己啓発本2冊〜THE MOUNTAIN IS YOU〜THIS is How you HEAL
まずは何度も何度も擦り切れるほど読んだ1冊
タイトルを率直に訳すと「その山はあなた」です。
国際結婚してすぐ主人となんだか会話の歯車がうまくいかなくて"問題"をたくさん抱えていた私はタイトルに一目惚れしました。
この本のタイトルを見て購入を即決。
私にとってのタイトルの和訳は
"その問題(山)は、あなた自身が作り上げていること"であることを意味していると感じたからです。
この本には、"Self-Sabotage"セルフサボタージュという言葉がたくさん出てきます。
この本を読んではじめてその単語に出会いました。
"自己破壊的"とか"自分で自分を傷つけること"と辞書では出てくるのですが、私が訳すなら"自暴自棄"が当てはまるかなって思います。
この本の中ではSelf-Sabotageは、自分の中の2つの欲がぶつかり合う時に起こると書いてあります。
その2つの1つは無意識に出る欲。
もう1つは意識して出す欲。
例えば、新しい自分に生まれ変わりたいと願う自分と、心の奥底では自分でも気づいてないところで変わりたくない自分との戦いに自分が巻き込まれていること。
前に進みたいのに、このまま止まっていたい。
そんなジレンマ。
そんな時に人は自己破壊的になることがあるという。
確かに八方塞がりの時って、何してもだめでもがけばもがくほど行き詰まりますよね。
塗ったばかりの乾いていない絵の具の上から、すぐ修正したくて、違う絵の具の色をどんどん重ねてしまえば修正できるものもできなくて、何の色も見えなくなって結局真っ黒になってぐちゃぐちゃになってしまう。
焦るな焦るな。ひとつめの絵の具の色がちゃんと乾いてから新しく色を足せば直せるから、とわかっているのに実際には難しいものです。
なぜそうなるのか、いつそうなるのか、それをどうやって止めるのか、何が私をそんなに傷付けているのか、ひとつずつこの本では説明してくれます。
自分がもう自分の人生なんかどうでもよくなりそうなときには、あ!例のSelf-Sabotageがまた来た!!!とこの本を引っ張り出しては読み返しています。
結婚したばかりで、国際結婚だから国の文化の違いなのか、旦那の人としての性格なのか、でもそれもアメリカ人だからなのか?!とか、たくさんの"違い"に翻弄されて、きっとお互いが相手にだけわかってもらうことを無意識に期待していた頃。
「新婚だから幸せでいなくちゃいけない」と、どうやったら幸せになれるかばかり考えていて、辛かった。
旦那にも"I want you to be happy."って幸せでいてほしいって言われて、周りからの幸せへの期待がプレッシャーだった。
幸せってどうやってなるんだっけ?って迷子だった。
この本の終盤この言葉を読んで、私が欲しかった言葉はこれだー!!ととても響いた。
きっとみなさんには、皆さんに響く言葉が必ず見つかると思います。
幸せは、もうそこにあることに気づくこと。
今ある幸せを数えた方が幸せに感じること。
その次に書いてあるのは、今の自分の人生の現実の世界に戻ってきなさい。だった。
今が辛い時って
変えられない過去ばっかり見て、
まだ知らない未来ばっかりに焦点当てていることに気づく。
現実逃避してもいいけど、今いる場所に戻ってくる。
それを心がけています。
【最後に】
I Am The Hero of My Own Life.
みなさまならどう意味として受け取りますか?
私が私に言うとしたらこう訳します。
ちなみに、日本語版も出ていて「感情戦略」というタイトルになっていました。
原本は、戦略本って感じじゃないけど、日本語だとそっちのが読んでもらいやすいのかな。
ちなみに、This is how you heal の方は、自分の中のMountainを明確にした状態で、HEALしていくために読むのをおすすめします☺︎